中古物件専門サイト「O-uccino(オウチーノ)」では、「共働きが子育てしやすい駅ランキング」を発表した。住宅購入検討者の主要層であるポスト団塊ジュニア世代を対象に、共働き夫婦が子育てしやすい駅を「子育て面」「通勤面」「金額面」の各要素についてポイント制で評価、その総合によりランキングを作成したという。

その結果によると、なんと第1位になったのは、東京メトロ千代田線の「北綾瀬」。これだけでも衝撃的であるが、以下第2位にJR中央線と東京メトロ丸ノ内線の「荻窪」、3位に都営三田線の「志村坂上」、4位に同じく三田線の「志村三丁目」、5位に都営浅草線の「西馬込」と並んでいる。

「北綾瀬」が第1位になった理由として同サイトでは、「平米単価が東京23区で一番安いことで子育て費用など新生活を圧迫する心配がないことや、公園や緑の多いのどかな周辺環境、また始発駅という交通の利便性も魅力的」と分析している。
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写真提供:Railstation.net

この結果に異を唱えるわけではないが、始発駅とはいっても北綾瀬駅は綾瀬駅での乗り換えが必須の支線であり、京成電鉄・金町線、東武鉄道・大師線に並ぶ、都内23区東部きっての「盲腸線」である。

ただし、道路事情から考えれば、環七に沿ったロードサイドはファミレスが多数あり、何よりショッピングモール「アリオ亀有」が至近。ここには「アカチャンホンポ」もあるので、子育てファミリーの暮らしには困らないこともたしかであり、この結果に一定の理解はできる。

そう考えると、住宅のコストパフォーマンスはもちろんだが、衣・食を含めた総合環境、さらに電話番号「東京03」のステータスを得られることもあり、「北綾瀬」という選択は、子育て世帯にとっては案外「アリ」なエリアなのかもしれない。

子育てしやすい駅ランキング


深田洋介深田洋介
学研の編集者、AllAboutのWebエディターを経て、サイバーエージェントの新規事業コンテストでは子育て支援のネットサービスでグランプリを獲得、その後独立。現在は子育て・教育業界×出版・ネット媒体における深い知識と経験・人脈を駆使して活動中。2001年生まれの娘の父。