9年ぶり2回目の出産から早や9ヵ月……。
親子ともども泣き笑い状態で毎日が過ぎていきます。9年前とは比べものにならないくらい衰えた体力、元々希薄な気力、かといってベテランの妙で乗り切れるほど経験豊かでもないのが辛いところ。

そんなアラフォー育児を支えてくれるものといったら、これまた9年前とは比べものにならないほど進化した便利な各種子育てグッズです。抱っこ紐、ベビーフード、マグにおしりふき……某赤ちゃんスーパーへ買い物に出かけるたびに、「へぇぇ」「んまぁ」など、一人オーバーリアクションを取らずにいられません。長男の時にはなかったあんなモノやこんな機能に浦島太郎状態なわけで。


しかし、グッズが進化したとはいえ、赤ちゃんはやっぱり赤ちゃん。

「母さん、ちょっとオムツ変えてくれよ?」
「いや、おっぱいじゃなくて、眠いだけなんだよ」
(※ボイスイメージは「渡鬼」のえなりかずき)

など、自己申告してくれることはもちろんなく、今日も元気にグズグズです。

そしてこれは進化というか変化というか、9年前より確実に気温・湿度ともに増していると思われる夏の猛暑! 汗だくになりながらグズグズする赤ちゃんのオムツをはずしてみると……お尻はムレムレ。そりゃグズグズにもなりますわな!

「母さん、オムツしたくないよ」と言えない代わりに、全力ハイハイで逃げていく赤ちゃんを追いかけて、アラフォー母さんも汗だくグズグズ。

そこで、いつも使っていた某メーカーから、思い切ってチェンジしてみたのがパンパース。ネットでも「ムレにくい」と評判のようで。パンパースは新生児のときに使うイメージが(勝手に)あったのですが、パンツタイプも充実してるんですね。

以前使っていたものと並べてみると、ウェストのギャザー部分が長くたっぷり! おへそまでしっかり覆います。これなら少々動いても漏れなさそうです。実際にはかせてみるとスルっとパッと体に沿う感じ。赤ちゃんも「母さん、オムツはかせるの上手くなったんじゃない?」と言っているようです。

しかし最も驚いたのは、オシッコ後のオムツ替えのときでした。この季節、しっかり遊んでしっかりオシッコしたオムツを外せば、「もわ~ん」とした空気が漂ってくるのが当たり前だと思っていたのに、パンパースだとおしりサラッサラ!

なぜ?なぜ?なぜの嵐……知りたがり母さんは、パンパースwebサイトをチェックしてみました。どうやらその秘密はパンパース独自の“さらさらシート”にあるようです。

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資料によると、“さらさらシート”なしの場合のオムツの湿度は約73%、ありの場合の湿度は約57%。不快指数が全然違うではありませんか! さらにおしっこ一回分の水分を注いだオムツにガラスを入れ、曇り具合で湿気のあるなしを確かめる実験では、“さらさらシート”なしのオムツにいれたガラスが結露状態だったのに対し“さらさらシート”ありのほうのガラスはピカピカ。オムツの凄まじき進化に驚愕すると同時に、今までこんなにムレムレ状態にさせていたことに心が痛みました……。


実験動画を見る:パンパースパンツ「夏のお肌もムレ知らず!」
https://www.youtube.com/watch?v=qvpnN2f3C-4


そのうれしい変化は昼間遊んでいるときだけではありません。夜、汗とおしっこの不快感からか眠り浅めだった赤ちゃんがパンパースだと朝までぐっすり眠ってくれたのです! パンパース独自の“さらさらシート”は最長12時間吸収。

12時間連続して眠ってくれなくてもいい、せめて6時間は起きないで欲しい……そんなウトウト母さんのささやかな願いも叶えてくれるなんて。眠りがしっかりしていると、機嫌よく遊ぶ時間も長くなるんですよね。赤ちゃんが寝ている間に諸々の仕事を済ませたいママ・パパにとってはこんなにありがたいことはありません。


大人だってバテちゃうようなこの夏の暑さ。小さい赤ちゃんだったらなおさらダメージは大きいはず。しかし私たちにはパンパースが……あります! 柔らかいコットンシートで汗をかいてもはかせやすい、独自の“さらさらシート”でおしりはムレ知らず。

今まで散々オムツ浮気をしてきましたが、やっぱり最後は定番物の底力ですね。今日も静かにすやすや寝息を立てる赤ちゃん。せっかく「母さん、僕が寝てる間に原稿書きなよ!」と言っているのに、母も一緒にゴールデンスリープなのです……。

パンパース公式サイト
http://www.jp.pampers.com/


西澤 千央(にしざわ ちひろ)西澤 千央(にしざわ ちひろ)
フリーランスライター。二児(男児)の母であるが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「散歩の達人」(交通新聞社) 「QuickJapan」(太田出版)「サイゾーウーマン」などで執筆中。