住宅・不動産情報サイトを運営するオウチーノでは、首都圏在住の20~45歳の子どもがいる既婚男女700名を対象に、「『子育て』に関するアンケート調査」を実施、その結果を発表した。


まず、「『育児ストレス』を感じたことはありますか?」という質問に対しては、女性の39.0%が「頻繁にある」と回答、「時々ある」(45.0%)と合わせ、84.0%が育児ストレスを感じていることがわかった。一方で男性は「頻繁にある」(18.8%)、「時々ある」(40.7%)を合わせて59.5%で、男女間で20ポイント以上の開きがあることが明らかになった。ちなみに育児ストレスが「まったくない」と回答した割合は、女性で6.5%、男性で21.7%という結果であった。

また、「『育児ストレス』が原因で、ついやってしまったこと」(複数回答可)について、女性について最も多かったのは、「些細なことで子どもに怒鳴ってしまった」で57.4%、以下順に、「子どもに当たってしまった」(23.6%)、「子どもの前で泣いてしまった」(15.6%)、「物に当たってしまった」(13.5%)、「子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまった」(12.9%)が挙げられた。ほかにも「家事を放棄した」(4.0%)、「実家に戻った」(3.1%)という意見が見られた。

一方で、「『育児ストレス』対処法は何ですか?」(複数回答可)という質問には、女性の場合は「睡眠をとる」(29.8%)、「ママ友と話す・相談する」(24.5%)、「おいしいものを食べる」(23.3%)が上位3つに挙げられ、男性の場合は「夫婦でコミュニケーションをとる」(32.7%)、「睡眠をとる」(22.9%)、「一人の時間を作る」(18.5%)という結果となり、男性が「夫婦でコミュニケーションをとる」ことで対処しようとする傾向が強いのに対し、女性は「ママ友と話す・相談する」という人が多く、育児ストレスへの向き合い方にすれ違いがあるようだ。

育児ママのストレス解消相手は、夫よりママ友!?|オウチーノ
http://www.o-uccino.jp/article/archive/kurashi/20150916-souken/