肯定的な子育てをすると子どもはもっと反抗的になる!?


親が子どもを叱ると、子どもは反抗的な態度をとったり、親が言うこととは逆のことをしたがることがある。小さい子どもをもつ親なら誰しもが経験したことがあるのではないだろうか。

テキサス大学の最新の研究によると、肯定的な子育てをしている親の子どものほうが反抗的な態度をとることが多いことが明らかになったと3月9日付けのbabycenter.comの記事で発表された。

逆に、落ち込み気味の母親に育てられている子どもたちは反抗的な態度を見せることが少ないという結果が出た。これは、そういった態度をとることで、母親から怒られることを知っているからだという。ではどうしたらいいのか?

子どもの反抗的な態度を減らすには


ひとつの方法としては、子どもに選択肢を与えるのが効果的だという。例えば、「今、ジュース飲みたい?それとも2分後にする?」や、「今、車から降りる?それともこの曲が終わってからにする?」といったように質問をするのだ。

なかには子どもがはじめて話す言葉が「ダメ」となることもある。それほど母親がこの「ダメ」という言葉をたくさん使いがちだということだ。しかし、この「ダメ」という言葉を極力使わないようにすることが大事だという。この言葉を聞かなければ反抗的な態度も減ると述べられる。

例えば、「そこに登ったらダメ」というかわりに「ここにいましょう」と言う。また叱るときには理由を付け加えることも忘れないことが大切だと説く。

How do I get past my toddler's endless "no, no, no's"?