MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

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米ヤフーCEOの「育児はeasy」発言に大ブーイング

当サイトでも既報のとおり、妊娠7ヵ月で米ヤフーCEOに就任し、9月末に第一子を出産したマリッサ・メイヤー氏が、先月末に開かれたイベントに登場し、産後初めて、育児と仕事について語った。


出産後2週間で仕事復帰を宣言し、経営難が続く同社の再建に力を注ぐ彼女に注目が集まっていたが、あまりにお気楽な発言が集中砲火を浴びている。

以下、年間10億円以上の報酬を受け取り、おそらくは優秀なシッターを複数雇い、家事の大半をアウトソースしているであろう彼女の発言要旨。覚悟して読んでもらいたい。
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【米国発】小型ヘリで我が子の安全を追跡する“ヘリコプターペアレント”が出現

アメリカでは、過保護、過干渉の保護者を、子どもや学校の上空を低飛行で旋回しながら監視する様子になぞらえて“ヘリコプターペアレント”と呼ぶ。日本のモンスターペアレントと同様、近年、社会問題化し、しばしばその常識外れな言動がメディアをにぎわせてもきた。


そんな中、米北東部バーモント州のとある父親が、この冬、スマートフォン搭載の小型ヘリを開発した。
スクールバスの停留所までの400メートルの道のりを、小学生の息子の頭上をヘリが旋回しながら追跡。スマホのビデオチャット機能を使い、息子がバスに乗り込むまでのリアルタイムの動画を、自宅PCの前に座る父親の元に届けるという仕組みだ。
息子のバックパックにGPS発信機をしのばせることで、息子と適度な距離を保ちながら登校の姿を確認し、バスが走り去った後は自動的に自宅まで飛び戻ることが可能なのだという。

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世界教育水準ランキング発表!トップはフィンランド、日本の順位は?

世界的な総合教育企業、英Pearson社が27日、世界の教育水準ランキングを発表した。
トップはフィンランドで、韓国、香港と続いて、日本は4位。英国は6位、米国は17位で、調査40ヵ国中ワースト3は、インドネシア、ブラジル、メキシコだった。


ランキングは、英国の経済雑誌『The Economist』のリサーチ部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニットがまとめたレポート”The Learning Curve(http://thelearningcurve.pearson.com/)”に収められたもので、40ヵ国の教育水準を、質(学校の自治度、選択肢の豊富さ)、量(義務教育の年数、教師1人あたりの生徒数)、知能(国際学力テストのスコア)、教育成果(卒業率、読み書き能力、雇用)の4分野にわたって精査した。

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「ワーキングマザー」「イクメン」が死語にならないかぎり子育てしやすい社会は遠い

筆者が子育て関連の取材、執筆をしていていつも感じるのは、この分野での男性ライターの少なさである。妊娠・出産・子育ては女性目線、母親目線で語られることがほとんどで、男性目線、父親目線が圧倒的に不足していると思う。
(ちなみに国内外、バラエティに富んだ書き手がそろった当サイトのライター陣でさえ、編集長を除いて全員女性だ)

そんななか、アメリカの有力紙ニューヨークタイムズが運営する育児ブログ「Motherlode(
http://parenting.blogs.nytimes.com/)」(タイトルが示す通り、母親たる書き手がほとんどなのだけど)に先月と今月、2人の男性ライターが興味深いコラムを寄せているのが目についた。

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フランス版ゆとり教育?! “宿題なし”政策は学力格差是正につながるのか

フランスのオランド大統領が先月、教育改革の一環として、フランス国内の公立小学校で宿題を廃止する案を提言。学校の勉強は学校で完結すべきであり、外国人の親を持つなど、家庭内で勉強する環境が整っていない子どもに対する不公平を是正し、国内で広がる一方の教育格差を改善することが重要と訴えた。


賛否両論、世界的な論争を巻き起こした“フランス版ゆとり教育”とも呼べそうなこの政策案。オランド大統領が主張するように、1日の授業時間を短縮して、放課後の補習やスポーツ、文化などの課外活動の実施とセットであれば効果を発揮するかもしれないが、家庭での学習機会を奪うだけに終わってしまえば、教育格差の是正どころか、格差のさらなる拡大を助長する危険もはらむ。
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さながら天然の椅子「アフリカ流おんぶ育児」

南アフリカに来て驚いたのが、子どもの数の多さ。経済発展に伴い、特に都市部では非婚・晩婚化現象も見られてはいるものの、女性一人当たりの平均出産人数を示す出生率は、2.46と、日本の1.39(いずれも2010年、世界銀行のデータ)と比較すると依然として高い水準を保っている。

そんな南アでよく見かけるのが、この、アフリカ流おんぶ育児。古今東西、おんぶの仕方、使う布は様々だが、南ア人のおんぶは極めてシンプル。まだ首も据わっていない新生児でさえ、大判のバスタオルやブランケット一枚ですっぽりと包みこみ、自由になった両手で家事をしたり仕事をしたり。

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【米国発】絵本の世界一斉読み聞かせイベントに200万人以上が参加

アメリカを中心とした世界各国で今月4日、同じ日に同じ絵本を一斉に読み聞かせするイベント「read for the record」が行われ、各地で200万人以上が参加。参加人数の集計が終わり次第、一斉読み聞かせの世界記録として、ギネスに申請される。


米ボストンに拠点を置く非営利財団Jumpstartが主催したこのイベントは、今年で7年目を迎えた。将来の学力格差、教育格差を最小限に抑えるための幼少教育の大切さを訴えるために企画されたもの。

今年は、昨年発売されてまたたく間にベストセラーになった人気絵本「Ladybug Girl and the Bug Squad」が選ばれた。
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【米国発】セレブが語る「20代で出産のシアワセ」

若者に絶大な人気を誇るアメリカの歌手で女優のヒラリー・ダフ(25)が、芸能雑誌「ピープル」の最新インタビューで、20代で出産したことがいかに幸福なことだったかを語っている。


今年、24歳で第一子となる男の子を出産したばかりのダフは、同年代でママになる友人はほとんどいないことを認めつつ、「20歳代で出産すること以外の選択肢は考えられなかったわ。だって、私はエネルギーにあふれ、体の調子もすこぶる良く、そしていとも簡単に妊娠できちゃったんだもの」。
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【南ア発】2歳から参加可能のキッズ料理教室が人気

2歳3ヵ月になり、食欲の増加とともに、最近ではお料理のおままごとが大のお気に入りの娘。南アフリカで2歳から参加できるキッズ向けお料理教室が人気と聞き、体験させてみた。

南ア最大の都市・ヨハネスブルグを中心に、14のフランチャイズを展開する「Little Cooks Club」。自身も母親である女性シェフが、子どもたちに料理の楽しさと食育について教える場として、6年前にオープンさせたのが始まりだ。


2歳~15歳の子どもたちの料理教室(2~5歳は親子レッスン。6歳以上は子どものみのレッスン)だけでなく、大人向けの離乳食レッスン、メイド向けの出張料理教室のほか、子どもたちが自分でピザやカップケーキを焼きながら誕生日を祝えるバースデーパーティーの開催など、子どもと料理に関わる様々な体験の場を提供し、人気を博している。続きを読む

【南ア発】“ルイボス育児”が人気!知られざるルイボスティーのパワー

ノンカフェインでミネラルたっぷり、健康に良いお茶として近年日本でも知名度が上昇しているルイボスティー。世界唯一の原産国である、ここ南アフリカでは、妊婦さんや赤ちゃんも飲めるお茶として、地元の人々に欠かせない飲み物になっている。南ア子育ての必需品・ルイボスティーの様々な利用方法をご紹介します。


南アフリカの一部でのみ栽培されるルイボスは、マメ科の植物で、乾燥させた茶葉は赤みを帯びている。そのため、南アではレッドティーと呼ばれることも多く、カフェではルイボスティーにフォームドミルクを加えた「レッドカプチーノ」が人気メニュー。

ノンカフェインでタンニン濃度も低く、抗酸化作用に優れたルイボスティーは、南アでは様々な形で育児にも利用されている。
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学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
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