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親になったから、見えるものがある。

コラム

ピンクの魔法 ――ピンクのものを身につけるとちょっと気分がアガル!?

ここ数日、「だいぶ涼しくなったな、この時期は着るものが困るなー」と、毎年恒例の通算何度目か分からないことを考えながら、ファッション系のウェブサイトをボーっと眺めていた。

テレビをザッピングする感覚で、まさに「目が泳ぐ」状態であちこちのページを移動していると、ピンクのアイテムで埋め尽くされた特集が目に飛び込んできた。

一流ブランドからアンティークまで、おもちゃ箱をひっくり返したように溢れだすピンク色のアイテムに見入りながら、「このセーター可愛いなあ、こんなトーンのピンクは着たことないかも、着てみたいなあ」と妄想に耽ったあと、ふと自分の姿に目をやると、白いシャツとカーキのズボンだ。

「今の私、ピンクが足りてない……!」

思い立って衣装ケースから濃いピンクのズボンを取り出して履き替え、洗面所に立ち、ピンクのチークと口紅を塗った。

普段家にいるときにはつけないピアスもピンク色のものを選んでつけた。マニキュアは前日に塗ったところだったので、ピンクには替えられなかったけど、全身におけるピンク率が急激に上がったところで、すごく気分が高揚していることに気付いた。

「何だこんな簡単なことで気分ってめちゃくちゃアガるんだな……!!!」

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イヤイヤ期はいつ終わるのか ――保健師の助言と賞味期限のある現状

もうすぐ5歳になる息子(年中)のイヤイヤがいまだに激しい。
1歳半くらいから始まったイヤイヤ期のそれとは毛色が違い、「こうやったら母親が怒る」と見越した上で難くせをつけてくるからタチが悪い。

こちらは「その手に乗るもんか」と怒りを鎮めるために、あの手この手の独自メソッドを実行してきたのだが、ちょっと待て。もしかして発育上の問題があるのでは?と不安になった。


善は急げとばかり、地域の保健センターの育児相談窓口へ電話をかけた。以下、そこでの保健師さんへのインタビュー、もとい目からウロコの相談内容とその答えだ。同じような境遇のお母さんがいたら参考にしていただきたい。

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【ドラマレビュー】『渡る世間は鬼ばかり』最新特別編に垣間見たせつなさ

この夏はドラマを一切見られなかったので、10月からのクールは何を見ようと早々に調べていたところ、今年もあのドラマのスペシャルが放送されることが判明し、「鬼が帰ってくるよ!!」とドラマ好きの友人に即報告したのは一ヵ月ほど前だったろうか。

――そう、TBS系ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』、通称「渡鬼」だ。

脚本・橋田壽賀子、プロデューサー・石井ふく子コンビによる本ドラマ、1990年に初回シリーズがスタートし、そこから全10シリーズ、通算放送回数500回を超える超ご長寿ドラマシリーズだ。

2011年の連ドラシリーズ終了後も、1~2年に一度のペースでスペシャル放送として帰ってきているので、ドラマは見たことがなくとも、タイトルや出演者くらいは知っている、という人も多いのではないかと思う。

まったく見たことがない人のために簡潔に説明すると、「岡倉大吉・節子夫婦と、5人の娘たち(弥生、五月、文子、葉子、長子)が、それぞれの嫁ぎ先で繰り広げる愛憎渦巻く人間模様」という感じ。

「渡る世間に鬼はいない」をもじったタイトルから分かるように、渡鬼の見どころといえば、とにかく家族を巡る人間関係の面倒くささだ。


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アメリカの小学校入学風景 ――バーベキューにポップシクル、入学前のイベントで気分もアップ

ここ米国北西部の夏の終わりを告げるレーバー・デーの祝日が明けた9月上旬、息子が小学校に入学した。

近所に住む一番仲のいい従兄とのスクールバス通学がそれはそれは楽しみで、数日前から「あー、待てない! 楽しみ!」と何度も言い、初日の朝も「早くしないと、バスが来ちゃうかもしれないよ!」と、セカセカ、ソワソワ。

それでも、家から見える集合場所まで私と夫と手をつないで歩く息子に、「まだ6歳だなあ」と喜んでいたら、従兄が歩いて来るのが目に入った途端、パッと離した手を従兄に向かって振り、"Can I sit with you on the bus?" と、子どもの世界に行ってしまった。

同じ集合場所からスクールバスに乗るのは小学校付属の幼稚園生から5年生まで15人ぐらい。それぞれに一人または二人の保護者がついて、おしゃべりをしている。私たちが初めてと知るや、向かいの家の人が「帰ってくるときはバスは坂の上から来るからあっち側にいたほうがいいわよ」とアドバイスしてくれたりする。そういう会話はこれまでしたことがなかったので、なんだか新鮮だ。

予定到着時刻より10分ほど遅れて、山吹色のスクールバスが角を曲がってやって来た。

いよいよだ。


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子ども服に親の趣味は反映すべきなのか

娘を産んで初めてわかったこと。それは、子ども服をあれこれ着せるのがめっちゃめちゃ楽しいということだった。

産むまでは、「子ども服なんてすぐ小さくなるんだから、こだわったってしょうがない。1回しか着ないお宮参り用のセレモニー服なんて用意するのももったいない。そもそも男か女かわからないし、どっちでも着られそうなのだけ用意しておけばいいや」という冷めた考え方をしていた。

しかし、いざ産んでみて、服を着せてみると、もう、なんというか、感動しかなかったのである。

「ああ、この子は何を着せてもかわいいじゃないか! あれも、これも、それも着せて試してみたい……!」

あ~あ、もうね! 親バカ発言丸出しですよ!
でも、仕方がない。だって、わが身と比べて、無限の可能性を感じるんだもの。


赤ちゃんというのは、大きさこそ多少の個人差はあるが、体型にそこまで差があるわけではないので、赤ちゃん用の服ならどんなデザインのものでも基本的に似合う。

肌色もくすんでいないから、母親である自分に比べれば、服の選択のチョイスがぐんと広がる。自分が体型や対外的なセルフイメージなどでいろいろとあきらめていた路線を、娘に試すことができるのである。

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もし、ミサイルが飛んできたら。 ――弱者の心構えについて

最近お隣の隣の国が、頻繁にミサイルを飛ばしている。
前々から世界の反発を買ってきた行動だが、いよいよ射程距離に入ってきたと思われる国が続出、他人事ではなくなっている。
こういうときの外交力学がどうなるか見ものだが、そんな悠長な姿勢でいいのだろうか。



■子どもの話にたとえてみると


諸外国をざっくり子どもたちの話に置き換えてみるとする。
公園で何人かが一見仲良く遊んでいるなかに、突然石を飛ばすやつがあらわれる。最初はみながいる場所に届かないから注意ですんだものの、いよいよ上空を横切ると、「危ないからやめろ」というリーダー的存在の子を筆頭に、抗議がおこる。でも、石を投げているヤツはやめる気配はなく、ますます石を投げてくる。リーダーは、「こっちもでっかい石を持ってるんだぞ、あともうおまえにお菓子をあげないからな!」と仲間をつくっていく。

一方で、石を投げるやつと仲良しのヤツやリーダーが嫌いなヤツは、最初はのらくらしていたが、とりあえず「やめろよ~」と言い出した。お菓子はあげてもいいけど、やめてもいいや。でもおまえって、そんなことをされたらますます投げるヤツだよね、と認識している。

こうなると、石を投げるやつが孤立して、最終的にはごめんなさい、となりそうなものだが、石を投げるヤツはこちらの常識が通じず、自信たっぷりだから困る。「コラ、やめなさい!」という肝っ玉母ちゃんもいない。そんなわけで実際の、国を超えての対話は、ますます複雑そうである。

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英キャサリン妃の第3子妊娠報道への偏愛エール

2017年9月4日、英王室がウィリアム王子の妻・キャサリン妃が第3子を妊娠したと発表した。



この日、夕飯の片付けを終えて、時間を確認しようとスマホを手に取ると、このニュース速報が目に飛び込んできて、思わず「ウオー!!」と声が出た。

海外セレブウォッチャーとして、お気に入りのハリウッド俳優から、ミュージシャン、モデルなどの動向を日々追っていて、誰と誰が結婚しただの、誰が誰に喧嘩を売っただの、ゴシップチェックに余念がないが、その中でもとくに好きなのがセレブの子どもたち、2世ネタだ。

この頃だと、独身貴族で名高かった俳優のジョージ・クルーニーがついにパパになったとか、マドンナがアフリカから養子を迎え入れたとか、歌手のビヨンセが産まれたばかりの赤ちゃんとの写真を公開したとか、そんなニュースをホクホクと眺めている。

王室・皇室ネタにももちろん目がなく、ニュースの見出しを見つけるとほぼ100%の確率でクリックしてしまうが、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻については、「第3子の可能性もありそうだ」という噂や伝聞レベルのニュースが飛び交っているのをここ最近目にしていたものの、「あるとしてもまだまだ先だよね」とまったく信じていなかった。

というのも、没後20年を迎えた故・ダイアナ妃を悼む場に訪れたキャサリン妃が、スラリとしたワンピースとハイヒール姿で写っている写真を数日前に海外サイトで見ていたからだ。


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きょうだいを“平等にかわいがる”の難しさ ――「上の子可愛くない症候群」その後

「上の子可愛くない症候群」について書いてから2年が経った。

これが「上の子可愛くない症候群」!? その対処法を考えてみた
http://mamapicks.jp/archives/52179700.html

我が家の子どもたちは、それぞれ小学1年生と2歳半になり、当時とはまた違った視点が筆者の中に芽生えてきている。


現在2歳半である“下の子”はイヤイヤ期真っ最中である。

靴をなかなか履かない、「自分で!」と怒るもののできずに、「できなかった!」とふくれている、ベビーカーに乗りたがらず、毎晩保育園の玄関で10分ほど押し問答する……などはあるが、「まあ、こんなもんだよね」という過去実績があるので、実はそれほど困っていない。

そして、最悪このイヤイヤが小学校に上がっても終わらない……ということも今は知っているので、長期戦の構えだ。

夫は少し様子が違うらしい。
「イヤイヤするけどそんなに困らないね」と私がいえば、「お父さんはそんなことありませんよ」。

記憶を整理してみたが、長男の2歳当時、夫が今よりは子どもにコミットしておらず、夫の中には、長男のイヤイヤ期のひどい部分について、記憶がないのかもしれない。

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「夏だから、思い出に残ることをしなきゃ」となぜ張り切りすぎてしまうのか

この夏も、実家のある関西へ帰省してきた。
夫がお盆にしっかり休めることもあって、今回はまる1週間帰ることにしたのだが、娘が0~1歳の頃に比べると帰省がどんどん楽になってきている。

ここ1年くらいは娘がリュックサックに自分の着替えなどを入れてくれるようになったので、私のバッグは基本的に私のものを入れられる仕様になり、いつも最低限しか持ち帰れなかった着替えや化粧品もちょっと多めに、友人に渡す手土産なども入れられるスペースもできた。

ベビーカーにおむつ、着替えやおやつ、おもちゃも余分に持って念には念を…と娘の荷物を準備していた頃は、とにもかくにも行き帰りが最大のイベントだったし、そこを越えたらOKという感じで、帰省してから何をするかは余力があれば考えましょう、という程度だった。

そして今回は、動物園に行った次の日は水族館、その次は義実家総出で一泊旅行、その他も娘の世話は家族にお願いして、友人とランチに出かけたり、ちょっと買い物したりと、精力的に活動した甲斐あって充実の1週間になった。

自宅に帰ってきてからも、娘はずっとあれが楽しかった、あそこにまた行きたいと繰り返していて、その嬉しそうな様子に安堵するとともに、私たちは夏の思い出を作ってあげたい、もっと言うと、夏だから何か思い出に残ることをしなければいけないのでは?という若干強迫観念に近いものを抱いていたのかもしれないと気づいた。


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女だから/男だからの役割意識を越えるのではなく、壊せたら

このところの旅行の記憶といえば、もう100%子どもの行きたいところばかりが続いている。今年も行った先のメインは鉄道系の博物館。幸運にも本物の運転士さんがシミュレーターのエリアに来てくれる日だったらしく、息子が運転体験をしている様子を見守りながら、私は運転士の仕事や訓練などについていろいろと話を聞かせてもらえてしまった。

■自分でも意外だった根強い性別フィルター


体験時間が終わって「本物の運転士さんだって!すごいね~」と息子に言ったら、その運転士さんが、「あ、こちらも運転士です」と、息子の横で操作方法を指導してくれていた方を紹介する。おぉそうだったのか!となんだかバツが悪い。

ふたりとも運転士だなんて思わなかったとか、制服が同種に見えなかったいうのもあるけれど、もっと理由があった。その方は女性だったのだ。

今私が話している人は運転士、ということは、息子についてくれている「女性」は、教えてくれるスタッフ系の人なのか車掌さんとかなのかな……。そういう判断をなんとなくしていた。あぁ、私は確実にこの人を「女性」というフィルターで見ていたんだ。その自分の先入観にガツンと気づかされて、ちょっとショックだった。

そしてやたら「女性の運転士!かっこいい」的な反応をする自分がまたなんだか嫌になってしまう。

男とか女とか、生物として違うとはいえ、社会的な役割に関しては極力フラットでいたい、と常々思っているのだけれど、自分の根っこにはりついている、「女だから……ではない」とか「女なのに……ですごい」という感覚に、いまだにびっくりするほど左右されていることに改めて気づかされてしまった。


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