マルハニチロホールディングスが実施した「子どもの成長とDHAに関する調査」によるデータが大変興味深い内容になっている。調査はインターネットによる全国調査で、有効回答数から1,000サンプルを抽出したもの。

この調査結果によると、“普段、お子様の食事で心がけていること”に対して、【難関校への進学希望層】(お子様に難関校への進学を希望する229名)は、「子どもの脳の発達を促す栄養を摂れるようにしている」が16.6%となっており、【難関校への進学非希望層】(お子様に難関校への進学を希望しない771名)の5.7%と比べ、10.9ポイント高くなったという。
さらに、【難関校への進学希望層】は、“DHAを意識して家庭での食事を作ったこと”では46.3%、また、“DHA入りと書かれた商品をつい買ってしまうこと”では49.3%とそれぞれ5割近くとなり、それぞれ【難関校への進学非希望層】と比べて10ポイント以上高く、【難関校への進学希望層】の方が“頭にいい”栄養として認識されているDHAへの関心が高い様子がうかがえる。

そして、サンプル数がやや少ないため参考値となるが、DHAのサプリメントを摂取したことがある13名の中学受験の結果を見ると、13名中10名(割合にすると7割半)が「第一志望校に合格した」となり、一方、DHAのサプリメントを摂取したことがない41名の中学受験結果を見ると、「第一志望校に合格した」のは41名中19名(割合にすると4割半)だった。

DHAを多く含む食品として、マルハニチロホールディングスのサイトで紹介されているのは、イワシやサバなどのいわゆる青魚。また、カブト煮などで食べる目の裏のゼリー状の部分には、最も多くのDHAが含まれているという。
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理想的なDHAの摂取量は、一日に1g~1.5gであるといい、焼いたサンマなら約半尾、小型のイワシで約2尾。また刺し身であれば、マグロ(トロ)で4~5切れ、ブリで6~7切れになる。また手軽に摂取できる加工食品として、サバ水煮缶やイワシ味付缶もおすすめだという。

子どもの受験勉強や進学サポートにおいては、これまでどのような塾や教材を選ぶか、ということが主たる関心事項であったが、この調査結果を見る限り、今後はその礎になる脳の栄養や食生活にも関心が注がれることになるかもしれない。

マルハニチロホールディングス


深田洋介深田洋介
学研の編集者、AllAboutのWebエディターを経て、サイバーエージェントの新規事業コンテストでは子育て支援のネットサービスでグランプリを獲得、その後独立。現在は子育て・教育業界×出版・ネット媒体における深い知識と経験・人脈を駆使して活動中。2001年生まれの娘の父。