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親になったから、見えるものがある。

【プレビュー】NHKスペシャル『人体:生命誕生・見えた!母と子 ミクロの会話』――お腹の中でこんなことが起きていたとは!!

自分の子どものことを、「生きていてくれればいい、他には何も望まない」って思ったこと、あるだろうか? 私は、ある。そんな状況に直面したことがある人、事情は様々だろうが意外と多いんじゃないだろうか。

ところが、人間てけっこう勝手なもので、幸いにも生きていられた場合、「生きていてくれればいい」って確かに思ったことがあったはずなのに、フェーズが変われば子どもへの要求レベルは上がり、小言は言うし、イライラもする。それが現実だったりする。

でも時々ふと「生きていてくれればいい」の状況を思い起こすと、小言もイライラもあまりにささいなことに思え「まぁいっか、もっとのんびり行こうかね」っていう気になったりする。それは甘やかしとは全然違うレベルの感覚だ。

今週末、3月18日(日)に放映されるNHKスペシャル『シリーズ 人体』第6集『生命誕生・見えた!母と子 ミクロの会話』を見ると、なんだかそんな「ささいなことは、まぁいっか」っていう気持ちを、もっと宇宙的なレベルで感じることができてしまうんではないかな、と思う。


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お義母さんといっしょ ――結婚観・母親観・人生観、ぬか臭き伝統の打破

ひと昔前の結婚は、ぬか床に似ている。
その家ごとの味を守っているぬか床に、嫁という新しい「ぬか」が入り、なんだかんだありながら、かき回されて馴染んでいくような……。

馴染める「ぬか」は、ある意味幸せかもしれない。馴染めない「ぬか」は、居場所を探してしまいそうだから。


さて、以下は嫁あるあるともいえる、ある人の経験談だ。

・「嫁をもらいにいく」発言に対し、お嫁さんはモノじゃない、と憤慨。

・舅と姑の会話が聞こえてきた。
舅「おまえ(姑)が、嫁をしつけなさい」
しつけるとは何事!?と憤慨。

・葬式のときに、義理の姉に仏壇にあげる料理の位置をしっかり覚えておくように言われ、「私、家と結婚したわけじゃないです!」と親戚一同に公言してしまった。


けっこう威勢の良いこの女性、じつは私の義母である。
本人は「生まれた時代を間違えた」と言っているがさもありなん。40年前に、家ありきの結婚や、妻は夫の家に入るべし、という風潮をイヤと思えど公言する人は少数派だろう。

というわけで私の場合は、ぬか臭き伝統を打ち砕いてきた義母のおかげ&介護問題等が勃発せず、家系統の指示は受けずにフラフラしていられる。

これは……はっきり言って、かなりラッキーだ。

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ママスーツ姿の女性はなぜオバサン臭いのか

毎年この季節になると、ため息をつきたくなる。
女性誌やママ向けサイトに登場する、「入学式・卒業式におすすめのママファッション」という類の記事の存在に。そこにはだいたい、マナー講師によるこんなコメントが載っている。

「スーツ、ジャケット着用が基本です。でも、仕事用のスーツをそのまま着用するのではなく、女性らしい柔らかさも採り入れましょう。主役は子どもです。目立ちすぎる色や露出を避け、母親らしく控えめな装いに。色はネイビーや明るいベージュ、白などが望ましいですね。お祝いの席ですから、パールのアクセサリーやコサージュをつけて華やかさもプラスしましょう。ただしあまりギラギラと光るもの、大ぶりのものはおすすめしません」


いやー、なぜ控えめなのが「母親らしい」のか。なぜ柔らかさが「女性らしい」のか。
しかも、推奨される装いの写真の見出しには「よい母っぽさ」「母らしく」なんて書いてある。「よい母」って何なわけ? キリっと辛口で自己主張をちゃんとするハンサムな女性や、その場の雰囲気をガラッと華やかに変えるオーラのある女性は母親らしくないってか? 子どもを産んだらみんな静かに微笑んで一歩下がって過ごさねばならんのか。

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「子どもができたら妻には家にいてほしい」と断言する20代男性に、母になった私が思うこと

「子どもができたら妻には家にいてほしいので……。」
「自分の子どものことをよく知らない保育士に育てられたくないって思っていて。」
「僕はお母さんが家にいてめちゃくちゃよかったので、母親が家をしっかり見ていてほしいです。」
「子どもがある程度の年齢になるまではつきっきりでいてほしい。矛盾ですけど、奥さんには好きなことをやって輝いてほしい。でも家にはいてほしいです。」

こんな発言を聞いて、どんなことを思うだろうか。実はこれ、昨年末に朝日新聞DIALOGに掲載された「男子のホンネ座談会」から抜粋した、20代前半男性のリアルな発言だ。

おそらくこの引用部分だけでげんなりしたり怒りたくなった人もいると思うのだけれど、できればこのコラムを読んだ後にでも、前後編、なるべくフラットな気持ちで読んでみて欲しい。

「男子のホンネ座談会」【前編】
http://www.asahi.com/dialog/articles/00003/00001/
「男子のホンネ座談会」【後編】
http://www.asahi.com/dialog/articles/00003/00002/

■「育児と家事は女性の役割&責任」がこうも根強いとは!!


これが50代60代の男性の発言なら「世代がね……」と思えるけれど、これは大学生を含む20代の男性。正直に言えば私も一瞬かなり面食らった。「育児と家事は基本的には女性の役割」という大前提がちっとも過去のものになっていなくて、こうも「若い人たち」の頭の中にがっちり入っているとは……。

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おかあさんだから、メンズ服を着たいのか?

『あたしおかあさんだから』の歌詞が炎上し、作詞担当の絵本作家のぶみ氏と、だいすけお兄さんが謝罪する事態となったのは記憶に新しい。ネット上では、「母親の自己犠牲を肯定・推奨していて気持ち悪い!」という意見が強いなか、私の周りでは「まあ言うほどではない」という人も多い。

私はといえば、歌詞を読んだ後、「え?オチはないの? まさかコレ、本気で公表した?」と思い、ああ、作者は惜しいことをしたな~と思ったものだ。最後に「んなワケないよね おかあさんでも いい加減 目をさませや(メロディー無視)」ってつければ、だいぶ印象が変わったのになあ、と。

さて、炎上についてはこれ以上ふれず、その代わり歌詞の内容とリンクしている自分がたしかにいたことを白状しておこう。

ネイルとヒールはご無沙汰、朝は5時台に起き、パートはいかないまでも、新幹線ほか鉄道の名前は覚えた。レアなラベンダー色の帯ラインのH5系にも乗車済みである(室内デザインが雪モチーフでかわいいぞ)。

「子持ちになった」ことで生活環境にパラダイムシフトが起きたことはたしかに一緒である。


歌詞中のおかあさんと大きく違うところは、歌から「母親たるもの〇〇であるべき」がニオッているのに対して、私は自分が好きでやっているところだ。ツイッターで盛り上がっているハッシュタグ「#あたしおかあさんだけど」を見ていると、そういうおかあさんは多いようで、安心する。

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