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親になったから、見えるものがある。

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「10歳キラキラ白書 2019」レポート ――父親の行動が娘の結婚観、キャリア観に影響!

毎年3月上旬に発表されるワコールの「10歳キラキラ白書」。体の変化だけでなく心理面でも大きな変化を迎えるお年頃の女の子たちに実施したアンケート調査だ。目白大学人間学部心理カウンセリング学科の小野寺敦子教授の監修・分析のもと、これまでは、“母と娘”のコミュニケーションに焦点を当てていたが、今回の調査では、初めて“父と娘”の関係に着目。その発表会が3月1日、タレントの山口もえさんをスペシャルゲストに迎えて開催されたので、当日のようすをレポートする。



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母娘の関係を良好に保つカギは10歳にあり? ワコール「10歳キラキラ白書 2017年版」ワークショップ参加レポート


娘をもつ母にとって気になるのが、「生理」と同時に「ブラジャー」をいつごろからすすめるか、ということ。現在12歳(小6)の娘をもつわたしの周囲でも、「どうした?」と話題になる。生理は現象として明らかにわかるので、そのときに処方(?)を教授しやすいが、「ブラ」のほうは、「すすめるタイミングがわからない」という声が多数。自分も通ってきた道のはずなのに、すでに忘却の彼方だし……。そんな悩みの解決のヒントになるようなワークショップに行ってきた。

主催は下着メーカーの老舗、ワコール。2014年に「10歳未来プロジェクト」を発足させた同社では、10歳を「ブラをつけ始める時期」として、とても大事な年頃と位置づけ、さまざまな啓蒙活動を行っている。この3月には、プロジェクトの一環として「10歳キラキラ白書 2017年版」を発行した。

今回のワークショップは、白書の内容紹介と、その結果から見えてくることを、目白大学で発達心理学を教える小野寺敦子教授に解説いただき、さらに「エゴ・レジリエンス」ワークを実施。「エゴ・レジリエンス」とは、簡単に言うと「メゲない心」を育てる力だそうだが、詳しくは本記事を読み進めていただきたい。

というわけで、ワークショップの様子をレポートする。

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自分のため・家族のために知っておきたい、受けておきたい乳がん検診

日本人女性の11人に1人の割合で患うといわれている乳がん。MAMApicks読者と同年代で、育ち盛りの子どもの母である有名人の乳がん公表も記憶に新しく、私たちにとっても他人事とは思えません。

乳腺診療と放射線診断の専門家で、乳がんの知識や検診の普及に尽力されている、「ピンクリボン ブレストケア クリニック表参道」の院長、島田菜穂子先生にお話を聞いてきました。

【関連記事】
子育て世代だからこそ要注意! 正しい知識と適切な検査で乳がんから自分を守ろう


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子育て世代だからこそ要注意! 正しい知識と適切な検査で乳がんから自分を守ろう

日本人女性の11人に1人の割合で患うといわれている乳がん。MAMApicks読者と同年代で、育ち盛りの子どもの母である有名人の方にも乳がんと闘っている方がいるなど、私たちにとっても他人事とは思えません。

万が一のため、がんの検査や治療についての基礎知識は持っておきたいものです。そこで、乳腺診療と放射線診断の専門家で、乳腺専門クリニック「ピンクリボン ブレストケア クリニック表参道」の院長である島田菜穂子先生にお話を聞いてきました。


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「母になるなら」の流山市が「母」たちと作り上げた参加型行政の今

「母になるなら、流山市。」そんなキャッチコピーで、首都圏交通広告を展開して以来、子育て世代の注目を集めてきた千葉県流山市。人口は10年前より約2万5千人増え、現在18万人ほど。しかも30~40歳代の子育て世代が増え続けているという。

「子育てするなら」ではなく「母になるなら」とした真意とその後の成果について伺った前編に続き、実際に母たちと作り上げてきた実績と今後の抱負について、流山市総合政策部マーケティング課のメディアプロモーション広報官、河尻和佳子さんに伺った。

前編:「母になるなら、流山市。」その真意と成果について市役所にきいてきた


■「女性のための超実践型創業スクール」で起業する母も!


―― 流山市で注目されるのは、子育て支援だけでなく、子育て女性の雇用創出も積極的に推進していることです。具体的にどのようなことが行われているのでしょうか。

流山市 河尻さん(以下、敬称略):今年、ママのためのサテライトオフィスとコ・ワーキングスペース、イベントなどができるオープンスペースと、3つの機能を揃えた「Trist(トリスト)」という施設が南流山にできました。ただ、市が補助金を出しているものの、こういう場が必要と感じたママさん自身が立ち上げました。


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「母になるなら、流山市。」その真意と成果について市役所にきいてきた

「母になるなら、流山市。」そんなキャッチコピーで、首都圏交通広告を2010年度より展開して以来、子育て世代の注目を集めてきた千葉県流山市。人口は10年前より約2万5千人増え、現在18万人ほど。しかも30~40歳代の子育て世代が増え続けているという。

「子育てするなら」ではなく「母になるなら」としたのはなぜ? 若い世代が増え続けているのはなぜ? そんな疑問を、流山市総合政策部マーケティング課のメディアプロモーション広報官を務める河尻和佳子さんにぶつけてみた。


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「女性活躍」の今、「働くお母さん」について考えた

日ごろ、仕事で企業の人事や経営者を取材することが多い。テーマはダイバーシティ、女性管理職、女性活躍のための男性管理職への教育など。「働く母」や人事部のエライ人の話を聞いていると、さまざまな思いが浮かんでくる。こぼれた思いをつづってみたい。

■働かざる者食うべからず?


そもそも「働く」ことに関して個人的な思いを言うと、

「働かざるもの食うべからず」

自分の食いぶちは自分で稼げ、と言い聞かせてここまできた。

そう思う背景には生い立ちが影響している、と思っている。
父は教員、母は専業主婦……だったはずだが、私が小6くらいのころから母がパートを始めた。郊外に大きな家を購入した時期と重なる。きょうだいは4人。すぐ下の弟は野球少年で、野球の強い私立中学への進学を希望していた。

母は自分のキャリアのためでも、社会との接点を求めるためでもなく、経済的な理由から働き始めたのだった。ファミレスのパートから、やがて保険の外交員となり、やりだしたら性にあったらしく、楽しげにのめりこんでいった……と、娘としては思いたいが、口癖は「あなたはお金持ちと結婚しなさい」「女性もずっと働けるから公務員になりなさい」。
お金には相当苦労していたようである。

食卓のカレンダーには、父と母の間での「お金の貸し借り」が記載されていた。
ほとんどは「母が父に借りたお金の金額」であった。母が不憫に思えた。自分で稼ぎ、自分で経済設計したい。オトコの稼ぎに左右されたくない。いつからか、そう思うようになった。

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【イベントレポート】ワコール「カラダとココロの親子ワークショップ」は“ツボミ娘”と母親の処方箋

日増しにコナマイキになる新小6の長女。しかし、一応お風呂には、ほぼ毎日一緒に入っている。せめてお風呂でコミュニケーションをとらねば、という焦りがあるからだが、自己主張の強い次女(5歳)が、「かまって!」攻勢をかけてくるので、おとなしい長女との会話は遮られがち……。

入浴時、「また背が伸びたね~」と言いながら、ふと気づくと、あら、少し胸が膨らみ始めている。けれど、もちろん(?)そのことには触れない。自分もどうしたかの記憶もないし、膨らんできたといっても、ほんのちょっとだし、ブラをつけ始めるのも中学くらいになってからでもいいだろうし……と考えていた矢先、下着メーカーのワコールが、「カラダとココロの親子ワークショップ」を開催すると知り、参加することになった。

同社は小4~中2の女子とその保護者を対象にした下着教室「ツボミスクール」を2001年から実施している。今回の催しは、その「ツボミスクール」と、心理学者の先生(法政大学文学部心理学科 渡辺弥生教授)によるワークショップという2部構成。

カラダのこともさることながら、「ああ言えばこう言う」生意気盛りで、相性が合わないのかなぁ、とひそかに悩んでいた長女との距離を縮められるかもしれない ――そんな期待を込めて会場に足を運んだ。



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女性特有の病気の治療や検査でも役立つ、放射線を利用した「核医学」とは?

「放射線」は身近に存在していて、「むやみに恐れるのではなく、『正しい知識を持ち、上手に恐れる』ことが大事」と語るのは、東京慈恵会医科大学准教授の内山眞幸(うちやま まゆき)先生。

内山先生は、放射線がヒトの役に立つ側面をもつ「核医学」の専門家でもあります。ママが気になる女性特有の病気においても、放射線を利用して検査や治療を行う「核医学」についてうかがいました。

■放射線は治療や検査にどう使われている?


空気や大地、宇宙や自分自身のカラダの中など、私たちの身近にある放射線(※)、それを利用して検査や治療など医療に役立てているといいます。

※【関連記事】
やっぱり危険?!「放射線の正しい知識」を放射線医学の先生にうかがってきた


「病院で『放射線科』という看板を目にしたことがあると思います。文字通り『放射線を使った検査や治療』をするところで、放射線の特徴を利用して、目に見えない体内の状況を、見えるように画像化することができるのです。」と解説するのは内山先生。


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やっぱり危険?!「放射線の正しい知識」を放射線医学の先生にうかがってきた

東日本大震災からまもなく5年。「放射線」「放射能」「ベクレル」……といった言葉を最近またよく耳にしますが、「放射能」と聞くと、やっぱり「コワイ」「アブナイ」と思ってしまうもの。でも、本当にどれくらい「キケン」なのかよくわかりませんね。

「むやみに恐れるのではなく、『正しい知識を持ち、上手に恐れる』ことが大事」と語るのは、放射線を利用して病気の検査や治療をする「核医学」の専門家である、東京慈恵会医科大学准教授で、市民向けの放射線医学講座で広報活動も手掛ける、内山眞幸(うちやま まゆき)先生。この機会に改めて、放射線に関する知識についてうかがいました。


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