9月19日は1870年のこの日から、平民も苗字を名乗ることが許されたことを記念した「苗字の日」。無料法律相談ができるiPhoneアプリ『相談LINE』を運営しているダイスでは、この日にちなんで夫婦別姓に関する調査を行い、その結果を発表した。調査対象は20代~60代の既婚女性330名。

まず、「結婚した時に、戸籍上、別姓が使えるとしたら、旧姓のままでいましたか?」という質問には、「旧姓のまま」と回答した人は「おそらく」も含め、25.7%に過ぎなかった。

反対に、「姓を変える」と回答した人の、その一番大きな理由について一番多かったのは、「結婚したら姓を変える制度が当たり前だから」(29.4%)であり、「旧姓を名乗るメリットを感じない」(26.9%)、「子供の姓をどうしたらよいか分からない」(18.0%)という回答が続き、少数派では「旧姓より夫の姓の方がかっこいいと感じたから」「世間的に変えないことへのイメージが悪いから」という意見もあった。

一方で「あなたの周りに夫婦別姓の人がいたら、どう感じますか?」という質問には、「何とも思わない」が4割近くで最も多く、結婚したら姓を変えるのが自然(または無難)だが、夫婦別姓に悪いイメージはない、と考える女性が多くいることが明らかになった。