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親になったから、見えるものがある。

chiaki_fujiwara

子どもらに家を汚される! 終わりなき掃除ウツから離脱するための5ヵ条

最初の子どもが自発的活動(=ハイハイ)を開始してこのかた、約10年。筆者の家は、毎日ビックリするほど汚れる。一日掃除をサボるとてきめんに家じゅうがゴミタメ状になり、しかし張り切って掃除した次の瞬間には、辛くも汚される。綺麗な状態が数時間と持つことはない。

その汚し(され)方はいつも、子どもの居なかった時分に想像していたアイディアおよびレベルの斜め上を往く。子どもたちは家を汚すことに関して、いつも革新的手法を試みないではいられない。そこには日進月歩のイノベーションがある。新たな汚しの創出。それは奇想天外な、斬新な、ヨゴシの新機軸だ。

かつて筆者が住宅メーカーで家を売っていた独身時代、大きな掃きだし窓の掃除方法をお客さまに問われて、「窓の内側の汚れなんてせいぜい手垢ですから……(笑)」とかなんとか知ったかぶっていた己がもはや呪わしい。窓ガラスがクレヨンや色ペンの餌食になるなんて、ミカンの果汁でべったりの手「垢」だらけになるなんて、よもや立体鼻水アートが施されてしまうなんて! 考えたこともなかった。

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【コラム】のぞきたい 隣の育児と 晩ごはん:ヨネスケが見た闇?

前稿、前々稿と書かせていただいたこのテーマ、その後ちらほらと拙稿の感想や個々の考察をお寄せいただき、ありがとうございました。

▼前稿、前々稿についてはこちら
のぞきたい 隣の育児と 晩ごはん:序
 http://mamapicks.jp/archives/52094957.html
のぞきたい 隣の育児と 晩ごはん:家族の勝手でしょ!
 http://mamapicks.jp/archives/52095847.html

多くの方は(私も実際のところ大人になってからはそうだけれども)、他家の食卓にいちいち「えっ?」「信じらんない」と思っても概ね口には出さず、ただ驚きとして記憶に備蓄し、ごくまれに反芻している様子。けだし大人である、と改めて感服した次第です。


しかしてその「えっ?」と感じる客体が結婚相手の実家であったりすると、なかなか他人事として看過もできず、悶々とせざるを得ない……ようでもある様子。難しいですね。

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【コラム】のぞきたい 隣の育児と 晩ごはん:家族の勝手でしょ!

前稿のつづき、今回はまずこの本『家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇』(岩村 暢子 著/新潮社)を紐解いていってみよう。アマゾンによるとハードカバーの初版が2010年2月で、今年2012年9月に文庫版が出ている。文庫で買えば新刊でも882円とややお得だ。まあ拙稿はこの本のおススメレビューでは全然ないのだけど、「買うならば」という話は後の方でしたい。ちなみに私の手元にあるのは図書館で借りた初版本である。



タイトルに「写真274枚で見る食卓の喜劇」とあるように、カラー・白黒合わせて274枚という豊富な写真がこの書物の肝である。そしてその画像を補てんするコメントと、著者による諸々の考察によって本書は成り立っている。

写真274枚で見る食卓の「喜劇」とあるように、人によっては初っ端から「信じらんない!」「ナニコレ?!」と笑えるに違いない。それなりのヴィジュアル的インパクトがある。とりあえず、あらゆる食卓の写真が皆マズそう過ぎて驚ける。

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【コラム】のぞきたい 隣の育児と 晩ごはん:序

人は二分できるというのが私の考えである。「食を楽しみたい人」と「食に興味のない人」の2種類にだ。

えらく雑な二分法と思われるかもしれない。けれど、私の中でこの分け方は、割合に長い歴史を持っている。

最初に断わっておくと、私自身は後者のほうに属する仲間である。正直に言うと、食べるものにも、食べることにも、ほとんど興味も、執着もない。


でもそれじゃあ、「人としてどうか?」「興味を持って関らなければならない問題なんじゃないか?」と思っていたりはするので、頑張って興味を持とうとしている。頑張って、ちゃんと食べようとしている。頑張って、食べさせようとしている。

でも私にとっての「食」というものは、基本的に物心ついたときから15歳ごろまでの間、とにかく苦行であって、決して楽しみではなかったのである。「食べること」は義務であり権利ではなかった。その認知は、いまだ私の人生全体に暗く影を落としている。

さて、こんな食に興味のない私ですら、が、驚き戦慄するような「他人の食」の習慣や実態の話を今回は始めてみようと思っている。戦慄したり驚いたりするのは私だけの感覚かもしれない。皆さんも「え?」と思うかもしれない。分からない。そのくらい、このテの話は、少し、やっかいだ。そして育児に関わり、底が深い。


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犬とおねえさん ~今どきの子どもたちの『おうちごっこ』にみる家族のありよう~

秋の夜長。お風呂の中で、「今日あったこと」を娘たちから聞いていたときのことだ。

うっかりすると三人娘が同時に喋り出すのを「お母さんはお釈迦様じゃないから全員いっぺんに喋られても聞けないよ!ひとりずつ!」と制した後、おっとり屋の次女(6歳)が、こう切り出した。


「あのね~あのね~、きょうね~、ほーくえんでね~、『おうちごっこ』やったら、めずらしくパパがいたの~」。

へぇっ、めずらしく?

「うん、めずらしいんだよ~」。

「あ~パパ! いないよね!普通」と口を挟むのは、姉の長女(9歳)。「『おうちごっこ』ってさー、ワタシも幼稚園ンときやったけど!パパっていてもいなくても意味ないし、だいたいママもいないよねー! 普通」。

「……だいたいママもいないもんなの?」と、三女(2歳)を洗い場で泡だらけにしながら母が問う。「いないよぉ~!」と湯船の中の次女。

「それ……どういう家族なの???」。

「あのねぇ、えーとぉ。今日はおねえさんが、わたしと○○ちゃんでえ、××組さん(年中)の△△くんがパパになってくれたんだけどぉ、パパはいたけどママはいなかったの!」。

「あと□□組さん(年少)の◆◆ちゃんと◇◇くんが赤ちゃんになってえ、◎◎組(年長)の●●君が、犬だったんだよぉ~!」。

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【コラム】母さんと婆さんの狭間で

拙宅には今年10歳、6歳、2歳になる三人の娘がいる。自分で生み出しておきながら何だが、家の中に自分以外の女が三人も居るというのは、なかなかに恐ろしい話だ。何故なら私は学童期から大人になるに至るまで、「女がいっぱいいる」環境が恐ろしくてならなかったクチだからだ。女が三人寄れば文殊の知恵じゃなくてコックリさん。いじめ陰口思いのまま。怖ーい。

だから女子校に進学するなんてもってのほか、自分で選べる高校以降は、つねに男女比が4対1とか20対1とか、そういう学校とか学部とかサークルとかゼミとか会社とか部署とかを選んできた。おかげでイジメとは縁が切れ、特に「モテて大変」などの幸運トラブルの経験もなく、安らかに生きて来られた。諸々、良かったか悪かったか定かではないが……。

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【コラム】運動会弁当 ~母たちの戦国~

「運動会」という文字を見ると鬱になる。小中高と体育の成績が2と3しかなかった運痴ゆえ、各種競技を思って雨乞いに勤しんでいた幼少期とは違う理由で、ここ数年は鬱になる。

「弁当を作らないといけない……」プレッシャー。しかも大量に、だ……。


ありものをチンマリ詰める幼稚園児弁当や、ありものをガバチョと詰める長期休暇の学童保育弁当などですら、憂鬱感を以て製作する非日常的弁当者の筆者にとって、さらに一味違った運動会弁当のボリューム感には、まずおののく。

そこに、イベントものゆえに、子どもらから弁当のメインオカズに対するリクエストが入る。「なんてったって唐揚げがいい~~~!」って朝っぱらから揚げるのかい……肉。

そう。運動会たるもの、「子どもが喜ぶお弁当を作らないといけない……」のは必至、しかも大量に、なのだ……。


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【コラム】家事無能力者の憂鬱

紙が無かった。
トイレットペーパーが。

瞬時に、買い置きが部屋に一切無いことを思い出し、若かりし筆者は「えっ……。」と固まってしまった。


あの時の胸の底が抜けるような思いを、今でもありありと蘇らせることができる。あれは意気揚々と一人暮らしを始めて暫く経った頃のこと。

「トイレットペーパーなんて、自分が買わなくたっていつでも家にあるもの」という、強い思い込みの先で遭った悲劇。「あー消耗品ってホントに消耗するんだー」というしょうもないことに便座上で感心しつつ、「さてこの尻はどうしたものか」と思案した……まあその後のことは皆まで言うまい。

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【コラム】おかあさんといっしょ「ポコポッテイト」の会話内容が妙に引っかかるのはなぜか考えてみた

朝は修羅場である。いつも。

そもそも論で言えばメチャクチャ低血圧で朝に弱く、とにかく起き上がるだけで必死な筆者が、乳幼児から小学生まで3人もの子どもを早朝からお世話している!という事実だけでも、褒められていい。奇跡だ。

余裕なんてものは、毎朝、まるで無い。

三姉妹の大きい方から順に叩き起こし、朝食を与え投薬。「忘れ物無ぇがー!」と恫喝しながら、まず小学生を送り出せば一面クリア。

小学生にギャンギャン言っている傍ら、「何で今朝は食後のヨーグルトが無いのぉ……」とかいう理由でシクシク泣きだす保育園児を、「今日のところはバナナで諦めろ」と説得しながら、「おちぃかいてー(お尻、替えて=オムツ交換して)!」と迫ってくる1歳児のオムツ替えを行う。うーむいいバナナうんちだ。今さっきバナナを与えておいて難だが。

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【コラム】過ぎゆく夏。子どもの育ちに喜び、いのちの勢いを感じる季節。

長い休み。子どもたちと遊びに出かけたり旅行に行ったりするたびに目を見張るのは、その体力快復のすばやさである。「つかれた~」「くたびれた~」と半泣きで眠たがりグズる間は悪魔のように扱いづらいのだが、スイッチオフするや否やストンと深く眠り、2時間もスヤスヤすればもう天使。すっかりご機嫌になってしまうのだから、すごい。

大人ではこうはいかない。もはやうたた寝程度では疲れが増すばかりの親は、外出ごとにこの快復のさまに驚きつつ、心底ウンザリさせられる。HP(ヒットポイント)もMP(マジックポイント)も元通りか、より強化した子どもを扱うだけの余力が、こちらには無い。そしてそんな子どもたちの快復についてゆけない自分の中に「老い」を見てしまう……などといったら、「なにを若輩者が」と、どこかからお叱りを受けてしまうかもしれないが。続きを読む
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学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女。
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