MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

そんなにベビーカーはお嫌いですか? -「電車内のベビーカー、ウザッ」と言う前に-

先日、久しぶりに途方に暮れている母子を目撃した。とある駅舎の階段上でのことである。

この駅、改札は2階にあり、駅の入り口とホームは1階にある。駅入り口から改札、ホームから改札に至るエスカレーターの「上り」のみはもれなく設置してあるものの「下り」は無い。エレベーターはどこにも存在しない。

何の因果かこのレアな駅を初めて訪れたと思しき母子。真新しいベビーカーに、まだ首が据わっていない小さな赤ちゃんを乗せた、荷物の多いお母さんは、キョロキョロと辺りを見回したり、赤ちゃんを覗き込んだり、携帯電話をなんとなくいじったりしながら、いかにも困っている。

周囲を行きかう人の流れは途切れなかった。つまり人々はせわしなく、途方に暮れた母子を素通りして軽やかに階段を下りていくのみだった。彼女らはあたかも、そのすぐ脇に設置されている担架とAEDであるかのように無視されている。せわしない人々の目には文字通り見えて無いのだろう、悪意は無いのだろう。たぶん。・・・続きを読む

「イクメン」ブームに続き、家庭を重視しながら仕事をする「スマジョ」が増えている

子育てに積極的にかかわり、ワークライフバランスに取り組む「イクメン」が、社会的認知を高めてすでに久しい。そしてその対義語ともいえる女性のライフスタイルとして、「スマジョ」が増えているという。

先週公表された、ソフトブレーン・フィールド株式会社が同社の既婚女性会員580名を対象に実施した「女性の働き方に関する実態調査I」によると、仕事を選ぶ上で大切にしていることは、「家庭に悪影響がでないこと」(72%)、「働く時間が調整できること」(68%)であり、「仕事内容が自分にあっていること」(62%)、「これまでの経験が活かせること」(17%)「収入が高いこと」(7%)以上に、自分の家庭や生活スタイルを重視しながら働きたい意識が高いということがわかった。・・・続きを読む

育児記録アプリで“ログる”ママが急増中

スマートフォンのシェア増加とともに、育児記録アプリがぞくぞくとリリースされている。かつてブログブームが起きたときに育児日記をブログでつけるママが急増したが、子どもの顔を不特定多数にさらしたくないママにとっては何かと不都合であった。
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その点、アプリであれば端末内で完結することができるし、なによりスマートフォンならタッチするだけでタイムスタンプとともに簡単にログを残せるから、手軽に子育て記録を付けたいママたちに人気となっているようだ。・・・続きを読む

ダイソンの羽根なし扇風機がファンヒーターに!子育て世帯待望の暖房器具か?

ダイソンは、「Dyson Hot + Cool(ダイソン ホットアンドクール)AM04ファンヒーター」を2011年10月20日より、全国家電量販店を中心とした小売店で発売を開始する(※オンラインストアでは9月15日より発売開始)。羽根がない扇風機として大いに話題となった、同社独自の「エアマルチプライアー」のテクノロジーを進化させ、暖気をより遠くまで送り届けてすばやく部屋を暖めることを可能とした。
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「子どもへの投資は3倍になって社会に戻ってくる」小宮山洋子厚労相は子育て世代の味方か?

9月に新たに発足した野田内閣の厚生労働大臣に就任した小宮山洋子氏。たばこ1箱700円発言で注目を集めた格好になったが、もともとは「子ども手当」法案そのものを推進してきた生みの親である。そのほか「DV防止法」「児童虐待防止法」「児童買春・児童ポルノ禁止法」の法案にも関わっており、女性・家族問題の政策通としても知られている。

ただ、民主党が政権交代の目玉のひとつとして挙げていた「子ども手当」は、この10月から来年3月までの特別措置として、3歳未満/小学生の第3子以降の支給額が月額15,000円に、3歳から小学生の第1・2子/中学生の支給額が月額10,000円に変更となり、小宮山氏も自身のホームページで「子ども手当を月額2万6千円とした約束を変えることは、お詫びをします」と述べている。

そのほか小宮山氏は、約5万人近くいる待機児童問題解決策としてはもちろん、就学前の子どもに幼稚園と保育園の垣根なく質の良い教育・保育を提供する上でも期待できる「幼保一体化」の推進役でもあり、今後、大臣としてどのような子育て関連政策を推進してくれるのかが気になるところだ。・・・続きを読む
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編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

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教育・家族問題、世界の子育て文化、書籍評論等、多彩な執筆を続ける。家族とともに欧州2ヵ国の駐在経験。

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経営、人材、ISOなど産業界のトピックを中心に、子育て、食生活、町歩きなど のテーマで執筆。二女の母。

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ウェブデザイナー・ライター。技術書籍やICT教育関連の記事を中心に執筆。著著に『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。

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フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

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