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親になったから、見えるものがある。

コラム

40歳、母子で自己肯定感を高めるには? ――余裕がないとそこまで回らねえよ、夏

とても個人的なことですが、もうすぐ40歳になります。
節目の年にやりたくなるのは、「振り返り」と「これからの構想(ビジョン)」と相場が決まっていて、行き着いたのは「わたしの自己肯定感、ダダ下がり」という事実。
ということで、このすり減った自己肯定感の原因を振り返り、満たす方法を探りたい。

■自己肯定感ってなあに?


自己肯定感とは、読んで字のごとく、自分を肯定する力。「私はいるだけで価値がある」と前向きに肝が据わっている状態だ。人生をサバイブする上で、いま最もみんなが欲しがる最強アイテムといっても過言ではない。

なにせ、自己肯定感があれば!勉強、恋愛、仕事、人間関係が、すべてうまくいくらしい!ほんのりスピリチュアルを香らせつつ、子育て、教育、ビジネスでも大人気。裏返せば、みなさん病み気味で、何かを見失い気味ってことなんでしょう。

「ほんとかな~」と疑い半分、「とりあえずゲットしとけ~」が半分。ここから先はバラ色の人生が待っているかもしれない。


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「子どもと遊ぶのがつらい」問題をどうするか

子どもの頃、友だちとするごっこ遊びが何よりも好きだった。
滑り台や砂場を海の中やお城に見立てて、人魚になったりお姫様になったり。
想像力を思いっきり膨らませて、背中の羽根でどこにでも飛んでいくことができた。

しかし、大人になって気づいてしまった。
子どもが木の枝を拾って、「変身するよ。せ~の、それ~!」と振り回しても、その木の枝はただの木の枝であって、決して魔法のステッキには見えない。
もう、子どもと想像の世界を共有することはできないのだ。
子どもの頃に生えていた背中の羽根は、いつの間にか消えてしまったのだ。

■子どもと遊ぶのは眠い


まあ、そんなわけで、親となった私の目下の悩みは「子どもと遊ぶのがつらい」ということだ。

とくに幼い子どもとの遊びは、同じことを繰り返しなので眠くてたまらない。
しかし、寝てはいけない。少しでも目を離せば、子どもは命の危険にさらされてしまう。
そして、親の眠気のピークと、子どもの昼寝のタイミングはたいてい重ならないので、猛烈な眠気を我慢しなければならず、拷問のようでもある。


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育児の体力維持にワークアウト ――親子でできることが増えたわけ

夏休みの半分が過ぎて、ここアメリカ・シアトルはようやく暑くなり、夏が本番に入った感がある。緯度が高くこの時期は日が長く、息子が近所の友だちとの遊びから帰ってくるのは、暗くなり始める午後8時30分過ぎだ。

「ただいまー」

それから1時間ぐらいの間、シャワーを浴び、ご飯を食べ、ちょっと遊びながら、今日のハイライトを話してくれる。でも、ベッドに入って「本を読んで」と言うとすぐ眠りに落ちてしまうので、サイドテーブルには夏休みの前から同じ本がずっと置かれたままだ。

正直、成長中の子どものエネルギーはものすごい。4月にスキーシーズンが終わった時は、「このままだと、3年後、いや2年後には完全に置いていかれるなあ」と思ったし、たまにヨガをやったりウォーキングしたりするだけでは、一緒に過ごす時間が多い夏休みについていけていない気がする。

そのタイミングで、年上の友人から筋トレの大切さを説かれたり、骨粗鬆症の予防を呼びかけるポスターを見かけたりして、やっぱりこれじゃいかんだろという思いが募る。それをどうにかするために、素直にジムでパーソナルトレーナーと予約を取り、ワークアウトを始めることにした。


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「心の余裕」は金で買えるか? ――家事代行で1週間分のごはんを作ってもらったら……

いきなり結論からいうと、2時間半で以下13品を作っていただき、心の余裕もガッツリ買えました!


▼13品の内訳
*鶏肉と大根の煮物
*かぼちゃと厚揚げの煮物
*もやしとモロッコいんげんの味噌汁
*豚ロースのガーリック焼き
*鶏肉の照り焼き
*大根皮のきんぴら
*麻婆豆腐
*たらのムニエル
*あじの南蛮漬け
*鶏肉と野菜のトマト煮
*ズッキーニの肉詰め
*もやしとキクラゲの玉子炒め
*大根ステーキ


■家事、育児、仕事を同時にやる分身の術


日本で家事代行文化が根付かないのは、他人を家にあげることに抵抗があるからだと言われている。
私はそれに加え、妻や母として「負けた気がする」と感じてしまうこと、自分がやればタダなのに、お金を払って人を使うことに気が引けるからだと思っている。

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少子化を推進するのは「余計なおせっかい」

夏休み。それは大人にとっては帰省のシーズンでもある。
懐かしい街に帰ったり、旧友に会ったりするのは楽しい。
親の顔を見るとほっとする人もいることだろう。
子連れで帰省すれば、大人の手が増えるので、ちょっと楽だなあと感じることもある。

しかし、忘れてはならない。
帰省とは、新旧の価値観がガチンコ勝負する場でもあるのだ。

■余計なおせっかいが成人した子どもを憂鬱にする


学生時代や社会人になってすぐの帰省はほっとできるものかもしれないが、徐々に、ある時期から帰省はどんよりと憂鬱なものになっていく。
多くの人にとって、そのタイミングとは、親からの結婚や出産へのプレッシャーがかけられ始めたときからではないだろうか。


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子どもの入院 ――「あなたの子なんだから」をかみしめる


5月のこと、娘が熱性けいれんをした関係で入院することになった。
管理入院だったので、母親的に狼狽することもなく、過ぎてみれば4日の入院生活はあっという間で、今は親子ともすっかり元気である。

さて、こういう非常時は、ふだんぼんやりしている子育てのスタイルを確認するきっかけにあふれている。


時間はさかのぼって、私と娘が総合病院の待合い病室で「入院or帰宅」という医師の判断を待っていた時の話をしたい。私たちがベッドで本を読んでいると、カーテンを隔てた隣のベッドから話し声が聞こえてきた。どうやら救急搬送されてきた1歳前くらいの子が念のため入院となり、母親と祖母がその付き添いのスタイルで悩んでいるのだった。

看護師の説明によると、入院のタイプは2種類。ひとつは子どものとなりに親のベッドが用意され、親が24時間付きそうスタイル。もうひとつは子どものみで宿泊し、親は面会時間に滞在するスタイルだ。前者を選んでしまうと、母親は退院まで子どもと一緒に過ごすことになり、途中から方針は変えられない。

母親には仕事もあるようだ。祖母(母親の実母のよう)が仕事中は祖母、仕事が終わったら母親に交代しようと提案しているものの、実践できるか考えあぐねている様子だった。

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「安心して笑っていられる場所があれば、子どもの肯定感は育つ。」 ――放課後NPOアフタースクール・代表理事 平岩国泰さんインタビュー

娘の小学校入学から2ヵ月あまりが経過し、大きな生活の変化や刺激を日々目の当たりにしている我が家。

保育園時代との違いに、親としても戸惑うことが多いが、学校や学童、習い事、その他たくさんの居場所ができればいいな、と考えながら読んだ一冊を、同じような境遇の親御さんたちにぜひご紹介したい。


タイトルの通り、子どもの「自己肯定感」がテーマだ。
著者は放課後の学校に地域の人々を“市民先生”として招き、さまざまな「放課後プログラム」を開催するNPO法人、放課後NPOアフタースクール・代表理事の平岩国泰(ひらいわ くにやす)さん。

子どもの「自己肯定感」はどうやって育まれていくのか、そのために親ができることは何なのか。「アフタースクール」を通じて15年間で累計5万人以上の子どもたちと関わってきた平岩氏にインタビューを行った。

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子どもにどうやって「正しい持ち方」を教えるの? 箸が持てない母の苦悩


少し前、「箸の持ち方がおかしい。お嫁にいけないよ」と小学校の先生から注意されたというツイートが話題になった。

実際に「お箸の持ち方がおかしい人とは付き合えない」という声はよく聞く。
たしかに、食事をして不快かどうかは結婚相手を決めるときに重要だと思うので、「お嫁にいけない」という言い回しの古さはどうかと思うが、そう間違ったことは言っていないと思う。



かくいう私も、お箸の持ち方がおかしい。
2本の箸の間に中指を挟むことがどうしてもできないのだ。
子どものころからさんざん、親からは「お箸の持ち方が変だ」と言われてきたし、私自身直そうともした。正しい持ち方をしたほうが食べ物をこぼさずにうまくお箸を使えるし、そちらのほうが一緒に食事をする相手を不快にさせないことだって頭ではわかっている。

しかし、中指を挟む持ち方はどうしても私にとっては持ちにくくて、結局自己流の変な癖のまま大人になってしまったのである。

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虐待通報、されました ――児童相談所のガイドラインと、「しつけ」と「世間体」のはざまで

春の穏やかな陽気だった週末のある日、時間は午前10時頃であっただろうか。3歳の息子の「おもちゃ片付けない問題」を巡り、家庭内イザコザ(=ママが激ギレてテラスへ息子を締め出す)の末に、ご近所の方に虐待の疑いで通報されてしまうという事態が発生した。


「ピンポーン」のチャイムと共に現れた警察官5~6名+区役所の職員+児童相談所の職員を前に、筆者は瞬時に「……あっ!虐待と勘違いされている!」と状況を判断した。と同時に、通報したご近所の誰かが、我が家に対して抱いたであろう感情に、モヤモヤせざるを得なかった。

■しつけと虐待の線引きはどこに?


言い訳ではなく本当にそうなのであるが、私は、「子どもを傷つける目的」で行動したことはない。今回の我が家のケースで言うと、以下のような顛末であった。

・息子が部屋中におもちゃを散乱させて、遊び終わっても片付けない
・母が穏やかに「お片づけしようね」→息子無視
・母がだんだんキレてきて「片付けなさい」と声を荒げる→息子ニヤニヤ
・母は「あかん。暖簾に腕押しだ」と感じ、【我が家のルール】を執行

【我が家のルール】とは、子どもが親の言うことがまったく頭に入っていかない状況において、一旦、頭を冷やさせるために数分間テラスに締め出して、なぜ締め出されたのか本人に考えてもらう、というもの。アメリカのしつけでよく用いられる「タイムアウト法」(※)をベースとした発想である。
(※)タイムアウト法とは
望ましくない行動を減らすために用いられる行動療法の技法の一つ。人を攻撃するなどの問題行動が起きたとき、一時的にその場から引き離すことで、問題行動を強化する刺激から遠ざける。子供の問題行動への対応策などに用いられる。(出典:コトバンク)

「遊び終わったおもちゃを片付ける」という望ましい生活習慣を身につけてもらうために行った行為ではあるが、警察や児相の職員の方に顛末を説明している最中、なんだか自分が必死に言い訳しているような気分になり、さらにモヤモヤ……。

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スマホ脳×子育て脳で母のメモリ崩壊!? ――しょうゆせんべいは何枚?の謎

この部屋に何をしに入ったかを忘れる。
芸能人からご近所の人まで名前が出てこない。
メモをとったのに、とったことを忘れる。
ゴミ出しルールが変わろうものなら、なかなかアップデートできない。
……などなど、子どもを生んでから、脳の機能が低下したのでは?と自覚している方はいるだろうか。


加齢のせいか、睡眠不足のせいか、頭の中に消しゴムが発生したからなのか。私は健康診断の際、医師に相談しても、「育児中はよくあることですから」で一蹴され、もやもやしたまま7年が過ぎようとしていた。

そんなおり、「スマホ脳」という言葉を知った。
NHK『クローズアップ現代+』の特集によると、いつ何時もスマホを見ていると、物忘れが激しくなり、判断力や意欲も低下するというものだ。

スマホに依存すると30~50代の働き盛りでも、もの忘れが激しくなり判断力や意欲も低下するというのだ。患者の脳では前頭葉の血流が減少。スマホから文字や映像などの膨大な情報が絶えず流入し続け、情報処理が追いつかなくなると見られている。「スマホによる脳過労」「オーバーフロー脳」などと呼ぶ脳神経外科医も現れ、脳の異常は一時的なのか、認知症の初期症状なのか、議論が始まっている。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4249/index.html
NHK『クローズアップ現代+』2019年2月19日(火)放映分より


これ、わかりみが深すぎる。このページで紹介している「脳チェック」の項目はほぼ当てはまり、「心身健康チェック」も5つ。スマホだけに罪をなすりつけるつもりはないが、確実に影響は受けているだろう。


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