森永乳業は、日本初の入れ替えタイプとなる粉ミルクパッケージとして、「森永エコらくパック」を9月25日より発売する。対象となるミルクは「はぐくみ」「E赤ちゃん」「チルミル」の3商品。

これまでの大缶、小缶、スティックタイプに加えて、新たなパッケージとなる「エコらくパック」は、繰り返し使える専用ケースと、詰め替え用のアルミパックによって、粉ミルクの入れ替えを可能とした。

これにより、缶タイプの粉ミルク特有の、「キッチンで場所を取る」「ゴミとしてかさばる」「重くてかさばるので買い物が大変」といった消費者の不満を解消し、利便性を向上する。また同社によると、「エコらくパック」は従来品の缶タイプと比較して、製造時に排出していたCO2を70%削減することに成功したという。

価格について、0ヵ月からの粉ミルク「はぐくみ」の場合では、専用ケースもセットになった「エコらくパック はじめてセット」が、専用ケースのほかスプーン2本・アルミパックの粉ミルク350g×2袋と説明書が一緒になって、1,886円(税別)、詰め替え用の「エコらくパック つめかえ用」が粉ミルク350g×2袋で1,800円(税別)となる。

ちなみに現行の「はぐくみ」大缶は、内容量850gで2,600円(税別)なので、「エコらくパック」のほうが内容量あたりでも割安となる。今後は粉ミルクメーカー各社の動向によっては、粉ミルクパッケージのトレンドが大きく変わるかもしれない。

森永乳業 妊娠・育児情報ホームページ「はぐくみ」
http://www.hagukumi.ne.jp/