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親になったから、見えるものがある。

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世の中の母は頑張りすぎていないか? ――口内炎30個発生の原因を探る

■口内炎の耐えられない痛さ


梅雨の時期、口内炎が30個以上できた。
昔から口内炎持ちだったので、2~3個できるのはしょっちゅうだったが、さすがにこの数、途中で数えるのをやめてしまった。食べることもしゃべることもできない。仕事もできない。痛くて痛くて何にも集中できないのである。

2ヵ月ほど前にも10個ほど出現、その時は市販のビタミン剤でなんとかしのいだ。しかし、今回のはもう、耐えられない!!! そして、生まれて初めて口内炎で医者に行った。消化器系が関連しているのでは?とのネット情報で、まずは最寄りの内科へ。


「こりゃ、ひどい」と、皮膚科を紹介され、その日のうちにわが子がいつもお世話になっている皮膚科へ。そこの女性医師も、「ひどいですね……」と絶句。症状から推察できる病名を挙げて、「原因を徹底追及しましょう!」と、共闘の姿勢をみせてくれた。

原因を追究すべく、とりあえずできる検査をして、2日に1回の診察、という会社員であればとうていできない通院生活をしばらく続けてはみたが、「原因はコレ」あるいは「病名はコレ」といった「決定打」がない、という皮膚科医の見解。

そうこうしているうちに、処方されたビタミン剤や消化器官用薬、鎮痛剤などの服用で、症状そのものは改善、喉元過ぎれば熱さ忘れつつある私であった。

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自由にボール遊びができない今どきの小学校事情

話は少しさかのぼるが、1学期の終了を控えて開かれた、長女が通う小学校での保護者会でのこと。担任教師の言葉にびっくりした。

「ボール遊びは他の子に当たる可能性があって危ないので、中休みと昼休みの時間は、原則としてボール遊びはできなくなりました」

え? 公園で「ボール遊び禁止」の看板はよく見かけるが(これはこれで議論があるが)、それが学校にまで及んだ?

担任教師によると、特に低学年の子は、こちらが注意していても、どこから飛び出してくるかわからず、とても危ないのだそうだ。先生自身が、子どもたちと鬼ごっこをしていて実感したという。

たしかに危ないといえば危ないだろうが、なんだか納得できない。気をつけながら遊んだり、あるいはぶつかって痛みを知ることで、成長するのでは……。そしてその場を提供することこそが、小学校なのでは……。

周囲の友人にそのことを話すと「事故でもあったんじゃないの?」と言う。そこで副校長先生に聞いてみた。


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高齢妊娠・出産を経て、高齢育児中に考えるあれこれ

「えっ?心配じゃなかったですか?」
次女を出産後、とある産後の母子が集う場で、初対面の、同じく最近次女を出産したという女性に不思議がられた。

彼女が疑問視したのは、私が羊水検査をしていなかったことである。私は39歳で長女を、44歳で次女を産んでいた。


偶然にも、その場に居合わせた母の多くが、35歳以上の高齢出産。40歳前後の人も複数いた。デリケートな話題ではあったが、お産そのものはすでに終えていたためか、「私は受けた」「受けなかった」と告白タイムに。羊水検査まではしていなくても、血清マーカーテストという血液検査を受けていた人も複数いた。

あれから約2年が過ぎ、この4月1日から新型の出生前診断がスタートしている。そのニュースを見聞きするたびに、冒頭の女性の言葉を思い出す。診断希望者にとっては、安全性が高いこの診断の開始は朗報であろう。

ともあれ、高齢での妊娠・出産には、それなりの覚悟というか、悩ましいことが伴う。

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理想の学童保育とは?小学生の放課後の過ごし方を考える

それは突然のお知らせだった。
「学童クラブ利用料導入」に関する説明会のお知らせ……。
つまり、値上げである。

子どもが保育園卒園後、働く母が頭を悩ませるのが、小学生になった子の放課後の過ごし方だ。たいていは、6時7時まで預かってくれるいわゆる「学童保育」(放課後児童クラブ)にお世話になる。


だが、ここでも保育園同様、「定員」があり、入れない児童は「待機児童」となる。
今年5月1日現在の厚生労働省のまとめによると、学童保育の利用者は過去最高の約85万人、待機児童数は5年ぶりに増えたという。
平成24年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(5月1日現在) ― 厚生労働省ホームページより
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kbjt.html

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「幼稚園が夏休みだから保育園に通わせている」のナゾ

ある平日の日中、電車に乗っていたら、途中でサラリーマンらしき男性3人組が乗ってきた。会話が聞くともなしに聞こえてくる。時節がら、話題は各家庭の夏のすごし方に。

A氏「ウチの子は、ベランダにビニールプールを出して遊んでいますよ」
B氏「そうだよねー毎日暑いからねー。Cさんちの子は、何歳だっけ?」
C氏「ウチは5歳です」
A氏「幼稚園?」
C氏「はい、普段は幼稚園なんですが、今、夏休みだから保育園に通っているんです」
A氏・B氏「ふーん、そうなんだ」


……???????

私の頭はハテナマークでいっぱいだった。
「え?それってどういうことなんですか? 幼稚園が夏休み期間、預けられる保育園なんてあるんですか?」思わず聞いてみたくなったが、ここは電車の中。相手は見ず知らずの人。ヘンなおばさん、と思われないよう気持ちを抑えた。

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妊産婦歯科検診は出産前も大事だが出産後がもっと重要!

毎年6月4日から10日までの1週間は「歯の衛生週間」。とくに「6月4日は虫歯の日」と、幼いころに刷り込まれたせいか、6月になると歯のことが気になってくる。

子どもを産んでからは、子どもが虫歯にならないよう、乳歯が生え始める前からガーゼで歯ぐきをぬぐったり、歯が出てからはイヤがる子の身体を押さえつけながら強引に磨いたりと、相当気をつけていた。

お陰で7歳の長女はいまだ虫歯はなし、1歳半の次女も姉を真似てムラはあるものの磨いてくれる……と安心していたのだが、あるとき、自分の歯が気になりだした。冷たいものがしみたり、磨くと出血することが多くなったりしてきたのだ。

hamigaki
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「PTAの呪縛」親はなぜ役員をイヤがるのか

入学や進級で心弾む4月。しかし春の陽気に浮かれてはいられまい。子を学校に通わせている親であれば必ずある、年度始めの「保護者会=PTA役員、委員決め」が終わるまでは……。

もちろん、保育園時代にも父母会の役員決めはあった。だが保育園では親はみな労働者という同一の条件のもと、会議その他行事は土日開催が基本。何かあってもお互いさまという空気が漂っていた。

一方の小学校。長女が通うのは公立なので、「学区が同じ、地域の人」ということだけが共通項だ。昨年度は意外なほどすんなり決まり、胸をなでおろしたのだが、果たして今年度は……。
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校庭では雪遊び禁止の怪

窓の外は一面の銀世界。都心にもドカ雪が降った2月29日の朝、めったに見られない雪景色に娘は歓声をあげた。親としては慣れない雪道を登校することを心配もしたが、自分の子ども時代を思い出しながら、「学校では雪合戦したりして、おおはしゃぎなんだろうな」と、子どもたちの活き活きとした姿を想像して、なんだこちらまで楽しくなった。

が、帰宅した娘に「雪遊び楽しかった?」と聞くと、「校庭には出ちゃいけないんだよ」とそっけない返事。え?こんな日にこそ、外で遊ぶのでは……? 娘によると「校庭がぐちゃぐちゃになっちゃうからダメ」なんだそうだ。

yukiasobi
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子どものためのハコモノは不要?大型児童館の存在意義を考える

子をもつ親であれば、一度は児童館を利用したことがあるだろう。自治体が運営する児童館は、室内遊具やおもちゃが揃い、読み聞かせや工作などのイベントも随時開催、0歳児から小学生あるいは中学生までが安心して遊べる場だ。働く親をもつ小学校低学年の子にとっては、放課後児童クラブとしても機能している。

筆者も長女が0歳の頃から、徒歩圏内の区の児童館を利用しているが、たくさん遊びたい!というときに重宝していたのが、都が運営する東京都児童館だ。遊具や遊びのメニューが豊富なのに入館無料で、親子で一日遊べる。

渋谷駅から徒歩5分の好立地にあり、区外の子連れ友人との待ち合わせに利用するほか、保育所に入る前には、ここでじじばばに子どもを託して仕事に行くなど、非常に活用しがいのある施設であった。

気がつかぬうちに廃止されていた東京都児童館

それが、東日本大震災を機に、老朽化のため一時閉館に。年が明けて、そろそろ改修工事も終わり、一部でもオープンしているかと期待を込めて東京都児童館のHPを開いて驚いた。「休館及び閉館のお知らせ」となっているではないか!
tokyojidoukan
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政府による「子ども・子育て新システム」の議論はTPPと同じ構図

保育所に預けたいのにどこもいっぱいで預けられない……、そんな「待機児童数の増加」が社会問題化して久しいが、こうした子どもにまつわる諸問題を解決しようと政府が動いているのが「子ども・子育て新システム」の実現だ。
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恥ずかしながら、筆者がこのシステムの存在を知ったのは、つい最近、第二子が通う保育室からの「反対運動」のお便りによってである。「そもそも新システムって何?」と、ググってみると……内閣府の「少子化対策について」のサイトに行き着いた。これによると、新システムの目的は、続きを読む
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