11月22日の「いい夫婦の日」を前に、お料理コンシェルジュアプリ「Ohganic」を提供する東京エレクトロン デバイスでは、30代~40代の子育て夫婦600名を対象に「家事と夫婦生活に関する意識調査」を実施、その結果を発表した。

まず「夫婦間での家事の分担割合」についてたずねたところ、「ほとんど妻(妻8~9割:夫1~2割)」が過半数の56.7%にのぼり、「妻の方が多い(妻6~7割:夫3~4割)」という夫婦は19.8%、逆に「すべて妻(妻10割)」という夫婦は17.5%と、じつに94.0%が「妻のほうが多い」と回答した。


この結果は「共働き世帯」と「片働き世帯」とを比べても大差はなかったそうで、世帯種別に関わらず、夫婦の家事分担は妻の比重が大きいことが明らかになった。

一方で「家事の役割分担ができていると思うか」との質問には、72.7%が「できている」と回答。

これをさらに「家族全員が揃って夕食をとれている頻度」ごとに比較したところ、「週に4日以上」では78.5%、「週に1日以上3日以下」で69.8%が「家事分担できている」という認識であったが、「週に1日未満」だと25.0%でしかなかった。

こうした結果について同社では、「『家族揃っての食事』が家事の分担意識にも影響をもたらし得ることを示唆する」とコメントしている。

またこの傾向は、「あなたは、現在の生活にどの程度満足していますか?」という質問への回答でも見られ、「家族全員が揃って夕食をとれている頻度」が「週に4日以上」の家庭では、73.2%が「現在の生活に満足している」と答えた一方で、「週に1日未満」では「満足している」という回答は半数以下の47.5%で、「家族揃っての食事ができている夫婦」ほど、生活満足度が高い結果となった。

家事と夫婦生活に関する意識調査|東京エレクトロン デバイス株式会社
http://www.teldevice.co.jp/news_release/2014/press_141120.html