ベネッセが運営する女性向けコミュニティサイト『ウィメンズパーク』では、第一子年齢が0~9歳の母親2,000名を対象に「七五三に関する調査」を実施した。

七五三のお参りといえば本来11月。同社では、この時期における調査実施の理由として、今年5月の「七五三」というキーワード検索が、4月度の2.9倍に伸びたことがきっかけだという。

この現象の背景には、「記念写真の早撮り検討層」の存在があると分析している。調査結果でも、「七五三」というキーワードの検索回数と、実際に七五三の写真撮影を行った時期を比べてみたところ、いずれも5月ごろから11月へ向けて盛り上がっていく傾向をたどることがわかった。

七五三参りの前に写真撮影だけを済ます「早撮り」を行う家庭は全体の約6割にのぼり、その理由には、「早撮りは費用が安い(58.3%)」「お参りの日は忙しく、子どもが疲れてしまうため予定を分散したい(54.5%)」「お参りの日は写真館が混み合っている(52.5%)」といった点が挙げられた。

七五三を節目のイベントとして意識しつつも、現実的には「ラクに・お得に」を考慮して、柔軟に計画を立てていることがうかがえる。