MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

子どもにどうやって「正しい持ち方」を教えるの? 箸が持てない母の苦悩


少し前、「箸の持ち方がおかしい。お嫁にいけないよ」と小学校の先生から注意されたというツイートが話題になった。

実際に「お箸の持ち方がおかしい人とは付き合えない」という声はよく聞く。
たしかに、食事をして不快かどうかは結婚相手を決めるときに重要だと思うので、「お嫁にいけない」という言い回しの古さはどうかと思うが、そう間違ったことは言っていないと思う。



かくいう私も、お箸の持ち方がおかしい。
2本の箸の間に中指を挟むことがどうしてもできないのだ。
子どものころからさんざん、親からは「お箸の持ち方が変だ」と言われてきたし、私自身直そうともした。正しい持ち方をしたほうが食べ物をこぼさずにうまくお箸を使えるし、そちらのほうが一緒に食事をする相手を不快にさせないことだって頭ではわかっている。

しかし、中指を挟む持ち方はどうしても私にとっては持ちにくくて、結局自己流の変な癖のまま大人になってしまったのである。

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虐待通報、されました ――児童相談所のガイドラインと、「しつけ」と「世間体」のはざまで

春の穏やかな陽気だった週末のある日、時間は午前10時頃であっただろうか。3歳の息子の「おもちゃ片付けない問題」を巡り、家庭内イザコザ(=ママが激ギレてテラスへ息子を締め出す)の末に、ご近所の方に虐待の疑いで通報されてしまうという事態が発生した。


「ピンポーン」のチャイムと共に現れた警察官5~6名+区役所の職員+児童相談所の職員を前に、筆者は瞬時に「……あっ!虐待と勘違いされている!」と状況を判断した。と同時に、通報したご近所の誰かが、我が家に対して抱いたであろう感情に、モヤモヤせざるを得なかった。

■しつけと虐待の線引きはどこに?


言い訳ではなく本当にそうなのであるが、私は、「子どもを傷つける目的」で行動したことはない。今回の我が家のケースで言うと、以下のような顛末であった。

・息子が部屋中におもちゃを散乱させて、遊び終わっても片付けない
・母が穏やかに「お片づけしようね」→息子無視
・母がだんだんキレてきて「片付けなさい」と声を荒げる→息子ニヤニヤ
・母は「あかん。暖簾に腕押しだ」と感じ、【我が家のルール】を執行

【我が家のルール】とは、子どもが親の言うことがまったく頭に入っていかない状況において、一旦、頭を冷やさせるために数分間テラスに締め出して、なぜ締め出されたのか本人に考えてもらう、というもの。アメリカのしつけでよく用いられる「タイムアウト法」(※)をベースとした発想である。
(※)タイムアウト法とは
望ましくない行動を減らすために用いられる行動療法の技法の一つ。人を攻撃するなどの問題行動が起きたとき、一時的にその場から引き離すことで、問題行動を強化する刺激から遠ざける。子供の問題行動への対応策などに用いられる。(出典:コトバンク)

「遊び終わったおもちゃを片付ける」という望ましい生活習慣を身につけてもらうために行った行為ではあるが、警察や児相の職員の方に顛末を説明している最中、なんだか自分が必死に言い訳しているような気分になり、さらにモヤモヤ……。

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スマホ脳×子育て脳で母のメモリ崩壊!? ――しょうゆせんべいは何枚?の謎

この部屋に何をしに入ったかを忘れる。
芸能人からご近所の人まで名前が出てこない。
メモをとったのに、とったことを忘れる。
ゴミ出しルールが変わろうものなら、なかなかアップデートできない。
……などなど、子どもを生んでから、脳の機能が低下したのでは?と自覚している方はいるだろうか。


加齢のせいか、睡眠不足のせいか、頭の中に消しゴムが発生したからなのか。私は健康診断の際、医師に相談しても、「育児中はよくあることですから」で一蹴され、もやもやしたまま7年が過ぎようとしていた。

そんなおり、「スマホ脳」という言葉を知った。
NHK『クローズアップ現代+』の特集によると、いつ何時もスマホを見ていると、物忘れが激しくなり、判断力や意欲も低下するというものだ。

スマホに依存すると30~50代の働き盛りでも、もの忘れが激しくなり判断力や意欲も低下するというのだ。患者の脳では前頭葉の血流が減少。スマホから文字や映像などの膨大な情報が絶えず流入し続け、情報処理が追いつかなくなると見られている。「スマホによる脳過労」「オーバーフロー脳」などと呼ぶ脳神経外科医も現れ、脳の異常は一時的なのか、認知症の初期症状なのか、議論が始まっている。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4249/index.html
NHK『クローズアップ現代+』2019年2月19日(火)放映分より


これ、わかりみが深すぎる。このページで紹介している「脳チェック」の項目はほぼ当てはまり、「心身健康チェック」も5つ。スマホだけに罪をなすりつけるつもりはないが、確実に影響は受けているだろう。


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「性教育を幼児期から、家庭で。」 ――ウェブメディア『命育』運営者インタビュー

東京都教育委員会が去る3月に、公立学校の教員向けの「性教育の手引」の改訂版を公表した。昨年、足立区の公立中学校の性教育の授業が、性交や避妊など、指導要領外の内容が含まれていたとして、都教委が区教委を指導して大きく議論を巻き起こしたことも記憶に新しい。

ここ数年、個人的にも強く関心を抱いている「性教育」というテーマ。
何か参考になる本やメディアはないかと思っていたところ、たまたまたどり着いたのが『命育(めいいく)』(https://meiiku.com/)というウェブメディアだ。


医師や助産師が監修協力に入る本格的な情報サイトだが、サイトのデザインやタッチは親しみやすく、柔らか。そして運営しているのはママクリエイターとのことで興味が沸き、プロジェクト代表の宮原由紀さんをはじめとする運営メンバーにお話を伺ってきた。


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昭和から平成、平成から令和、世代を超えて改元に思う

4月1日の午前11時過ぎ、PCの前に向かいながらも、もうすぐかなと時計をチラチラ。
11時半ぴったりにテレビをつけて待つこと数分、内閣総理大臣記者会見で発表された新元号は「令和」だった。

えっ、カッコいいじゃん!!かなりイケてるんじゃない!?

何となく、「新しい元号、全然しっくりこない~」と言っている自分を想像していたから、「令和」の響き、意外性、と同時に耳になじむ感じに思わずサムズアップしそうになった。


3年前、天皇陛下が「生前退位」の意向を公表されてから、ことあるごとに「もうすぐ平成も終わるんだねえ」と言いまくってきた。
この1年くらいはそこに輪をかけたように「平成最後の〇〇」と叫ばれ、見飽きた、聞き飽きた部分もあるが、年が明けてからはいよいよというムードも高まり、「もうすぐ新元号発表だね」「あと1ヵ月で改元じゃん」と割とワクワクもしていた。

そもそも普段の生活は西暦を使うほうが圧倒的に多いし、世間のお祭りムードには賛否あるものの、そう滅多にないことだし、何より「令和」の響きが気に入ってしまったので、個人的にはかなり本件を好意的に捉えてきた。

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