若者に絶大な人気を誇るアメリカの歌手で女優のヒラリー・ダフ(25)が、芸能雑誌「ピープル」の最新インタビューで、20代で出産したことがいかに幸福なことだったかを語っている。


今年、24歳で第一子となる男の子を出産したばかりのダフは、同年代でママになる友人はほとんどいないことを認めつつ、「20歳代で出産すること以外の選択肢は考えられなかったわ。だって、私はエネルギーにあふれ、体の調子もすこぶる良く、そしていとも簡単に妊娠できちゃったんだもの」。
そして、高齢出産のママたちは手にすることのできない“最高の贅沢”は、第二子以降を産むタイミングを気にせず、どっぷりと第一子との時間に浸れることだと強調。「もっと子どもが欲しいし、その日を楽しみにしているけど、全然急いでないわ。でも、スタートが遅ければ、焦ってしまうと思うの」。

思わず膝を打ってしまった。まさにこれ、筆者が感じる、20代で出産する最大のメリットだから。

30代、40代で第一子を出産した人の多くは、20代~30代を仕事や趣味に没頭して過ごし、精神的にも経済的にも満たされた時期に妊娠というパターンを経ているのではないだろうか。筆者も同じで、32歳での妊娠・出産はまさに、「自分にとって最高のタイミングだった」と感じている。

しかし同時に、第二子を産むタイミングを考える時だけは、20代で一人産んでおけば、もっと選択肢が広がるのにな、と思わずにはいられない。娘が2歳になった今でも、まだまだ子育てに余裕があるとは言い難い現状。さりとて、自分のモチベーション、体力ともに、何年も年の離れた第二子を産んで育てることができるかどうか――。

実際、筆者の周辺の“オトナなママ”たちは、年子や2歳違いで第二子を妊娠・出産したケースが多い。

日本でもアメリカでも、平均出産年齢は上昇の一途。著名人の高齢出産が大々的に取り上げられることも多いが、25歳のダフのあっけらかんとしたインタビューも、一読の価値はありそうだ。

恩田 和(Nagomi Onda)恩田 和(Nagomi Onda)
全国紙記者、アメリカ大学院留学、鉄道会社広報を経て、2010年に長女を出産。国内外の出産、育児、教育分野の取材を主に手掛ける。2012年5月より南アフリカのヨハネスブルグに在住。アフリカで子育て、取材活動を満喫します!