ソフトブレーン・フィールドは、「子供用紙おむつ」の購買に関する分析レポートを公表した。購買対象期間は2013年4月29日~6月2日で、全国を対象に775件の購入レシートデータをもとに分析した内容となっている。

その結果、購入レシートデータをブランド別にみたところ、1位は「パンパース(P&G)」であった。つづく2位には「マミーポコ(ユニ・チャーム)」が入り、3位「ムーニー(ユニ・チャーム)」、4位「メリーズ(花王)」、5位「グ~ン(大王製紙)」という結果となった。なお、この上位5ブランドで全体の89.0%を占めていた。

ちなみに775件の購入レシートデータのうち、「パンパース」が189レシート、「マミーポコ」が178レシートと肉薄していたが、購入理由について、前者は「機能・効果が高い(85.2%)」「使いやすい(84.7%)」「品質が良さそう(80.4%)」が上位を占めたが、後者は「価格がお手頃(89.9%)」「セール・割引されていた(73.2%)」「使いやすい(71.9%)」といった項目があげられており、両ブランドに求める購買傾向がはっきり分かれる形になった。

さらに今回の購入について「同じブランドの商品を購入したことがあるか」聞いたところ、「今回初めて購入」が8%、「以前に何度か購入している」が35.5%であり、「いつも購入している」リピーターが56.5%と過半数を占めた。紙おむつは、「売れ筋ブランドに集中」して、「リピート率が高い」商品であることが改めて浮き彫りになった。