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親になったから、見えるものがある。

コラム

子ども服に親の趣味は反映すべきなのか

娘を産んで初めてわかったこと。それは、子ども服をあれこれ着せるのがめっちゃめちゃ楽しいということだった。

産むまでは、「子ども服なんてすぐ小さくなるんだから、こだわったってしょうがない。1回しか着ないお宮参り用のセレモニー服なんて用意するのももったいない。そもそも男か女かわからないし、どっちでも着られそうなのだけ用意しておけばいいや」という冷めた考え方をしていた。

しかし、いざ産んでみて、服を着せてみると、もう、なんというか、感動しかなかったのである。

「ああ、この子は何を着せてもかわいいじゃないか! あれも、これも、それも着せて試してみたい……!」

あ~あ、もうね! 親バカ発言丸出しですよ!
でも、仕方がない。だって、わが身と比べて、無限の可能性を感じるんだもの。


赤ちゃんというのは、大きさこそ多少の個人差はあるが、体型にそこまで差があるわけではないので、赤ちゃん用の服ならどんなデザインのものでも基本的に似合う。

肌色もくすんでいないから、母親である自分に比べれば、服の選択のチョイスがぐんと広がる。自分が体型や対外的なセルフイメージなどでいろいろとあきらめていた路線を、娘に試すことができるのである。

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もし、ミサイルが飛んできたら。 ――弱者の心構えについて

最近お隣の隣の国が、頻繁にミサイルを飛ばしている。
前々から世界の反発を買ってきた行動だが、いよいよ射程距離に入ってきたと思われる国が続出、他人事ではなくなっている。
こういうときの外交力学がどうなるか見ものだが、そんな悠長な姿勢でいいのだろうか。



■子どもの話にたとえてみると


諸外国をざっくり子どもたちの話に置き換えてみるとする。
公園で何人かが一見仲良く遊んでいるなかに、突然石を飛ばすやつがあらわれる。最初はみながいる場所に届かないから注意ですんだものの、いよいよ上空を横切ると、「危ないからやめろ」というリーダー的存在の子を筆頭に、抗議がおこる。でも、石を投げているヤツはやめる気配はなく、ますます石を投げてくる。リーダーは、「こっちもでっかい石を持ってるんだぞ、あともうおまえにお菓子をあげないからな!」と仲間をつくっていく。

一方で、石を投げるやつと仲良しのヤツやリーダーが嫌いなヤツは、最初はのらくらしていたが、とりあえず「やめろよ~」と言い出した。お菓子はあげてもいいけど、やめてもいいや。でもおまえって、そんなことをされたらますます投げるヤツだよね、と認識している。

こうなると、石を投げるやつが孤立して、最終的にはごめんなさい、となりそうなものだが、石を投げるヤツはこちらの常識が通じず、自信たっぷりだから困る。「コラ、やめなさい!」という肝っ玉母ちゃんもいない。そんなわけで実際の、国を超えての対話は、ますます複雑そうである。

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英キャサリン妃の第3子妊娠報道への偏愛エール

2017年9月4日、英王室がウィリアム王子の妻・キャサリン妃が第3子を妊娠したと発表した。



この日、夕飯の片付けを終えて、時間を確認しようとスマホを手に取ると、このニュース速報が目に飛び込んできて、思わず「ウオー!!」と声が出た。

海外セレブウォッチャーとして、お気に入りのハリウッド俳優から、ミュージシャン、モデルなどの動向を日々追っていて、誰と誰が結婚しただの、誰が誰に喧嘩を売っただの、ゴシップチェックに余念がないが、その中でもとくに好きなのがセレブの子どもたち、2世ネタだ。

この頃だと、独身貴族で名高かった俳優のジョージ・クルーニーがついにパパになったとか、マドンナがアフリカから養子を迎え入れたとか、歌手のビヨンセが産まれたばかりの赤ちゃんとの写真を公開したとか、そんなニュースをホクホクと眺めている。

王室・皇室ネタにももちろん目がなく、ニュースの見出しを見つけるとほぼ100%の確率でクリックしてしまうが、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻については、「第3子の可能性もありそうだ」という噂や伝聞レベルのニュースが飛び交っているのをここ最近目にしていたものの、「あるとしてもまだまだ先だよね」とまったく信じていなかった。

というのも、没後20年を迎えた故・ダイアナ妃を悼む場に訪れたキャサリン妃が、スラリとしたワンピースとハイヒール姿で写っている写真を数日前に海外サイトで見ていたからだ。


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きょうだいを“平等にかわいがる”の難しさ ――「上の子可愛くない症候群」その後

「上の子可愛くない症候群」について書いてから2年が経った。

これが「上の子可愛くない症候群」!? その対処法を考えてみた
http://mamapicks.jp/archives/52179700.html

我が家の子どもたちは、それぞれ小学1年生と2歳半になり、当時とはまた違った視点が筆者の中に芽生えてきている。


現在2歳半である“下の子”はイヤイヤ期真っ最中である。

靴をなかなか履かない、「自分で!」と怒るもののできずに、「できなかった!」とふくれている、ベビーカーに乗りたがらず、毎晩保育園の玄関で10分ほど押し問答する……などはあるが、「まあ、こんなもんだよね」という過去実績があるので、実はそれほど困っていない。

そして、最悪このイヤイヤが小学校に上がっても終わらない……ということも今は知っているので、長期戦の構えだ。

夫は少し様子が違うらしい。
「イヤイヤするけどそんなに困らないね」と私がいえば、「お父さんはそんなことありませんよ」。

記憶を整理してみたが、長男の2歳当時、夫が今よりは子どもにコミットしておらず、夫の中には、長男のイヤイヤ期のひどい部分について、記憶がないのかもしれない。

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「夏だから、思い出に残ることをしなきゃ」となぜ張り切りすぎてしまうのか

この夏も、実家のある関西へ帰省してきた。
夫がお盆にしっかり休めることもあって、今回はまる1週間帰ることにしたのだが、娘が0~1歳の頃に比べると帰省がどんどん楽になってきている。

ここ1年くらいは娘がリュックサックに自分の着替えなどを入れてくれるようになったので、私のバッグは基本的に私のものを入れられる仕様になり、いつも最低限しか持ち帰れなかった着替えや化粧品もちょっと多めに、友人に渡す手土産なども入れられるスペースもできた。

ベビーカーにおむつ、着替えやおやつ、おもちゃも余分に持って念には念を…と娘の荷物を準備していた頃は、とにもかくにも行き帰りが最大のイベントだったし、そこを越えたらOKという感じで、帰省してから何をするかは余力があれば考えましょう、という程度だった。

そして今回は、動物園に行った次の日は水族館、その次は義実家総出で一泊旅行、その他も娘の世話は家族にお願いして、友人とランチに出かけたり、ちょっと買い物したりと、精力的に活動した甲斐あって充実の1週間になった。

自宅に帰ってきてからも、娘はずっとあれが楽しかった、あそこにまた行きたいと繰り返していて、その嬉しそうな様子に安堵するとともに、私たちは夏の思い出を作ってあげたい、もっと言うと、夏だから何か思い出に残ることをしなければいけないのでは?という若干強迫観念に近いものを抱いていたのかもしれないと気づいた。


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女だから/男だからの役割意識を越えるのではなく、壊せたら

このところの旅行の記憶といえば、もう100%子どもの行きたいところばかりが続いている。今年も行った先のメインは鉄道系の博物館。幸運にも本物の運転士さんがシミュレーターのエリアに来てくれる日だったらしく、息子が運転体験をしている様子を見守りながら、私は運転士の仕事や訓練などについていろいろと話を聞かせてもらえてしまった。

■自分でも意外だった根強い性別フィルター


体験時間が終わって「本物の運転士さんだって!すごいね~」と息子に言ったら、その運転士さんが、「あ、こちらも運転士です」と、息子の横で操作方法を指導してくれていた方を紹介する。おぉそうだったのか!となんだかバツが悪い。

ふたりとも運転士だなんて思わなかったとか、制服が同種に見えなかったいうのもあるけれど、もっと理由があった。その方は女性だったのだ。

今私が話している人は運転士、ということは、息子についてくれている「女性」は、教えてくれるスタッフ系の人なのか車掌さんとかなのかな……。そういう判断をなんとなくしていた。あぁ、私は確実にこの人を「女性」というフィルターで見ていたんだ。その自分の先入観にガツンと気づかされて、ちょっとショックだった。

そしてやたら「女性の運転士!かっこいい」的な反応をする自分がまたなんだか嫌になってしまう。

男とか女とか、生物として違うとはいえ、社会的な役割に関しては極力フラットでいたい、と常々思っているのだけれど、自分の根っこにはりついている、「女だから……ではない」とか「女なのに……ですごい」という感覚に、いまだにびっくりするほど左右されていることに改めて気づかされてしまった。


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オバサン現象への抗い方 ――「ジャネーの法則」と「マズローの欲求5段階説」を超えて

突然だが、「子どもを生んでから時間が経つのが早い」と感じないだろうか。
2017年、梅雨が明けたと思ったら、もう8月が終わろうとしている、このままあっという間に生涯を閉じてしまうのではないか、という危機感を持つのは私だけではないだろう。

この理由として、人は年を重ねたぶんだけ時間が早く過ぎると感じる「ジャネーの法則」や、大人になると新鮮な体験が無くなり日常がマンネリ化するから、というものがあって、どれも納得する。


で、今回それに加えたいのが、「人生の主役を降りがちで、時間の裁量権からも降りがち」を挙げてみたい。

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「子どもを産んだら成長できる」ってどうですか?

子どもがいない女性をモヤモヤさせるセリフ。それは、子持ち女性からしばしドヤ顔で語られる、「子どもを産んだことで成長できました!」もしくは、「子どもを産んだことのない人にはわからないのよ」であろう。

いや、少なくとも私自身は、子どもを産むまでずっと、この言葉を聞くたびに「子どもを産んでいないのは、人として何か足りないのではないか」という気持ちでいっぱいになったものだ。

子どもをひとり産んだ今、ようやく以前ほどのダメージは受けなくなったものの、ぼちぼち繁殖能力の限界が見えてきたこともあり、「ひとり産んだだけじゃ、まだ修業が足りないんじゃないか?」という気持ちが時折顔を出すことがある。


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子ども目線を思い出す「リメンバー法」で乗り切る子育て


子育ては十人十色。母親が持つ信条から、日常的な「使える」テクニックまで、取捨選択とその実行は親次第である。

……という前提をキープしながら、ネットや書籍やママ友の話を聞いて、選択肢を増やしている方も多いのではないだろうか。

さて、私もそのうちのひとりとして、いかに自分と子どもが「ラクに楽しく、ストレスをためないで」、ひとつ屋根の下で暮らせるかを模索している。

そんななか、遅まきながら考えたのが、「OK、OK」法なるものだった。

とりあえず「OK、OK」で乗り切る子育て
http://mamapicks.jp/archives/52222951.html


たとえ親の心中穏やかならざる状態でも、子どもの要望にはとりあえず「OK、OK」と応対し、解決策を模索・提示する気持ちにもっていこうとするものである。

■「OK法」の欠点


だが、ここで問題が発生した。

4歳の長男いわく、
「ママ、顔がぜんぜんOKじゃない」。

なるほど、口では「オオケイ、オオケイッ……!」と言っているものの、顔は完全に能面、もしくは怒っており、困ったことに嘘をついていると思われたらしい。

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「お父さんの葛藤に思いをはせた」らこうなった? 炎上CMをかってに編集しなおしてみた

牛乳石鹸のウェブCM動画がある意味で盛り上がっている。

俳優の新井浩文さん主演で、もともとは父の日に合わせて制作されたものだったが、なぜか2ヵ月経った今、大変な話題になってしまった。


新井浩文という俳優が大好きだ。
ちょっと何を考えているかわからない、飄々とした様子で悪事に手を染めるような、一緒にいたら絶対ダメになるに違いないのに好きになるような、あの感じがたまらない。

ところで、本題のウェブCM動画である。

ああ、よくある夫婦のすれ違いCMかなーと思っていたところ、最後で「ええええ?」と声が出た。

これはもしかして……視聴者にとても高度な宿題を突きつけているのではないか? そんな深読みもしたのだが。


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編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女。
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