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親になったから、見えるものがある。

コラム

少女たちの成長譚としてのプリキュア

毎週日曜日、起床して朝食を済ませると、娘がいそいそとテレビの前に陣取りチャンネルを5(テレビ朝日系列)に合わせる。8時30分から始まる子ども向け番組の放送時間帯、通称「ニチアサ」に向けて準備万端だ。

2018年5月現在の放送番組は『HUGっと!プリキュア』、『仮面ライダービルド』、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の3つ。3番組ぶっ続けではなくとも、どれかひとつは子どもが見ているという家庭は多いだろう。我が家は通しで見ているが、5歳の娘はやはり『HUGっと!プリキュア』がお気に入り。


元はというと、Eテレしか見なかった娘が保育園のお友だちからの伝聞で存在を知り、視聴し始めたプリキュアシリーズ。前シリーズの『キラキラ☆プリキュアアラモード』に続いて、録画を繰り返し鑑賞したり、キャラクターグッズを集めたりと夢中になっているさまを見ているうちに、親も一緒にハマってしまうというよくあるパターン。

だが、コンテンツの良質さと安定したクオリティに、「これからもよろしくお願いします……」と深々お辞儀をしたくなってしまう。2004年の初代『ふたりはプリキュア』から数えて通算15作と、その歴史もダテではないのだなと毎回感心させられている。

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米国育ちの息子との日本滞在でわかった日本語コミュニケーションの不安と成功体験

米国生まれ育ちの息子と一緒に日本で過ごした2週間。

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シアトルから成田へのフライトは快適だった。「飛行機ではスクリーンタイムに制限なし」と決めたので、最初は「ダディに2週間会えないから、さみしくなってきた」と少しぼんやりしていた7歳の息子も、日本語の映画を見たりゲームをしたりしているうちに気分が上がってきたらしい。


持ってきた本を読んだり外を眺めたり、疲れれば「ちょっと寝るね」とスヤスヤ寝たりと落ち着いて過ごし、約10時間後に成田空港に到着した時は、「日本だね!」と元気いっぱいで嬉しそうだ。

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なぜ、母親と父親で子どもの態度は豹変するのか

何年か子育てをしてきて、「母親+子ども」の時と「父親+子ども」の時とでは、どうやら子どもの態度が違うようだ……と感じている親御さんはいるだろうか。

私は、夫から話を聞く限り、「父親+子ども」セットの方が、生活をすんなり回しているように感じており、このたびママ友から、「私の時のほうが、明らかに大変」だという証言が取れたので、私事だが公開する。

「やっぱりそうだった!」というスッキリ感と、「しかしなぜ?!」というモヤモヤ感。子どもに振り回される心身ともに、げっそり感を味わっている。今回はそこを考えてみたい。


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「おっぱい」が「オッパイ」になるとき ――世界の見え方は簡単に切り替わる

子どもを産んで、母乳だけで育てていた始めの頃、授乳って自然なことでしかなく、乳房は赤ちゃんにとっての栄養源ドリンクとしての「おっぱい」としか思えなかった。それは赤ちゃんが生き抜くための食事的原料でしかなく、裸とか、性的な「オッパイ」っぽいイメージは完全にすっ飛んでいて皆無だった。

栄養源としての「おっぱい」時代のことを思い返すと、笑えるようで笑えないようなことがいろいろある。


■授乳初心者。パジャマの前全開!!


出産したその日、初めて母乳の与え方(赤ちゃんの口がそこに位置する抱き方)を助産師さんに教えてもらった。赤ちゃんはなかなか簡単には飲めなくて、私も初めてで姿勢の取り方だけでも難しい。布すら邪魔で、なんだかほとんど脱げている状態で教えてくれた。その次の授乳タイミング、マタニティパジャマの前をほぼ全開状態で必死にトライする私の様子を、立ち寄った別の助産師さんが「あら!そんなにあけなくても……」と慌ててあたふた閉じてくれた。

だって、そんな、布の隙間から飲ませられるほど簡単じゃないんだけど……しかもついさっきまで分娩台で、もっととんでもない姿を見られていたんだから、パジャマの前全開してるぐらい気にしてませんから……っていうのは私の感覚で、完全にずれていた。

出産後ってそれくらいにはハイテンションで、よくわからなくなっている。そういえば、夫は立会い直後で私同様感覚がずれていただろうから気にしなくていいとしても、両方の母も目の前にいたんだった。

まぁこれは、それでも出産直後だから、仕方ない度は高い。

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“Care”で支え合う ――≪after育休≫レゴジャパンの取り組み

本稿では、育休の先にある「働く」×「育児」の両立の多様な実現方法を模索すべく、他社に先駆けて先進的な取り組みをされている企業の制度と、実際にその制度を利用して育児と仕事の『自分らしい両立』を実現している社員の方の声をご紹介していきたい。連載の第2回目は、レゴジャパン株式会社を取り上げる。

子どもを持つ親なら、レゴを知らない人はいないだろう。昭和後期生まれでファミコン世代の私も、物心がつくころからレゴに慣れ親しんできた。自分の子どもには、レゴ・デュプロ(幼児向けライン)のディズニープリンセスシリーズを、ママ自身の趣味も兼ねて買い与えている。世界130ヵ国以上で販売され熱狂的なファンも多いレゴであるが、発祥の地であり現在も本社を構えるのは、「幸せの国・デンマーク」ということは、あまり知られていないかもしれない。

デンマークのある北欧と言えば、男女平等が早くから進んでいて、女性の就業率がとても高く、産後も働き続けることが当たり前の地域である。そんなデンマークに本社を置くレゴジャパンには、「子育てをしながら働く社員にとって働きやすい仕組みがあるのではないか?」と思い、同社の制度や子育て社員の働き方を取材させていただいた。

■ワークライフバランスの鍵は半径数メートル以内の信頼関係



▲お話を伺った3人の子育て中社員の皆さん
(左)清水さん、(中)今井さん、(右)Fengさん

お話を伺ったレゴジャパンの子育て中の社員3名(3人とも職種・ポジションは異なる方)が、「職場で働きやすさを感じる点」について、3人全員が異口同音に挙げたのは「子どもの急病や学校行事などで休むときに、ごめんなさいと言わなくて済むこと」だった。なんだったら、休む際にその理由を言う必要もないらしい。
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シンカリオンに「発音ミク」登場で、女かつ母である私の深読みが止まらない

2018年4月21日に放映された『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』に、人気ボーカロイドの「初音ミク」が「発音ミク」となって、H5系はやぶさに搭乗した。

「だからなに?」と思うのが通常の反応だろう。以前当サイトで書いたコラム『アニメ「シンカリオン」の「こまち」のパイロットが女子じゃない問題』で、「こまちに乗るのは女子だろう!」といういたたまれない私の気持ちを吐露して数ヵ月、私の声が届いたのか?(……いや、コラム公開と同時くらいに正式発表があった)、女の子がシンカリオンのパイロットになったことが、単純にうれしいのである。

ただ、見ているうちに、発音ミクがどんどん自分ゴト化されてしまい、男女間の「よくある光景」を通り過ぎ、ほろ苦い過去を思い出し、やや暗い気分になってしまった。今まさにセクハラのトピックがメディアを席巻し、男女間の就労意識の差にも意識が向いているからだろうか……。


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ドラマ『あなたには帰る家がある』初回レビュー ――夫婦の葛藤のリアルがどれほど再現されるかに期待

新年度に切り替わり早や半月あまり。寝落ちしてばかりの冬を越えて、新しい季節の楽しみと言えば夜のドラマ鑑賞だ。

ただでさえ時間がうまく使えないから、海外ドラマには手を出さないぞと決めていたのに、数年来待ち焦がれていた作品がついに配信スタートしたので、そちらも日々鑑賞。すると地上波ドラマはどこまで押さえられるかと懸念しているが、これだけは観ておこうと決めたのが、TBS系ドラマ『あなたには帰る家がある』(毎週金曜22:00~)だ。

原作は直木賞作家としても知られる山本文緒氏による同名の小説で、ドラマ化されるのは2003年以来2回目。佐藤家、茄子田家という2つの家庭が微妙に交差していく様子を描く家族、夫婦の物語だ。


実は筆者は山本文緒氏の20年来のファン。著書はほとんど読破していて、過去にはトークショーに参加して文庫本にサインをもらったこともある。

なかでも『あなたには帰る家がある』は綿密な人物描写やストーリーテリングに惹きこまれ、他の作品も読み始めるきっかけにもなった印象深い一作だ。ファンとして映像化は嬉しいニュースでもあるが、小説が刊行されたのは1994年のこと。「なぜ今このタイミングで?」という疑問を抱きつつ、初回鑑賞に臨んだ。

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「著しく違うこと」を親としてどう受けとめるか? ――顔に強い特徴をもつ少年の話「ワンダー」に引き込まれて

「ひとつだけ願いをかなえてもらえるなら、めだたないありきたりの顔になりたい。」
児童書『Wonder ワンダー』(R・J・パラシオ 著/中井はるの 訳・ほるぷ出版)の主人公オーガストは、先天的に顔の形成に問題をかかえ、「きみがどう想像したって、きっとそれよりひどい」顔の持ち主だ。彼が生まれて初めて学校に通うことになった中等部(5年生)の1年目が描かれている。

いかにも「感動」を売りにしたつくりの話なら興ざめなのだけど、これが、とってもいい距離感で面白かったのだ。ストーリーは、登場する子どもの視点で語られ、章によって語り手が変わる。同じ出来事が別の子の視点で次々に語られる展開にぐいぐい引き込まれ、翻訳の日本語のリズムも心地よく読みやすい。


児童書コーナーにある子ども向けの小説で、小学校高学年の息子が先に読んだのだけれど、私も数年前に立ち読みしたきりで気になっていたので、読んでみたらなんだかとてもよかった。 (※本書の刊行は2015年7月)

「『人と違うこと』をどうやって受け止め合うか」っていうことが全体に流れている。

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「子連れで外食」問題が一周回って失ったものはないか

1ヵ月ほど前、休日に娘と2人で近所を散歩中、お気に入りのイタリアンレストランの前を通りかかると、扉の貼り紙が目に入った。

何だろうと近寄ってみると、「3月いっぱいで閉店します」とのこと。何だって!!!ショック、ショックだ。

料理も美味しく、子連れでも入りやすく、ゆったりできて店の雰囲気もサービスも良くリーズナブル。しょっちゅう行けるわけではないが、また記念日か何かで利用したいなと思っていた矢先のことだ。

残念だな、もっと通えばよかったと悔やんでももう遅い。閉店までにせめてあと一度はと決意し、家族で最後にランチに出かけた。


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【米国発】学校を休んで日本への里帰りを先生に伝えたところ……?

米国育ちの息子は日本語が好きらしい。普段から私とは日本語で話しているが、昨年4月に1年生になってからは、日本語の土曜学校で学び始めた漢字がとくに好きで、字の成り立ちを解説した絵に感心しては、「今度日本に行ったらさあ、あっちこっちに書いてある漢字が読めるよね。フフフ」と不敵な笑いをもらしている。自分の名前のひらがなを覚えたばかりだった数年前は、日本滞在中にそのひらがなを見つけるたび、「どうしてここに?」と驚いていたというのに、時が過ぎるのは早いものだ。

そうして、「日本に行ったらやりたいことはね……」と話すうち、「ねえ、次は日本にいつ行くの?」ときいてくるようになった。息子とは1歳になる前から毎年日本に行っているが、昨年はタイミングを逃して行くことができなかったので、最後に行ったのはまだ5歳だった2016年の春。「日本のことを考えると、行きたくなっちゃうんだよね」と言う息子はもう7歳だ。


日本に行く場合の一番簡単なオプションは夏休みである。アメリカの夏休みは3ヵ月ほどあるし、高学年になるとその時しか学校を休めないということもあり、私のまわりでも夏に日本に行く人は多い。

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