大晦日でもついついフェイスブックやツイッターをチェックしてしまう、ネット依存気味な皆さん、こんばんは。MAMApicks編集長の深田です。

2年目の年越しも無事にクリアできそうなMAMApicksですが、2012年は新たなライター諸氏に参画をいただいたり、配信先メディアも増えたことで、ネット上の子育てクラスタの皆さんの目に触れる機会がより広がったのではないかと思います。

というわけで、リツイートやいいね!の数をもとにしつつ、若干のさじ加減を加えた、今年反響の大きかった記事6選をご紹介します。


【1】真冬の公園にDSする小学生がたむろしている理由
(初出:2012.1.26 ライター・藤原 千秋氏)
http://mamapicks.jp/archives/51931411.html

8000リツイートを超えたMAMApicks史上ケタ違いの反響をいただいた記事です。公開は1月でしたが、加速度的に拡散したのは2月の後半のことでした。今どきのネットコンテンツは、過去記事であってもどこで火がつくかわからない、ということを痛感しました。当面は冬シーズンの定番記事となりそうで、おそらくもうひと冬もあれば10000リツイートを超えるのではないかと思います。DSは3DSにして改訂してもよいかもしれません。
なお、こちらの記事には後日談記事もありますので、あわせてご覧ください⇒「田舎でならば子どもをノビノビと育てることができるのか」http://mamapicks.jp/archives/51961000.html


【2】子どもと離れたい母たち ~3年目の限界~
(初出:2012.12.3 ライター・狩野 さやか氏)
http://mamapicks.jp/archives/52094700.html

子育て専業主婦の偽らざる心情を代弁した記事。MAMApicksでは、こうした子育て中のもやもやした気持ちやチリも積もればな思いについて、「よくぞ言語化してくれた!」「溜飲を下げてくれた!」というコラムが共感・拡散されやすいようです。
編集長としては、同氏によるこちらのコラムもお気に入りです⇒「しまじろうのDMが秀逸すぎてすでにフリー教材化してしまっている件 ~ラストチャンスの輪廻~」http://mamapicks.jp/archives/52012030.html


【3】休日の公園に「SNSだけイクメン」増殖中 ~「いいね!」の前に子どもが「あぶないね!」~
(初出:2012.8.9 ライター・山口 照美氏)
http://mamapicks.jp/archives/52078817.html

MAMApicksでのライターデビュー記事で、いきなりの500リツイート&700いいね!越え。先ごろ引退を発表した松井秀喜氏のメジャーデビュー当時並みの、強力助っ人としてヒット記事を量産したライター山口さん。
なんと来年から、大阪市立小学校の民間校長に着任されることが決まりました。松井は引退しましたが、山口さんはMAMApicksを引退しないよう、残留交渉につとめます。⇒「大阪市立小学校の民間校長になります ~バッシング想定問答集~」http://mamapicks.jp/archives/52097445.html


【4】日本で子連れが鬱陶しいと思われたり、子離れできない親子関係が作られるのはなぜか?
(初出:2012.8.28 ライター・河崎 環氏)
http://mamapicks.jp/archives/52081487.html

さかもと未明氏による、飛行機で泣き叫ぶ乳児へのクレームにまつわるコラムが大炎上したことは記憶に新しいですが、日本の社会(というより日本のネット世論?)でたびたび発生する子連れヘイト問題について、現在ロンドン在住のライター河崎氏が、ななめ上視点から痛快に分析してくれました。
そういえばロンドンといえば、今年は五輪もありましたね。そんなロンドン五輪のマスコット、覚えてますか? 答えは河崎さんの現地レポートで⇒「子どもにすら受け入れられない残念すぎるロンドン五輪マスコット」http://mamapicks.jp/archives/52077580.html


【5】「ワーキングマザー」「イクメン」が死語にならないかぎり子育てしやすい社会は遠い
(初出:2012.11.19 ライター・恩田 和氏)
http://mamapicks.jp/archives/52092444.html

制作裏話。こちらの記事、じつは元原稿のタイトルは「アメリカ人パパライターの主張」でした。最終的なタイトル付けは編集長の仕事なのですが、より多くの人に読んでもらえる記事として、“釣り”や“煽り”にならない程度に記事に引き寄せるために、いつも真剣勝負です。
なお、ライターの恩田さんは現在南アフリカ在住。珍しい南アフリカからの子育てレポートも見逃せません。⇒「【南ア発】“ルイボス育児”が人気!知られざるルイボスティーのパワー」http://mamapicks.jp/archives/52086793.html


【6】顔のない女神 ― 新装刊『Grazia』が映し出すWM(ワーキングマザー)という幻影
(初出:2012.4.16 ライター・西澤 千央氏)
http://mamapicks.jp/archives/52004446.html

他媒体で恐縮ですが、『Woman type』の「働く女性が選んだ今年の記事ランキング」ベスト5のうち3本を独占してしまった、豪腕ライター西澤氏。じつはMAMApicksの検索ワード流入では、ダントツで名指し検索からの流入をいただいています。
そんな鬼才西澤さんの記事で、編集長的にはこちらのコラムが衝撃でした。日本初かもしれません、出だしが「ちんちん」ではじまる記事は。⇒「『ムクべきかムカざるべきか』それが結構問題な、男児の『ムキムキ』狂想曲」http://mamapicks.jp/archives/52034382.html


締めの言葉に困ったので昨年のものを流用しますが、2013年もますます、賛同・共感の一方で物議を巻き起こし、「おもしろくて、ためになる」記事を作っていきたいと思います。来年も『MAMApicks』をご愛読のほど、よろしくお願いします。


最後にお願いです。
大晦日でもこの記事を読んでいただいたMAMApicks愛読者の方で、ライターに参加したい!という方をこっそり募集します。ETVマニア、情報番組ウォッチャー、既女板&小町ジャンキーな方はとくに急募です。

また、ライターはできないけど、MAMApicksの個性あふれるライター陣のコラムをいつも楽しみにしていて、MAMApicksをスポンサードしたい!という稀有なクライアント様も、諸手を挙げて歓迎いたします。ステマは上手にやりますのでご安心ください。

MAMApicksの媒体資料・お問い合わせ先はこちらのページから
http://mamapicks.jp/archives/51659094.html


深田洋介深田洋介
学研の編集者、AllAboutのWebエディターを経て、サイバーエージェントの新規事業コンテストでは子育て支援のネットサービスでグランプリを獲得、その後独立。現在は子育て・教育業界×出版・ネット媒体における深い知識と経験・人脈を駆使して活動中。2001年生まれの娘の父。