MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

ayako_morita

「学び方を学ぶ」という視点での習い事選び ――アクティブ・ラーニングの入口

最近、筆者の3才になる娘は、昨年秋に近所にできたばかりのユニークな造形教室に通い始めた。それは、“芸術を通してアクティブ・ラーニングを学ぶ”というテーマで、現役の芸大生が教えてくれる教室なのだ。

Visions Palette
「アクティブラーニング」を、美術から。
https://www.visions-palette.com/

“現役の芸大生”という時点で、自分の周りにはいたことがない属性ゆえ大変興味深かったが、それよりも興味を持ったのはその教え方であった。

毎回、1時間の時間内で何かを制作するのだが、作るのは絵でも粘土でも木工細工のようなものでもなんでもOK。ただし、先生からは一切テーマは与えられない。子どもたちが自分でやりたいことを見つけて取り組ませ、その際に必要なサポートをする、という方式をとっている。

少し見学をさせてもらったときに、大変印象深い光景があった。
本棚の高い位置に分厚く巨大な美術書を戻そうとしている女の子がいて、どうやら重たくて持ち上がらないようで、先生に助けを求めた。

「先生、戻せない……。」

「あれ?それ、さっき自分で取れたよね? 自分でとれたんだから、きっと自分で戻せるよ。どうやってとったか思い出してごらん。」

その後、女の子は樽のようなものを運んできて、それを踏み台に使うことでうまく戻すことができていた。

ほほぅ、これがこの教室流のアクティブ・ラーニングか。と感じたエピソードである。


続きを読む

子連れパーティーを気兼ねなく楽しめるサービス活用術

新年会や送別会などのパーティーシーズンに、子連れママ会の幹事の頭を悩ませるのは「場所」の問題。居酒屋やレストランの個室を借りても、幼児が3人以上集まればおとなしく座って食事を楽しむなんてことは不可能になる。

子どもたちは部屋の中を走り回ったり、個室を抜け出してお店の方や他のお客さまに迷惑をかけたりするので、「待ちなさい! そっちはダメ!」と、ママは子どもを追い掛け回さなければならず、大人同士の会話は常に分断され続け、「で……なんだっけ?」の連続である。また、乳児連れのママがいる場合、授乳やオムツ替えスペースのことも考えなければならない。

そんななかでもやはり、“お店の方や他のお客さまへの迷惑”がママにとってかなりのストレスになるため、本音を言えば、子どもフリーにしておける“誰かのおうち”での開催が望ましい。とはいえ、子どもが2人以上になってくると、ママの頭数×3以上の人数を収容できるおうちというのもなかなか厳しい。

そんななか、筆者は昨年の子連れ忘年会を、話題のネットサービス『SPACEMARKET』×『MyChef』を利用して企画実施してみたところ、母子ともにかなり満足度の高い会食になったので、その活用事例を紹介したい。


続きを読む

“フルタイムマザー”の働きどき

ワーキングマザー(=ワーママ)が感じる子育てと仕事の両立の大変さは、その障壁ごとに“◯◯の壁”とネーミングされることが多いが、専業主婦の子育てにおいてはどうだろうか?

以前より興味があったテーマであるが、ちょうど先日、小学生ママの就業意識について、とても興味深いお話を聞く機会があった。皆さん、もともとはフルタイムで働いていたが、妊娠・出産を機に仕事を辞めて家庭に入り、子育てに専念してきた方々。言わば“フルタイムマザー”である。

■“フルタイムマザー”が感じる『自己有用感』のモヤモヤ


一昔前なら、「高校や大学卒業後、就職せずに結婚して専業主婦に……」という人も少なからずいただろうが、現在はそのようなケースは非常にまれで、ほとんどのフルタイムマザーは就業経験がある。仕事のやりがいやその大変さも知っているが、家庭を優先してキャリアを断念している人が多いようだ。

一度仕事を辞めてしまうと、“保育園への扉”は閉ざされてしまうため、小学校入学までは基本的に子どもの生活には“ママの手”が必要不可欠となる。延長のない幼稚園であれば14時にはお迎えに行かなければならず、アフター幼稚園の習い事やお友だちと公園で遊ぶのも、すべてママが同伴となるため、フルタイムマザーは終わりのない家事と子育てで自分の時間を使い果たす生活が続く。

続きを読む

働くママの「幼稚園」という選択

今年で3歳になった上の娘は、この4月から近所の認証保育園に通っている。
切迫流産の入院、出産予定日直前のインフルエンザ羅患など、ハプニングの多かった第二子出産までの道のりで、一番印象に残っているのは、予定帝王切開の前日に受けた「保育園内定」の電話だった。

それは、「天からの光を感じた!」と言っても過言ではない出来事だった。認証保育園の合否は、2月中旬の認可保育園の内定通知の後、認証への申し込みをキャンセルする人たちからの連絡を待って決まるため、「2月末から3月頭くらいに電話します」というアバウトなことになる。

しかも、その「内定」の電話をたまたま受け取れなかった場合、残念ながら次の順位の人に回ってしまうというのが基本ルール。「不承諾(落ちた)」の場合は連絡なし、ということになるので、ドキドキしながら、かかるのかかからないのか分からない電話を、3月まで待ち続けるしかないのだ。


続きを読む

マンネリ週末から脱却! 子連れで週末農業体験

週末は何処へ行っても混んでいて、ただでさえ暑いのに、人混みに行くのはなおさら憂鬱になった夏休み。あえて人混みを避けようと思うと、広い公園に行くのがベターな策ではあるが、なにせ暑いので、子どもは涼を求めてじゃぶじゃぶ池に群がる。その結果、広い公園に行っても、結局人混みの中にいるということが少なくなかった。

週末の過ごし方は、旅行やキャンプなどの大型イベントがなければ、どうしてもマンネリ化しがちな我が家であるが、今年はそんな週末のマンネリ化から脱却すべく、「週末農業体験」というものに踏み込んでみた。


上の娘は今夏で3歳になり、2歳半くらいから始まった、いわゆる「食べムラ」に悩んでいたので、食育という観点でも良いだろう!という一石二鳥なアクティビティである。

最近は「食育」「農育」「土育」などが流行っていて、週末の首都圏で気軽に参加できる体験型の農園が増えているようだ。ネットで少し調べただけでもたくさんの選択肢が見つかった。

続きを読む

【レビュー】“かゆいところニーズ”を丁寧に拾った授乳室検索アプリ「ママパパマップ」

赤ちゃん連れのお出かけで、最も不安になるのは「授乳室」のありか。

最近はオムツ替え台は公衆トイレにもかなり設置されるようになったので、オムツ替えについてはそんなに困らないが、授乳室はまだまだ見つけにくいのが現状である。

私も赤ちゃん連れでお出かけするときは、授乳室が見つからなかったときのために必ず授乳ケープを持ち歩き、喉も乾いていないのにカフェに入って端っこの席でこっそり授乳する……ということがしばしばある。

とくに夏は授乳ケープの中は暑く、赤ちゃんも汗だくになってしまうので、授乳室で授乳できるのが母子ともに一番ありがたい。

そんな授乳中ママにオススメの授乳室検索アプリをピックアップしたい。
その名も「ママパパマップ」。おもに1歳以下の子どもを持つママとパパによって制作されたアプリというだけあって、“かゆいところニーズ”が丁寧に拾えていてかなり使いやすい。


続きを読む

スマホでつながる「小児科オンライン」 ――母親たちの不安に寄り添うインフラへの期待

2歳になるまでほとんど病気をしなかった長女が、2歳半を過ぎてからインフルエンザや突発性発疹、最近ではアデノウイルス感染症など立て続けに罹患している。長女は第一子で私自身に経験値がないため、「このままようすをみるべきなのか、今すぐ救急にかかるべきなのか……」とにかく心配で夜も眠れない日々が続いた。

私自身、過去に子宮外妊娠で痛みを我慢したため卵管が破裂してしまい、あわや命の危機、ということを経験しているので、なおさらである。

とはいえ、ほとんどのウイルスには特効薬がなく、基本的には自己免疫で回復するのを待つしかないケースが多いので、体調が悪い子どもをわざわざ病院に連れて行くことは、できることなら避けたいと思う親は少なくないであろう。インフルエンザが猛威を振るっている時期であれば、なおさら小児科に行くこと自体がナーバスになる。

そんななか、とても興味深いサービスがオープンしたことを伝え聞いた。その名もわかりやすく「小児科オンライン」というサービスで、スマホからLINEやSkypeなどを通じて、小児科医に直接子どもの健康状態についての相談ができるというもの。


事前にウェブから予約をする仕組みなので、待ち時間はゼロ。事前にウェブ上から詳しく相談内容が伝えられるので、予約した15分間は小児科医とマンツーマンでじっくり話ができる、というのがサービスの売りである。

続きを読む

臨月妊婦でのインフルエンザ顛末記

2月末に第二子・長男を出産した。
第一子は夏生まれ。今回は真逆の季節の出産となったため、マタニティ服から新生児衣類まで、予想以上に前回とまったく勝手が違った。二人目ではあるが「初心者」のように、冬生まれの子どもがいる友人にアドバイスをもらったり、育児本を読み返したりした。

今年は暖冬だったので、新調したマタニティの真冬装備はさほど活躍の機会もなく臨月に至ってしまったが、私にとって暖冬の大きな影響はもっと別のところに出た。

―― インフルエンザの流行タイミングの遅延である。

通常なら年内にインフルエンザ流行宣言が出されるところだが、今年は2月にずれ込んだ。

じつは、私はインフルエンザの予防接種は受けたり受けなかったりだが、今まで一度もインフルエンザにかかったことがなかったので、「インフルエンザなんて海外ではただの風邪扱い。自分が健康で元気であれば大丈夫!」くらいの気持ちでいた。

そして、臨月妊婦にも関わらず、うっかりマスクなしで人混みを歩いてしまった結果、出産1週間前に急な発熱と胃の激痛のため夜中に救急外来に駆け込み、まさかの人生初「インフルエンザ・陽性」の宣告を受ける事態になってしまった……。


続きを読む

出産を機に鍛えられる“断捨離”力、そして役立ついくつかのソリューション

第二子の出産があと間もなくに近づいた私は、ようやく重い腰をあげて、新しく迎える家族のためのスペースを捻出すべく、「断捨離」を敢行中である。


我が家は第一子が女の子で、次に生まれてくるのは男の子の予定。
まずは、「第二子を授かったら着られるかもしれない」と取っておいた洋服から着手しているが、その膨大な量に驚愕した。初めての子どもが女の子だったということが影響したのか、とにかくとんでもない量の洋服が出てきてしまい、なかには「何回も着てないかも……」というものも。

なぜこのようなことに至ったのか考えてみると、我が家には「いずれ子供部屋=いまは物置場」という大きなスペースがあるため、「いつか使うかも~」という荷物を手放しにくい、構造上の問題があると気づいた。

とくに幼児期は洋服のサイズアウトが頻繁に起こるため、「いつか着るかも」という活用機会が未知数の負の遺産が、数年に渡って蓄積してしまったようだ。

続きを読む

牛乳の賛否論争から考える“ママ視点”のありよう

昭和後期生まれ世代の私は、「牛乳を飲めば背が高くなる」という牛乳神話の中で育ったので、最近ママ友の間でたびたび話題になる、「牛乳有害説」「ミルク・パラドックス(※カルシウム・パラドックスとも)」の話は衝撃的だった。

「ミルク・パラドックス」とはつまり、「カルシウムが豊富とされている牛乳は、実際には飲むほどに骨が弱くなる」という、以前の牛乳の価値観からすると大きな矛盾となる話だが、私も自分がママになってから知った話である。

一般人なら20才も過ぎれば「これから背を伸ばそう!」と考える人はそういないと思うので、牛乳の賛否について情報感度が高くなるのは、育ち盛りの子どもを抱えたママであるということも納得がいく。


ただ、とくに女性は、「ダイエット視点」から脂肪分の多い牛乳を避ける傾向もあり、私自身、高校生以降は日常的に牛乳を積極的に飲むこともなかったので、もしかしたら過去にどこかでこの話題を耳にしたことはあったのかもしれないが、記憶に残るほどではなかったようだ。

――「牛乳を飲むと骨が弱くなる」という説。
それは、人間の体内でのカルシウムの貯蔵方法に要因がある、とされている。

続きを読む
フリーワード検索


MAMApicksソーシャルアカウント



月別バックナンバー
執筆者一覧

MAMApicksって何?

編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

藤原千秋

おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

河崎環

教育・家族問題、世界の子育て文化、書籍評論等、多彩な執筆を続ける。家族とともに欧州2ヵ国の駐在経験。

江頭紀子

経営、人材、ISOなど産業界のトピックを中心に、子育て、食生活、町歩きなど のテーマで執筆。二女の母。

狩野さやか

ウェブデザイナー。自身の子育てがきっかけで親の直面する問題を考えるようになり、現在「patomato」を主宰しワークショップも行う。

恩田和

新聞記者、アメリカ留学を経て、2010年第一子出産。育児、教育分野の取材を続ける。南アフリカで4年間の駐在を経て現在米国在住。

西澤千央

フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

川口由美子

管理栄養士としてメーカー勤務の後、独立。現在は雑誌やWEBで活動。夫の転勤に伴い2004年よりアジアを転々と。二児の母。

ワシノミカ

フリーデザイナーとして活動後、TV各局のWEBセクションを転々とし、現在はWEBディレクターとして活動中。二児の母。

真貝友香

ソフトウェア開発、携帯向け音楽配信事業でのSE業務を経て、マーケティング業務に従事。現在は夫・2012年生まれの娘と都内在住。

大野拓未

米・シアトル在住。現地日本語情報サイトを運営し、取材コーディネート、リサーチなどを行う。家族は夫と2010年生まれの息子。

福井万里

大手SIerのSEから、東日本大震災を機に退職し、ライター活動を開始。2012年に結婚&長男を出産、その後シングルマザーに。

大塚玲子

編集者&ライター。編プロや出版社勤務経験後フリーに。結婚、離婚や子ども、家族をテーマにした仕事を数多く手がける。

加治佐志津

絵本と子育てをテーマに執筆。これまでに取材した絵本作家は100人超。家族は漫画家の夫と2013年生まれの息子。

西方夏子

フィンテック系企業に所属。ワーキングマザーとしてフリーランスと会社員の両方を経験。夫の海外赴任に帯同中、2012年ドイツで長女を出産。

森田亜矢子

コンサルティング会社、リクルートを経て、第一子出産を機に退職。現在は食育・マザーズコーチング講師、ライターとして活動。

望月町子

子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。
ニュース配信中
livedoor
ameba
mixi
Amazonライブリンク