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親になったから、見えるものがある。

海外

【米国発】新学期、新しい先生はアプリ好き!? 家庭とのコミュニケーション方法は担任次第

広いアメリカでは、新学年が始まる時期は地域によって数週間単位で異なるが、シアトルのあるワシントン州西部はだいたい9月上旬に始まる。教職員と学区の契約交渉が難航した学区では9月第3週になってようやく始まった学区があるものの、息子の通う学区は9月5日が正式な登校初日となった。


と言っても、学校で自分のホームルームを見つけ、担任の先生に会って話をし、自分の机の場所を確認するのは、この日が初めてではない。

最初の登校日の1週間前には学校から担任の名前と教室の番号と位置がメールで知らされ(もちろん名前をググって、先生がネットに個人的に公開している情報をすぐにチェックした)、その数日後に学校で開かれた「Back to School Open House/BBQ」というイベントに参加したので、ひと通りのことは済んでいる。

そのイベントの日、私と一緒に校内を歩き、「There's my new classroom! 新しいお部屋はここだ~」と教室に入った息子は、ネットの写真では焦げ茶色だった髪を金髪に染めたらしい先生がパッと手を差し出して "Hi! I'm xxx." と言って私と握手する横で固まっていた。

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米国育ちの息子との日本滞在でわかった日本語コミュニケーションの不安と成功体験

米国生まれ育ちの息子と一緒に日本で過ごした2週間。

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【米国発】学校を休んで日本への里帰りを先生に伝えたところ……?
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シアトルから成田へのフライトは快適だった。「飛行機ではスクリーンタイムに制限なし」と決めたので、最初は「ダディに2週間会えないから、さみしくなってきた」と少しぼんやりしていた7歳の息子も、日本語の映画を見たりゲームをしたりしているうちに気分が上がってきたらしい。


持ってきた本を読んだり外を眺めたり、疲れれば「ちょっと寝るね」とスヤスヤ寝たりと落ち着いて過ごし、約10時間後に成田空港に到着した時は、「日本だね!」と元気いっぱいで嬉しそうだ。

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アメリカの銃規制問題と浮き彫りにされた教師たちの #ArmMeWith ムーブメント

先月2月14日のバレンタイン・デーに発生した、米国フロリダ州の高校で元生徒が銃を乱射し、高校生15人と教師2人が死亡した事件。3月24日には生き残った高校生たちが主導して、銃規制の厳格化を求める【March For Our Lives】が世界各地で同時開催され、私の住むワシントン州でもシアトルを含む約30都市で、合計数万人が行進に参加した。

「もういいかげんにしろ」「あとどれだけ子どもを死なせれば事態は変わるのか」「コロンバイン高校の事件以後、大人たちは何も対策をしていない」「銃規制をもっと厳格化しろ」「"thoughts and prayers"(=思いと祈り)だけでは解決しない。行動で示せ」と、団結した高校生たちがロールモデルとなったこの運動は、アメリカ人全員が銃による暴力を「仕方がない」と受け止めているわけでも、銃を野放しにしていいと思っているわけでもないことを、世界に見せることができただけでも大きな意味があったといえる。


「Guns don't kill people, people kill people.(=銃が人を殺するのではない。人が人を殺すのだ)」とは、米国憲法修正条項第2条に定められた、「武器を所持して携帯する権利」を根拠に銃規制に反対する、NRA(=全米ライフル協会)のスローガンだが、「NRAから献金を受け取っている議員を選挙に当選させないこと」が、【March For Our Lives】の次の目標のひとつとなっている。

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平昌冬季五輪 小学1年生の息子のフラットな世界

つい2週間前に、アメリカのスポーツ界最大のイベント、NFLのスーパーボウルがあったとは思えないほど、我が家はすっかり平昌冬季五輪一色である。

五輪といえば「マイケル・フェルプスが速かったね。メダルをたくさんもらったよね」と言うところからして、息子の記憶に2016年のリオデジャネイロ五輪が入っていることがわかったが、7歳ともなると、五輪というのはいろいろな国のすごいアスリートが競い合うところといったことが、なんとなくわかってきたようだ。

そして、最初はアメリカか日本に勝ってほしいと言っていたが、すごいアスリートたちに幼い心をすっかりわしづかみにされたらしく、そんなことはすぐに忘れ、誰彼なしにすごければ感動している。朝起きるなり、そして学校から帰るなり、「五輪やってる? テレビつけてもいい?」と、目をキラキラしてきいてくるので(ネットではもっとたくさん中継を見られるというのは教えていない)、テレビをつけて見入ってしまい、親子で「あーもうこんな時間!」とあわてることの繰り返しである。

小学1年生の息子にとって、世界はまだとてもフラットだ。あからさまな差別を受けたことがない環境で育っているからか、日常生活でも「人種」「国」を「違い」とは認識しても、上下関係をつけることは考えもしない。自分は日本人のお母さんがいるアメリカ人で、〇〇も僕と同じなんだよ、〇〇のお父さんはフランス人で、〇〇のお父さんとお母さんはインド人で、というように、単なる「事実」でしかないのだ。


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【米国発】デジタルネイティブの子どもを魅了するARコンテンツ体験

航空会社のマイレージの有効期限が切れるとの知らせがあったのが昨年末。もう利用していない航空会社のものだったので、雑誌講読のオプションに充てることにした。

私はほとんどのコンテンツをオンラインで読むが、写真にお金をかけている雑誌は、やはり紙で読みたい。ニュースや旅行関係、子ども向けのスポーツの雑誌を選び、翌週には郵便で配達されてきた雑誌を手に取った。

子ども向けのスポーツは「Sports Illustrated」のKIDS版で、今月の特集は冬季オリンピック。表紙を飾っているのは両親が韓国からの移民だという韓国系アメリカ人の米国代表スノーボーダーで、わずか17歳のクロエ・キムさんだ。

スキーが好きな息子は、彼女が雪の中に立っている写真を見ただけで「わー!」と反応して手にとっていたが、横から見ていると「さすが移民国家アメリカ、代表選手はいろいろな人種がいるなあ」と実感する。


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【米シアトルの小学校レポート】日常から始まる個人の尊重、どこまでもポジティブに


9月に小学校に入学してから2ヵ月あまり。その間に、カリキュラム・ナイト、パジャマ・デー、ハーベスト・パーティーなるものが開催され、今月はさらに担任の先生との個別面談、先生感謝デー、ホリデー・クラフト・ショーがある。

アメリカのホリデー・シーズンは第4木曜の感謝祭から元日まであっという間に過ぎていくが、こういった学校行事も加って、ますます忙しくなるに違いない。

息子の学校のカリキュラム・ナイトは、学期が始まって1週間がたった平日午後6時半に子どものホームルームで始まった。4人が1グループになるよう4つの机と椅子が2つずつ並んで向かい合わせに置かれたものが5つ。

そして、ホワイトボード、プロジェクター、米国旗とワシントン州旗、たくさんの本がレベル別に並んだ本棚、揺り椅子がひとつ、荷物を入れる個別のロッカー、手を洗うシンク、先生の机がある。

壁のあちこちには先生が好きだというドクター・スースの「Cat in the Hat」が貼られ(子どもたちへのポジティブなメッセージが書いてある)、かなりきちんと整理整頓されている。1年生の机も椅子も、とても小さい。来年6月にこの教室を去る時は、どのぐらい背が伸びているのだろう。

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アメリカの小学校入学風景 ――バーベキューにポップシクル、入学前のイベントで気分もアップ

ここ米国北西部の夏の終わりを告げるレーバー・デーの祝日が明けた9月上旬、息子が小学校に入学した。

近所に住む一番仲のいい従兄とのスクールバス通学がそれはそれは楽しみで、数日前から「あー、待てない! 楽しみ!」と何度も言い、初日の朝も「早くしないと、バスが来ちゃうかもしれないよ!」と、セカセカ、ソワソワ。

それでも、家から見える集合場所まで私と夫と手をつないで歩く息子に、「まだ6歳だなあ」と喜んでいたら、従兄が歩いて来るのが目に入った途端、パッと離した手を従兄に向かって振り、"Can I sit with you on the bus?" と、子どもの世界に行ってしまった。

同じ集合場所からスクールバスに乗るのは小学校付属の幼稚園生から5年生まで15人ぐらい。それぞれに一人または二人の保護者がついて、おしゃべりをしている。私たちが初めてと知るや、向かいの家の人が「帰ってくるときはバスは坂の上から来るからあっち側にいたほうがいいわよ」とアドバイスしてくれたりする。そういう会話はこれまでしたことがなかったので、なんだか新鮮だ。

予定到着時刻より10分ほど遅れて、山吹色のスクールバスが角を曲がってやって来た。

いよいよだ。


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英キャサリン妃の第3子妊娠報道への偏愛エール

2017年9月4日、英王室がウィリアム王子の妻・キャサリン妃が第3子を妊娠したと発表した。



この日、夕飯の片付けを終えて、時間を確認しようとスマホを手に取ると、このニュース速報が目に飛び込んできて、思わず「ウオー!!」と声が出た。

海外セレブウォッチャーとして、お気に入りのハリウッド俳優から、ミュージシャン、モデルなどの動向を日々追っていて、誰と誰が結婚しただの、誰が誰に喧嘩を売っただの、ゴシップチェックに余念がないが、その中でもとくに好きなのがセレブの子どもたち、2世ネタだ。

この頃だと、独身貴族で名高かった俳優のジョージ・クルーニーがついにパパになったとか、マドンナがアフリカから養子を迎え入れたとか、歌手のビヨンセが産まれたばかりの赤ちゃんとの写真を公開したとか、そんなニュースをホクホクと眺めている。

王室・皇室ネタにももちろん目がなく、ニュースの見出しを見つけるとほぼ100%の確率でクリックしてしまうが、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻については、「第3子の可能性もありそうだ」という噂や伝聞レベルのニュースが飛び交っているのをここ最近目にしていたものの、「あるとしてもまだまだ先だよね」とまったく信じていなかった。

というのも、没後20年を迎えた故・ダイアナ妃を悼む場に訪れたキャサリン妃が、スラリとしたワンピースとハイヒール姿で写っている写真を数日前に海外サイトで見ていたからだ。


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99年ぶりの皆既日食 米国横断! アメリカをひとつにしたサイエンス

皆既日食(total eclipse)がアメリカ本土で見られるのは38年ぶり、アメリカ本土西海岸から東海岸を横断するのは99年ぶりとあって、私の周りでも、皆既日食の通り道のホテルやキャンプ場を1年以上も前から予約していたツワモノもいれば、皆既日食の通り道でないシアトルでも、部分日食を見ようと外に出た友人知人がたくさん。おかげで、日食の間はタイムラインが写真で埋め尽くされ、アメリカがサイエンスでひとつになったかのようだった。



アマゾンで販売されていた一部の日食メガネが不良品と発表されて大騒ぎとなったのは日食の約1週間前。日食メガネはどこも完売との報道があり、ある店に別件で電話したところ、「お電話ありがとうございます。日食メガネは完売しておりますので、それ以外のご用件を承ります」というような挨拶をされた。顧客サービスも大変だ。

そして、日食を直接見たら目にどんなダメージがあるか、日食メガネがなくても見られる方法はこれだといった情報が次々と拡散され、当日、メディアは朝から皆既日食で持ちきり。トランプ大統領夫妻がホワイトハウスで日食メガネをかけて空を見上げている映像も主要メディアで流れたが、そこはアメリカ。トランプが日食メガネをかけずに空を見上げて指差している瞬間をとらえた写真も同時にどんどん拡散されて、すっかり新しいインターネット・ミームとなっている。

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ウィスラーで親子スキー ――子どもの成長が親の趣味の視点を変える


子どもが興味を持ったことが親にも身近になることはままあるが、一方で、子どものおかげでかつて自分が好きだったものを思い出させてもらうこともある。

筆者の場合、スキーがそれだ。昨シーズンに息子がスキーを始めてハマッてから、ほぼ毎週末は雪山に向かっている。

子どもの頃の冬休みはスキー好きの父に連れられて長野県でスキー、シアトルでの学生時代も冬はスキーをしていたのだが、夫が特にスキーに興味がなく、私までやる気が失せてしまったらしい。気づいてみれば10年以上も遠のいていた。

しかし、雨の多いシアトルの冬に、「アウトドアでアクティブに」となると、定番はやっぱりスノースポーツ。車で約1時間も走ればスキー場だし、子ども向けのスキー教室もある。いつもかなりアクティブな息子に聞いてみると、「やってみたーい」とのこと。何でも親子で一緒にやるクセがついてしまっている我が家は、私はスキー、夫はスノーボードを、再開することとなった。

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