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人気育児雑誌8誌が選んだ今年の子育てのトレンドを表彰する「第4回ペアレンティングアワード」の授賞式が29日、東京都内で行われ、1歳2ヶ月の娘を持つ大沢あかねさんが、ママ部門で受賞した。夫でお笑い芸人の劇団ひとりさんについて「私が言わなくても全部やってくれる。すごく頼りになる主人で、夫として100点です」と絶賛。「大雑把な私と比べて、彼のほうがやることが細かい。その姿をみて、私も頑張らないとなと思いますね」とお互い刺激し合う良きパートナーであることを語った。
受賞者同士のトークタイムに、「何かあったときは必ず、“キュッと”抱きしめてあげる。言葉も大事ですけど、“キュッと”抱きしめてあげて、安心感をあげるようにしています」と子育てのポリシーを明かすと、文化人部門で受賞した“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹さんは「しっかり抱きしめて愛を伝える。とても大事なことよ! 旦那だけじゃなく自分の子も抱きしめてあげて」とコメントした。

パパ部門は、無精子症を乗り越え、先日双子の男児を授かった歌手のダイアモンド☆ユカイさんが受賞。お風呂に入れたり、寝かしつけたり、日々育児をこなしているというユカイさんは、司会者から「イクメンですね」と問われると「イクメンなんておこがましい。もうすぐ50歳なのでイク(じい)と呼んでください」と会場の笑いを誘った。また、「男はいつでも子供ができると、たかをくくっている。男性に積極的に不妊治療に関わって欲しい。今は、女性だけが、不妊治療を頑張っている現状ですけど、男にも原因があるので、検査を受けて夫婦2人で戦っていって欲しい!」と不妊治療の重要さを訴えた。

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キッズ部門は、NHK紅白歌合戦の出場も決まった鈴木福くんが受賞。福くんは学校のためイベントには出席せず「僕がいい子かどうか分からないけど…(受賞は)とてもうれしいです。お父さんもお母さんも大好きです! でも、ときどき、お母さんにしかられるときは、ちょっぴり怖いけど」とコメントを寄せた。

■ペアレンティングアワードとは?
『日本の子育てを元気に!』を合言葉に、人気8誌(「I LOVE mama」「赤すぐ」「妊すぐ」「FQ JAPAN」「tocotoco」「nina's」「Pre-mo」「Baby-mo」)が、毎年子育てにまつわりトレンドになった人やモノ、コトなどを選出し、表彰するもので、今年で4回目。各誌の12~1月に発売される号で、特集が組まれる。

第4回ペアレンディングアワード
【ヒト部門】[パパ部門]ダイアモンド☆ユカイ [ママ部門]大沢あかね
       [キッズ部門]鈴木福 [文化人部門]尾木直樹
【モノ部門】AirBuggy coco(エアバギーココ) / コンビ ホワイトレーベル ラクティアターン ラグジュア TA / ストライダー / OXO Tot(オクソートット) / スマートトライク リクライナー / ラングス エコポニー
【コト部門】ベビーサイン / 東北応援プロジェクト パパママのチャリティ / 妊活・不妊治療の公表
ペアレンティングアワード2011 受賞一覧
ペアレンティングアワード2011

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2006年創刊。雑誌、ウェブサイト、イベントを通じて父親向けの子育て情報を紹介するイクメン雑誌。旬のベビーカーやチャイルドシートなどの育児アイテムから、マタニティ&ベビー向けの基礎知識、ファッションに至るまで様々なライフスタイルを提案。「男の育児 online