カリフォルニア大学で長年研究された“ベビーサイン”の実力

ベビーサインは「まだ話せない子供にサインを覚えさせて、親子で会話できるようになる」というイメージのみが一般認識だ。だが、その実体はあまり知られていない。
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そこで、ベビーサインそのものを科学し、「ベビーサインを体験した赤ちゃんはどんな子に育つのか?」を調べてみることにした。

本場アメリカにコンタクトをとり、ベビーサインの生みの親リンダ・アクレドロ博士とスーザン・グッドウィン博士に長年の調査結果を聞くと、なんとベビーサインをした子とそうでない子では言語能力の発達に違いがあるとのこと。

ベビーサインを使いながら赤ちゃんはものの名前や定義を学んでいく

C_29_people米国カリフォルニア大学デイビス校で、1985年から長年研究されてきた「ベビーサイン」。そのベビーサインの名付け親であり、研究者であり、アメリカベビーサイン社の共同設立者であるリンダ・アクレドロ博士(写真左)とスーザン・グッドウィン博士(写真右)は、140人の赤ちゃんを対象とした2年間にわたる研究で、ベビーサインの効果を検証した。

その研究では、話し言葉の発達に関する、のべ17回のテストを行ったが、そのうち16回においてベビーサイナーの方が高いスコアを示したそうだ。

ベビーサインを使いながら赤ちゃんはものの名前や定義を学んでいくので、より早く正確に話し始められるのだ。また、ベビーサインは言語をつかさどる左脳に好影響を与えるという。

赤ちゃんがベビーサインで伝えてくれることは、【飲みたい】や【食べたい】などの単純な欲求だけでなく、「あの自動車、パパのと【同じ】だよ」「この絵、【飛行機】なんだよ」などと、指差しだけではとても表現できない思いでもある。赤ちゃんと世界を共有することで、毎日育児にいろいろな発見ができるだろう。

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2006年創刊。雑誌、ウェブサイト、イベントを通じて父親向けの子育て情報を紹介するイクメン雑誌。旬のベビーカーやチャイルドシートなどの育児アイテムから、マタニティ&ベビー向けの基礎知識、ファッションに至るまで様々なライフスタイルを提案。「男の育児 online