MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

kimiko_saito

マミートラックにハマりたい!? ちょうどいい働き方はどのへんだ


「マミートラック」とは、キャリアを積んで第一線でバリッと働いていた女性が、育休明けに復帰すると、後方支援や雑務に回され「がんばっても出世できない」状態に陥ることだ。それが同じ場所をぐるぐる走る陸上競技のトラックに似ていることから、この名がついている。

これは女性のキャリア形成にとって問題といわれ、生涯年収が減ったり自己実現が難しくなったりと、デキる女性ほど深刻になるもよう。

一方で、育児しながら働くのだから、そこそこの難しさでそこそこの仕事量をこなし、それに見合ったお給料をもらえれば満足、というマミートラック容認派も存在している。

マミートラック問題の一般的な結論は、「自分の好みの働き方を選べるのがよく、それが働き方改革であり多様性を生かすことだよね」となっていて、私もそう思う。欲を言えばマミートラックにはまりたくない。でも、この塩梅がなかなか難しいのだった。

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3年で飽きる女。



「人の身体の細胞は3年でまるっと入れ替わる」という話は聞いたことがあるだろうか。

あれは12年くらい前……京都に一人旅した定食屋で、隣席の夫婦と会話が始まったときのこと。脳外科医だという旦那さま(新婚&イケメン)がおっしゃっていた。

「人の身体は、脳も骨も3年で細胞が入れ替わる。今の身体を作っているのは3年前に食べたものだ」と。そして「うんうん」と相槌をうつ、きれいな奥様。

脳、すなわち心を形成する組織も入れ替わるから、「恋愛感情も3年たてば落ち着く」と聞いたときは、驚愕しながら納得したのだった(そしてこのご夫婦の3年後を想像したりした)。

さて、この話を聞いた旦那さんがイケメンという事実のほかに、本当に脳外科医なのか、新婚なのかの確証はなく、この手の医学ぽっい情報の責任は取れないので、ここではその真偽に触れない。

……でも、なんとなくつじつまが合っているように思えてしまう。

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ワンオペ妻から抜け出せ!? “理想の家族”妄想録

数ヵ月前、映画『万引き家族』を見て血縁とはなんなのかと考え、先日は樹木希林さんの訃報に接して独特の結婚生活に思いをはせたからだろうか。「生きやすい結婚や家族のかたちとは何ぞや?」「家族って何ぞや?」という壮大な疑問が、くすぶっている。


その動機から、結婚(家族)についての隠れた気持ちを探る「結婚インサイト」という企画を自主的に始めている。現在15人ほどの未婚/既婚/子あり/子なしの方たちにインタビューをさせていただき、結婚観や家族観を浮き彫りにしている最中だ。みな似て非なるインサイトを持っているので、とても興味深い。

人の数だけ夫婦や家族の考え方があるので、皆が望む単一の理想形というものは存在しないのだろう。だが今現在、私と周りのママ友が直面している「夫帰らず、妻ワンオペ」状態が、理想に近いかといえば……どうなのよ?

では、どんな結婚/家族生活のかたちが良いのだろう?
先に断っておくと正解はまだ分からない。ただ妄想半分、私の独断と偏見で上位にランクインした生活のかたちをログしておく。

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つわりで苦しむママたちへ「つわびー」新発売

「もっと早く……6年前のゲーゲー吐いてる時に売っていてほしかった……!(涙目)」という商品が発売された。

雪印ビーンスタークの新商品「ビーンスタークマム つわびー」である。
「つわびー」という名前からもなんとなく連想できるかもしれないが、つわりで苦しむ妊婦さん、食事を満足に摂れない妊婦さんのためのサプリメントで、産婦人科医の先生と一緒に開発されたものだそうだ。


6年前といえば妊娠業界(?!)においてはひと昔前。
そのころからすでに妊娠初期は、赤ちゃんの発育のため葉酸を摂ることが重要だといわれていた。だから私も葉酸+鉄が摂れるサプリメントを飲んで(だいたい吐いて)いたものだ。しかし、ビタミンB6がつわりにいいなんて、ついぞ耳にしなかったような……?

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母親が「月1で飲みに行く」のは贅沢か?

私は月に1回くらい、飲みに出かける。

私が独身だったら受け流される内容だろうが、世の中にはなぜかちびっ子の母親に厳しい人たちがいる。

「母親のくせに子どもを置いて飲みに行くのか」
と言うのである。
「父親」なら何も言わないのに。


月1回飲みに行く時に「なんだかちょっと後ろめたい」気持ちになる原因は、オールドファッション層の言い分を忖度してしまうからだろうと思っていた。

だが、よく考えてみると、面と向かって飲みに行くなと言われたことはないし、私はオールドファッション層に従属しているわけではない。そういう意見はあると認識はしているが、共感はできないので、常にドンパチやってるツイッターをのぞかなければよいのである。

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怒りの悪循環から抜け出る、我流アンガーマネジメント

私はいま、何度目かの育児の壁にぶち当たっている。
家庭運営と育児に関わる課題が頻出しており、どこから手をつけていいか分からない。
ついこの間、子ども電話相談に現状を話し、同情と対策をいただき気分的に落ち着いたところだ。

我が家の今の状況を分かりやすく列挙すると、
・ワンオペ
・上の子精神的に不安定
・下の子イヤイヤ期
・朝一回、夜一回、阿鼻叫喚のママ取り合いできょうだい喧嘩、または、ママずっとそばにいてグズグズ状態×2(これが辛い)
・私は心身ともに消耗

※ただし、以前書いたように、私がおらず父親だけが面倒をみる場合は、つつがなく過ごせる……。
http://mamapicks.jp/archives/52236319.html

である。

人生39年近く生きていれば、課題を一発解消するアメージングな手段など存在しないことは織り込み済みだ。

だからいかにこの悪循環沼から一歩ずつ這い出るかの具体策を講じ、高速でPDCAを回している。……と書くとカッコいいけど、要は暗中模索している。


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子連れ外食は後ろめたい問題 ――4日間続けた結果を考察


ふだん「子育ての呪縛や神話に捕らわれていませんか?」という思いでコラムを書いたりするくせに、皮肉なことに当の本人が呪いにがんじがらめだった、というのはままあること。このたび、私もそうであったことが判明したので、反省と喝入れの気持ちを込めてここに晒します。

私は今まで子どもとの外食は、月にせいぜい1~2回程度にしており、お弁当屋が月1~4回程度、基本は手作りで提供していた。一番の理由は健康面、次に経済面を気にしてのことである。

だが、仕事まわりが忙しくなった時期に、記憶が飛んで精神がすさんでくるのを自覚し、4日連続外食(お弁当含む)を試しにやったらどうなるのか?を自己分析してみることにした。ログとして、毎日の食卓風景とデータをFacebookに投稿した。

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七五三前撮り体験記 ――親合格と見られたくて

ライフハックがもてはやされる世の中で、独特の存在感を放っているのが、「子どもにまつわる伝統行事」だ。

「どんな意味があるの?」という素朴な疑問と、「やっておいた方が無難」という同調圧力、「将来子どもに恨まれないため」の保険と、伝統行事にまつわる企業の戦略にひっかかる、など清濁併せ呑みながら、命名式から始まって、お宮参り、お食い初め……等とクリアして、やってきました七五三。


七五三は、本来数えの年で子どもの成長を祝うものであるが、もはや「本来」とか「もともと」がもたらすメリットが謎。

一説には、子どもの脳みそが急激に発達する数えの3歳(イヤイヤ期か)、5歳(プチ反抗期といわれるアレか)、7歳(脱・神様のモノたる何かがあるのか)にお祝いをすることで、急激な成長に伴う「ひずみ」に気を付けなされ~と警鐘を鳴らすものだという。そう考えると、扱いにくい時期を周知させるためのラベリングだったのか、と少し納得する。

だが、今の世間の七五三イメージは、子どもの健やかな成長を着物を着せて祝って記録するものであり、そのタイミングがたまたま昔ながらの、3、5、7歳であるといったものだろう。

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【ラン活番外編】工場取材でランドセルマイスターのものづくり愛と探求心にシビれた!

私は工場見学が好きである。一言でいうと、モノのストーリーに心を動かされるオタク気質なので、試行錯誤の結果たどり着いた○○とか、実は世界的に有名な△△に搭載されている□□を作っているなどの開発秘話にシビれる。

前回、「ラン活に前のめりになれない人に捧ぐ最新ランドセル事情」という記事を書いたように、ラン活にはいまだ前のめりになっていない私。すると、同記事で取材協力をいただいたランドセルメーカーのセイバンさんのご厚意で、工場取材の話が舞い込んで来た。これはもう、行くに決まっている。片道4時間かけてたどり着いたのが同社の室津工場だ(近くの海では牡蠣が養殖されている)。



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ラン活に前のめりになれない人に捧ぐ最新ランドセル事情

年長ママになると聞こえてくる「ラン活」というワード。「活」の字がついているが、就活、婚活、終活などの人生の一大イベントとは毛色が違い、「ランドセルを選ぶ」ことがイベント化しているものだ。

一言でいえば、親子3代の「小学校スイッチ」を入れる役割がある。ランドセルは、財布担当のじいじとばあばにとっては孫への愛情の証となり、親にとっては幼児育児からの卒業の証。子どもにとっては社会を広げるパスポート、といったところか。


そして巷では「工房系」といわれるランドセルが人気らしい。工房系とはその名のとおり、職人さんが手縫いで、一つひとつ作ってくれるランドセルやそのブランドを指す。少量生産ゆえに生じるブランド価値、大切な子どもの持ち物には、手作りの温かみあるランドセルがふさわしいという親の願い(エゴ)と、ファッショナブルで無駄のないデザインが親心をくすぐって人気なのだろうと思っている。

……が、ブランドによっては白熱しすぎる場合もあり、発売開始当日、所定の時間にPC前に張り付いて、1時間以内に目当てのランドセルを決済せねばならんとか、目当ての品を買えるか分からないので保険用を予約し、保険用のキャンセル時にはけっこうな値段が発生するとかいう状況があるらしく、その熱量の高さには引いてしまう。

そんな私でも、来年1年生になる子どもがいるとなれば他人事ではない。ラン活基本の「き」を知らない母親でもOKとのことで、ランドセルの大手メーカー・セイバンの新店舗である池袋店を取材させていただいた。


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編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

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コピーライター。得意分野は美容。最近日本酒にハマり、主に飲んで勉強中。これからの家族旅行は酒蔵見学。二児の母。

今井明子

編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
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