妊娠するまではバリバリ働いていて、出産後も早めに仕事に戻るつもりだったのに、実際に我が子を抱いてみると、そのかわいさから「この子を預けて仕事をしていいのだろうか?」と思いが揺れ動いてしまったり、一方、出産前に退職した人は、「赤ちゃんはかわいいけれど、やはり社会ともつながっていたい」と辞めたことをちょっぴり後悔したり。

“赤ちゃんのいる生活”という、今までとまったく違う、すべてが初めての環境で生活を始めるのだから、状況ごとに思いが変わるのは当然のことです。


■「私らしい働き方」は、ワークスタイルと子育てスタイルのマッチング


たとえば、みなさんの中には、こんなモヤモヤを抱えている方はいませんか?

●赤ちゃんと過ごす時間も十分持ちたいのに、時短勤務のできない会社に復帰しなければならない……

●家庭で保育をしながらフリーランスで少しずつ仕事を再開したけれど、数時間でも集中して仕事ができないと、結果的に仕事も子育ても中途半端になっているような気がする……

自分のしたいこと(仕事)と子育てスタイルがマッチしないまま生活を続けることは、子どもに対して罪悪感を持ってしまったり、仕事に対しても自信がなくなってしまったりで、ママにはとてもつらい状態です。

そんなときに、働き方や保育に関するいろいろな選択肢を知り、「私らしい働き方」を自分で選ぶことができたら、子育ても働くことももっと楽しくなると思うのです。


■あらゆる働く女性のための「産後の私らしい働き方」トークイベント


会社員といってもフルタイム、時短勤務、パート勤務などの種類があり、フリーランスといっても自宅でフルタイムの人もいれば、1日数時間程度だけ働いている人もいるなど形態はみな人それぞれです。いろいろな働き方があるので、それによって利用したい子どもの保育スタイルも異なってきます。

「みんなは、子育てしながらどんな働き方をしているんだろう?」

そんな疑問や不安をお持ちの方におすすめしたいのが、今月16日に開催される「私らしい産休・育休・復帰を考えるトークイベント」です。

イベントでは、会社員やフリーランスの復帰にまつわるリアルな情報や、保育園、一時保育、幼稚園、自宅保育など状況の違う先輩フリーランスマザーによるディスカッションのほか、クリエイターによる手作り赤ちゃんグッズの販売、協賛企業による搾乳体験やお仕事相談ができるなど、参加者のみなさんの関心に寄り添い、グッと踏み込んだ内容になっています。

働き方や子育ての多様なスタイルを知り、助けてくれるグッズやサービスを上手に自分らしくマッチングできれば、結果的に選択肢を増やす助けとなり、子育てと仕事の両立は難しいことではなくなります。

「育休って?」「復帰って?」「保育園って?」「フリーランスって?」などひとつでも「?」がある方は、ぜひイベントに参加してみてください。漠然と不安がある方でも、肩の力がフッと抜ける瞬間がきっとあると思いますよ。


▼「私らしい産休・育休・復帰」を考えるトークイベント
・日時:2015年9月16日(水) 13:00~15:30(終了予定)
・場所:sooo dramatic(東京メトロ日比谷線入谷駅から徒歩1分)
・参加費:1,000円(当日1,500円)
イベント詳細&申込はこちらから
http://www.rhythmoon.com/information/2015/07/post-1453.html

主催:女性フリーランスのためのコミュニティ「リズムーン」
http://www.rhythmoon.com/


赤荻 瑞穂(あかおぎ みずほ)
編集・ライター。会社員時代に雑誌や書籍の出版、エンタメ系ポータルサイトメディアの運営に携わり、2008年フリーランスに。現在は子どもや女性、地域、ライフスタイルなどをテーマにした企画、編集、執筆を手掛ける。人と人をつなぐことを得意としており、イベントなどの企画から運営、管理なども多数経験。私生活は二人の男児の母。リズムーンの編集メンバーとしても活動中。