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親になったから、見えるものがある。

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学研の月刊保育絵本「みみちゃんえほん」から初の市販絵本発売を記念して、約40年の変遷をプレイバック!

学研から赤ちゃん向け生活絵本の新シリーズ、「みみちゃんといっしょ!」が出版された。『できた できた トイレ』と『できた できた はみがき』の2冊で、キャラクター原案は「ぴよちゃん」シリーズで人気の絵本作家・いりやまさとしさん。メインキャラクターである「みみちゃん」は人形作家コッペ平沢さんの手によって立体化され、それを背景や小物などとともに撮影することで、絵本の世界観がつくられている。


うさぎの「みみちゃん」という名前に聞き覚えのある方もいるかもしれない。というのも「みみちゃん」は、この絵本のために生まれたキャラクターではなく、学研が発刊している月刊保育絵本「みみちゃんえほん」のメインキャラなのだ。

月刊保育絵本とは、「キンダーブック」(フレーベル館)や「チャイルドブック」(チャイルド本社)などをはじめとした幼児向けの絵本で、おもに幼稚園や保育園への直販ルートで、毎月子どもたちのもとに届けられている。

学研の「みみちゃんえほん」は1970年の創刊で、対象は2~3歳児。「できたよできた 生活絵本」をキャッチコピーに、全国の幼稚園・保育園で愛読されている。創刊当初からさまざまなうさぎのキャラクターが「みみちゃん」を務めてきたが、いりやまさとしさんデザインの「みみちゃん」は2007年からの採用で、13代目にあたる。

今回は「みみちゃんえほん」初の市販本化を記念して、株式会社学研教育みらいの「みみちゃんえほん」編集部を訪問。バックナンバーからみみちゃんが歩んできた40余年の歴史を振り返らせてもらった。

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話題のNスペ「ママたちが非常事態!?」が書籍化 ――最新科学で「育児の問題」を読み解く

NHKスペシャル『ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~』が書籍化された。2016年1月に放送され、当サイトでも放送前に取り上げて話題を呼んだ番組だ。
【プレビュー】NHKスペシャル『ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~』 ――産後・育児の孤独とイライラに科学で切り込む
http://mamapicks.jp/archives/52193866.html

放送後、番組を見たママたちからの大きな反響を受けて、すぐさま第二弾が制作・放送されたのだが、書籍には2回にわたって放送された内容に加えて、紹介しきれなかった情報や、取材の裏話などが収録されている。


今回は出版元であるポプラ社にて、編集担当の斉藤尚美さんと営業企画部の土橋恵さんに、書籍化に至るまでの経緯や本書制作上の裏話などを伺った。

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【今どき絵本作家レコメンズ番外編】『だるまさんが』ヒットの理由を探る ―― だるまさんシリーズ担当編集者インタビュー

「これぞ次世代の名作!」と思えるような素晴らしい絵本を紹介すべく、100人以上の絵本作家を取材した経験を持つ筆者が、独断と偏見からいちおし絵本作家にフォーカスする、「今どき絵本作家レコメンズ」。

今回は番外編として、かがくいひろしさんの担当編集者だったブロンズ新社の沖本敦子さんへのインタビューをお届けする。『だるまさんが』出版からわずか8年で累計436万部を突破した「だるまさん」シリーズ。異例の大ヒットの理由とは?

▼関連アーカイブ
【今どき絵本作家レコメンズ】かがくいひろしさん ――遅咲きと急逝の間に散りばめられた珠玉の作品
http://mamapicks.jp/archives/52171597.html


だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)

作・かがくいひろし(ブロンズ新社)


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劇場版アンパンマンの監督にきく、引き継がれる“やなせイズム”と映画のみどころ ――今夏公開『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』プレビュー

いよいよ今年の夏も、7月2日(土)から、アンパンマンの映画が公開される。第28弾となる今作のタイトルは、『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』。おもちゃの星のお姫様・ルンダと心優しいロボット・ナンダのお話だ。

アンパンマンの生みの親であるやなせたかしさんが亡くなられてから早や3年。“やなせイズム”はどのように継承されていくのか。今回の作品を担当された川越淳監督にお話を伺った。


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【今どき絵本作家レコメンズ特別編】ヨシタケシンスケさんインタビュー ――男児の子育て、どう乗り切る!?

「これぞ次世代の名作!」と思えるような素晴らしい絵本を紹介すべく、100人以上の絵本作家を取材した経験を持つ筆者が、独断と偏見からいちおし絵本作家にフォーカスする、「今どき絵本作家レコメンズ」。

第5回のレコメンド作家は、ヨシタケシンスケさん。2013年に『りんごかもしれない』で鮮烈なデビューを飾り、以後もコンスタントに話題作を生み出している、絵本業界が今一番注目している作家の一人だ。

今回は新刊『このあと どうしちゃおう』の刊行を記念した特別編として、ヨシタケさんへのインタビューが実現。『りゆうがあります』や『もう ぬげない』など、「これぞ男児!」という絵本を生み出してきたヨシタケさんに、男児の子育てをテーマにお話を伺った。


『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)

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【今どき絵本作家レコメンズ】tupera tuperaさん ――大人も子どももワクワクさせる、遊び心あふれる作品群

「これぞ次世代の名作!」と思えるような素晴らしい絵本を紹介すべく、100人以上の絵本作家を取材した経験を持つ筆者が、独断と偏見からいちおし絵本作家にフォーカスする、「今どき絵本作家レコメンズ」。

第4回のレコメンド作家は、tupera tupera(ツペラ ツペラ)さん。カラフルな色使いと遊び心あふれるアートな作品の数々で人気を集める、亀山達矢さんと中川敦子さんによるご夫婦ユニットだ。


『かおノート』
作:tupera tupera(コクヨS&T)

人気作『かおノート』は無印良品でも販売されているので、書店の絵本コーナーにあまり足を運ばない人でも見かけたことがあるかもしれない。この『かおノート』、お話があって絵があって……という、いわゆる「絵本」とは違う。顔に見立てたイラストや写真に、目や鼻、口、ひげなどのシールを貼って遊ぶワークブックで、手に取った人が好きなように、それぞれの「かお」をつくることができるのだ。


シールの種類も多様だが、同じシールを使ったところで、貼る位置や角度が少しでも違えば、できあがる顔は千差万別。1~2歳の子がつくる顔はパーツの位置がはちゃめちゃだったりして、おもしろいものに仕上がることが多い。色鉛筆やペンを使って描き加えれば、さらに独創性がアップ。この一冊があるだけで、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、誰だってどこでだって、気軽にクリエイティブな体験ができる。

tupera tuperaさんの絵本はほかにもさまざまなものがあるが、どれにも共通しているのは、「楽しさ」と「新しさ」。自由な発想で生み出される作品の数々を見ていると、つくり手本人がとことん楽しんでつくっていることが伝わってくる。だからこそ見ているこちらもワクワクするし、その斬新さや意外性にドキッとしたりクスッと笑わされたりするのだ。

今回は、そんなtupera tuperaさんの作品の中から、個人的におすすめしたい3作品を紹介する。

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【今どき絵本作家レコメンズ】新井洋行さん ――ハイペースで作品を生み出し続ける、絵本界のアイデアマン

「これぞ次世代の名作!」と思えるような素晴らしい絵本を紹介すべく、100人以上の絵本作家を取材した経験を持つ筆者が、独断と偏見からいちおし絵本作家にフォーカスする、「今どき絵本作家レコメンズ」。

第3回のレコメンド作家は、新井洋行さん。年間10冊以上というかなりのハイペースで作品を生み出している人気絵本作家だ。


『れいぞうこ』
作:新井洋行(偕成社)


書店の絵本コーナーをときどき訪れる人なら、こちらを向いてにっこり笑う『れいぞうこ』を見かけたことがあるだろう。赤ちゃん向けのコーナーで平積みされていることが多い、新井洋行さんの代表作「あけて・あけてえほん」シリーズの一冊だ。ほかにも『おしいれ』『おふろ』『ひきだし』など、シリーズは全部で7作品、出版されている。

『れいぞうこ』は、表紙がそのまま冷蔵庫の扉になっていて、開けると中には、牛乳や卵、野菜など、おいしそうなものがいろいろ並んでいる。「ぎゅうにゅうさーん」と呼びかけると「はーい」と元気にお返事。とっとっとっ、とコップに注がれる。呼びかけと返事、擬音語が繰り返されて、最後はにっこり笑顔で「いただきまーす」。

この絵本を初めて書店で見かけたとき、「おもちゃみたい」という印象を抱いたのだが、新井洋行さんの絵本の特徴はまさにそこ。おもちゃ感覚で楽しめる赤ちゃんのための絵本を、新井さんは数多く生み出している。今回はその中から、特におすすめの3作品を紹介する。

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【今どき絵本作家レコメンズ】スギヤマカナヨさん―― 多様なテーマで生み出されるユニークな絵本の数々

「これぞ次世代の名作!」と思えるような素晴らしい絵本を紹介すべく、100人以上の絵本作家を取材した経験を持つ筆者が、独断と偏見からいちおし絵本作家にフォーカスする、「今どき絵本作家レコメンズ」。

今回のレコメンド作家は、スギヤマカナヨさん。現役子育てママとしての視点も活かしながら、多様なテーマでユニークな作品の数々を生み出している絵本作家だ。


『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』
作:スギヤマカナヨ(アリス館)

人気作『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』は、ページを開くとそのままお弁当、という絵本。『ぼくのおべんとう』には卵焼きや鶏のから揚げ、『わたしのおべんとう』にはサンドイッチやミートボールが入っていて、ページをめくりながら楽しく食べ進めていく。中盤でおかずを取り換えっこするシーンがあって、読み聞かせ会などでは2冊並べてふたりで読んで楽しまれているらしい。


ただ、この『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』がスギヤマカナヨさんの代表作(=その作家の特色を最もよく示している作品)かと問われると、なんとも答えに詰まる。

スギヤマカナヨさんの作品は、子どもの悩みを描いたもの、子育てママを応援するもの、親子のコミュニケーションを促すもの、さらには環境、食育……などなど、テーマがじつに多様で、簡単にひとくくりにはできないのだ。

その中からどの作品を紹介すべきか、今回はかなり悩んだのだが、その多様さを知っていただけるようなラインナップをお届けしよう。

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【今どき絵本作家レコメンズ】かがくいひろしさん ――遅咲きと急逝の間に散りばめられた珠玉の作品

絵本業界は、ロングセラーばかりが売れる世界。書店の絵本コーナーには、20年も30年も前に出版された絵本がずらりと平積みされていたりする。

「私も子どもの頃、この絵本読んだなぁ」なんて懐かしい気持ちになって、昔ながらの絵本を手に取るのは無理もない。同じ絵本が世代を超えて愛されるというのもすばらしい。でも、でも……「これぞ次世代の名作!」と思えるようなすばらしい新作絵本が、息の長い名作の陰で埋もれてしまうのは、ひじょうにもったいない。

そんなわけで、100人以上の絵本作家を取材した経験を持つ筆者が、独断と偏見からいちおし絵本作家にフォーカスする、題して「今どき絵本作家レコメンズ」。記念すべき第1回のレコメンド作家は、かがくいひろしさん。2005年、50歳で絵本作家デビューした遅咲きの絵本作家だ。

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『だるまさんが』

作・かがくいひろし(ブロンズ新社)
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子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。
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