MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

yuka_shingai

【プレビュー】「子育て王国フィンランドスペシャル」 ――お母さんにやさしい国フィンランドの子育て事情がまるわかり

「お母さんにやさしい国ランキング」で2014年の第1位となる(セーブ・ザ・チルドレン「母の日レポート2014年」調べ)など、“お母さんにやさしい国”と称される国、北欧のフィンランド。母子保健にまつわる福祉制度の充実や教育水準の高さなど、ママ・パパや子どもへのきめ細やかなケアが行き届いていることから、世界中の注目を集めている。

来たる6月4日(土)昼14:00~14:55にBSフジで放送される、『AI LOVE ベイビー 子育て王国フィンランドSP』は、そんなフィンランドから気になる子育て事情をお送りするドキュメンタリー。2015年夏に女の子のママとなった歌手のAIさんが、スタジオゲストとして出演。歌手としてではなく、私たちと変わらないひとりのママとして見せる素直なリアクション、飾りっ気のない言葉も印象に残る。


さて、フィンランドといえば、筆者は昨年秋に、初の子連れ海外旅行で行ってきた国でもある。番組で映し出される首都・ヘルシンキは、歩いても十分回れるぐらいコンパクトな街で、「ここ行った!」「この通り分かる!」と、既視感のあるところばかり。そしてどこを歩いてもベビーカーで出かける家族連れが多かったことを思い出す。


日本にいても、最近は子連れで出かけている人が多いなと感じるが、フィンランドはその比ではなく、石畳の道&冬の凍結に備えた車輪の大きなガッシリしたベビーカーの数々がこれまた目立つのだ。

続きを読む

【漫画レビュー】『透明なゆりかご』で描かれるさまざまな愛情の形

このところ、漫画を読むならもっぱら電子書籍を愛用している。
「これ読みたい!」と思ったときにすぐ購入できて、収納場所にも困らないので、小さな子がいるご家庭にもオススメできる。ワンクリックの手軽さでつい買ってしまう、というのもあるのだが、そのぶん良作に巡り合える機会も多く、何より快適なので手放せなくなっている。

そんななか、ひとつの作品に出会った。
『透明なゆりかご』(沖田×華[おきた ばっか]・著、講談社『ハツキス』にて連載中)は、産婦人科医院で看護師見習い中の看護学生・×華が、出産の現場やクリニックの患者である妊産婦やその家族との触れ合いで知る、命の尊さ、強さ、脆さ、儚さなどを描いている。

image

主人公の×華は著書である沖田×華さん自身であり、実体験に基づくストーリーで構成されている。先日最新刊が出たところで、今もっとも楽しみにしている作品だ。

続きを読む

ふたたびの新年度、慣らし保育の洗礼

新年度に入り、早や半月。
外を出歩くたびに、入園式や入学式とおぼしき児童や学生さん、またその親御さんの姿を見かけ、それぞれの門出に思いをはせた。

我が家は昨年1年間保育ママにお世話になった後、今月からは認可保育園に入園となり、2年連続の新生活を迎えているが、これがなかなか緊張感ある毎日なのだ。

昨年は初日は私も一緒に1時間、その次は子どもだけで1時間、そして2時間、その次はお弁当まで、さらにその次はお昼寝まで……と1日ずつ保育時間を延ばし、10日ほどかけて進めていった「慣らし保育」。


最初の数日は、ほんの1~2時間のために帰宅するのも二度手間だな、と近くのコーヒー店で時間をつぶし、その後少しずつ仕事に取り掛かったが、「楽しく遊んでるかな」「ご飯食べたかな」「お昼寝できたかな」とそわそわしっぱなしで、集中して仕事できるまでにはいくらか時間がかかったものだ。

続きを読む

おかいつ卒業する「たくみお姉さん」&「ポコポッテイト」メンバーへの送辞

3月ももう終盤。ここ数日で格段に暖かくなり、いよいよ春到来!と心躍りつつ、やはり別れが気になる季節。

既出コラム「Eテレ新年度『ゆく番組くる番組』2016」でもお伝えしたとおり、このたびの年度替わり最大のトピックスといえば、何といっても『おかあさんといっしょ』のたくみお姉さん卒業&ポコポッテイトの終了だろう。
Eテレ新年度『ゆく番組くる番組』2016
http://mamapicks.jp/archives/52197835.html


昨年、『いないいないばあっ!』のゆうなちゃん、『みいつけた!』のスイちゃんのダブル卒業でだいぶ免疫ができたつもりでいたが、そうは言っても日常に組み込まれていた風景が様変わりするのだから、動揺しないわけがない。

卒業するときはだいすけお兄さん、よしお兄さん、りさお姉さんもみんな一緒にかな、と何となく思っていたので、単独卒業と聞いて昨年と同じように、夫に「たくみお姉さん卒業らしいよ……」とメールしてしまった。

夫は日頃、「たくみお姉さん可愛い」と言っていたので、一緒に別れを惜しんでくれるのかと思いきや、「でも新しいお姉さんも可愛いから楽しみ」とさっくり寝返られて、「お前……そういう薄情なところあるよな!!!」と裏切られた気持ちでいっぱいである。

しかし、たくみお姉さん就任時も、先代のはいだしょうこお姉さんを惜しむ人々が多い中、あまりのレベルの高さに、皆すぐにたくみお姉さんファンになったという話を聞いたことがあるので、私もすぐに新・うたのお姉さんに取り込まれるのだろう。

続きを読む

子どもの左利きの矯正に揺れる左利きを矯正された母の憂鬱


「○○ちゃんはたぶん、左利きなんだよね」と初めて言われたのは、娘がまだ1歳の頃、
支援センターの一時保育に通っていたときのことだった。

当時、丸や星型のブロックをはめこむパズルに夢中になっていた娘は、いつも左手にブロックを持って遊んでいたらしい。

「私がブロックをハイって渡すと、左手でつかむから、きっと左利きなんだね」と職員さんに言われて、そう言われるとそうかもしれない、でもあんまり意識していなかったな、と少し驚いた。

娘と一番長くいるのは私だけど、家事をしたり、用事をしながらということも多いから、娘の行動を観察するだけの時間はあまりなくて、なかなか気がつかなかった。

そのことを夫に伝えると、「そうかもね、階段上るときも左足から出てるから」と、私の知らないところでよく娘のことを見ていることにこれまたびっくりな出来事だった。

続きを読む

「3歳の壁」 ――家庭的保育(小規模保育)からの保活を終えて

決まった。やっと決まった。
つい数日前、保育課より認可保育園の内定通知が届いた。

現在筆者の娘は「保育ママ」に通っているが、3歳未満児までの制度のため、この3月で満了してしまう。よって、就学前まで通える保育園を探さねば、とこのたび2度目の保活を経て、晴れて認可保育園に内定することができた。

年度の途中で欠員が出る可能性もあるから、早めに申請を出すにこしたことはない、と保育ママさんからのアドバイスを受けて、昨年4月の早い段階で転園申請を出した。

月初に自治体のホームページに保育園の空き状況が更新されるので、月が変わるとすぐに確認していたが、毎月2歳児クラスの空きはゼロ。当然「転園できますよ」の連絡も来ない。

おそらくこの調子じゃ年度内に転園はできないだろうな……でも、娘も少しずつ保育ママさんでの生活にも慣れてきたし、3月いっぱいまでフルで通って、4月から保育園の3歳児クラスに入れたらいいかな、というか多分それ以外に道はないのだろうな、と考えを改めた。


続きを読む

産後からの夫婦関係における「気遣い」と「遠慮」のさじ加減


数ヵ月前に出産したばかりの新米ママとなった友人と話していたときのこと。
「出産祝いが届いたよ」の報告だったか、私から「内祝いありがとう」の返事だったか、どちらから連絡を取ったのか忘れてしまったが、遠方でなかなか様子も見に行けないので、せっかくだしいろいろ話を聞きたいなと、「初めての育児どう?」と振ってみた。

里帰りはせず、自宅で夫婦2人で初めての子育てに臨んでいるのだから、それは四苦八苦だろうと予想はついていた。家事や身の回りのことも自分でしなければいけないのだから、ハードでないわけがない。

「赤ちゃんのお世話以外はとにかく身体を休めてね。旦那さんにたくさん手伝ってもらうんだよ」と付け足すと、友人は遠慮がちに、「夫は料理も洗濯も掃除も何でもやってくれるんだけど、仕事で疲れて帰ってきてるし、翌日も仕事があるから、夜起こしたら悪いと思っちゃうんだよね」と漏らしていた。

ひじょうに細やかな神経の持ち主なので、彼女らしい発言だな、とは思ったのだが、「いやいや、今、その気遣い要らないから!! あなただって十分すぎるほど疲れてるでしょ!!! 自分の命を削りながら赤ちゃんに栄養与えてるようなもんなんだよ!!!!」と彼女の言葉にかぶせるように訴えかけてしまった。

そこからは、「ファミリーサポートなど、自治体のサービスで家事や育児のサポートをしてくれるものもあるよ」「保健師さんが来たときや役所に行くことがあれば話をきいてみるといいかも」など、夫婦での分担以外の話もしてみたが、その後は友人と話すたびに、「パートナーが激務のため、育児を全部自分が担っている」という状況を察して、何だか胃がギュっと縮こまるような思いだ。

とはいえ、「旦那さんに遠慮したらだめだよ」と先輩ヅラしたものの、自分自身も偉そうに言えた立場ではない。

続きを読む

抱っこひもが捨てられないのは理由がある

街中で赤ちゃんを連れたママパパとすれ違うと、つい振り返ってしまう。
「うわー小さい、まだ2ヵ月くらいかな? うちもあんな時あったはずなんだよなあ、そんなに昔でもないのにあのサイズ感はもう覚えてないなあ」
と、赤ちゃんにも興味津々だが、目下、筆者が気になるポイントは抱っこひもだ。


子どもの成長は早い。そして、子育て関連グッズ&必需品が世に出るスピードや移り変わりも目まぐるしい。なかでもとりわけ抱っこひもは、「今ってこんなにたくさんの種類があるの?」と驚くばかりだ。

我が家は定番中の定番、エルゴのベビーキャリアを使っていた。
「これがほしい!」とこだわりがあったわけではなく、みんな使ってるって言うし、これ買っておけば間違いないか、くらいの気持ちだった。

モデルチェンジのため旧モデルが安くなったタイミングで買ったものなので、私の周囲はその旧モデルを使っている人がとにかく多く、当時はカラーバリエーションも数色だったため、児童館や検診など、多くの親子が集まる場では、バッティングすることも多々あった。「おそろいですねー」なんて初対面の人と話すきっかけにもなった。


続きを読む

『いないいないばあっ!20周年スペシャル』への祝辞

この年末も例年どおり関西に帰省してきた我が家。
せわしなく過ごす日々とはうって変わって、ひたすらのんびりと過ごすなか、「どんな番組やってるのかな~」とテレビの番組予約表を見ていたところ、目に飛び込んだNHK Eテレの『いないいないばあっ!20周年スペシャル』。

何と今年は『いないいないばあっ!』放送開始から20年を迎えるそうで、その特別記念番組が、去る1月2日に放送された。

「北海道でのスペシャルロケに加えて、懐かしさも詰まった30分」という番組解説に、「えっ、懐かしってことはもしかして、もしかする……?」と胸が高鳴った。


続きを読む

ママになった私から、ママになるかもしれない誰かにできること

今年ももう残すところわずか。
12月はイベントごとが続いたが、友人たちとのイベントとして、クリスマス会に母娘で参加してきた。共通の趣味を持つ仲間たちと不定期で開いている集まりがあり、昨年からはクリスマス会を開催している。

昨年、第1回を開催するにあたって、子どもを連れてくるのにレストランだと気を使ってくつろげないだろうからと、幹事役の友人が、貸切できるキッチン付きスペースを予約してくれたのが好評で、今年もまた同じようなキッチンスタジオを会場に、食べ物を持ち寄ったり、そこで料理やケーキを作ったり、懐かしのプレゼント交換を楽しんだ。

会に集まったのは総勢15名ほどで、子連れで参加したのは私を含め2名のみ。
スタートもエンドもゆるく設定された集まりなので、参加者も入れ替わり立ち替わりだったのだが、皆一様に子どもと気さくに触れ合ってくれ、娘は私が構わなくても終始ご機嫌で過ごしていた。

和やかで楽しい会を後にして毎回感じるのは、皆優しいな、嬉しいな、という気持ち以上に、子どもがこわくないんだな、自然に接することができるんだな、ということだ。


子どもの扱いに慣れているというのとはまた違って、子どもが泣いてしまったときにカラダを張って笑わせようとしてくれたり、大人同士で集まっているときのテンションそのままで子どもとも向き合ってくれて、さらに子連れでの参加を歓迎してくれることに、親としては少しの驚きとその何倍もの安堵を感じるのだった。

続きを読む
フリーワード検索



MAMApicksソーシャルアカウント



最新記事
月別バックナンバー
スタッフ紹介

MAMApicksって何?

編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

藤原千秋

おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

河崎環

教育・家族問題、世界の子育て文化、書籍評論等、多彩な執筆を続ける。家族とともに欧州2ヵ国の駐在経験。

江頭紀子

経営、人材、ISOなど産業界のトピックを中心に、子育て、食生活、町歩きなど のテーマで執筆。二女の母。

中村雅子

北欧デザインに魅せられ、日本人の夫と共にヘルシンキ在住。ショップ運営をしながら現地での子育てを満喫中。

狩野さやか

ウェブデザイナー。自身の子育てがきっかけで親の直面する問題を考えるようになり、現在「patomato」を主宰しワークショップも行う。

恩田和

新聞記者、アメリカ留学を経て、2010年第一子出産。育児、教育分野の取材を続ける。南アフリカで4年間の駐在を経て現在米国在住。

西澤千央

フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

川口由美子

管理栄養士としてメーカー勤務の後、独立。現在は雑誌やWEBで活動。夫の転勤に伴い2004年よりアジアを転々と。二児の母。

ワシノミカ

フリーデザイナーとして活動後、TV各局のWEBセクションを転々とし、現在はWEBディレクターとして活動中。二児の母。

真貝友香

ソフトウェア開発、携帯向け音楽配信事業でのSE業務を経て、マーケティング業務に従事。現在は夫・2012年生まれの娘と都内在住。

山本 佑美

フリーライター。ネットを主軸に結婚、出産、子育てにまつわるあらゆる情報を収集、分析、発信。家族は夫と娘、江東区在住の愛鳥家。

フォルク津森陽子

パティシエ修行で来たパリ滞在後、そのまま現地で一児の母に。現在はフランス人の夫の仕事を手伝いながらパリで子育て奮闘中。

大野拓未

米・シアトル在住。現地日本語情報サイトを運営し、取材コーディネート、リサーチなどを行う。家族は夫と2010年生まれの息子。

福井万里

大手SIerのSEから、東日本大震災を機に退職し、ライター活動を開始。2012年に結婚&長男を出産、その後シングルマザーに。

大塚玲子

編集者&ライター。編プロや出版社勤務経験後フリーに。結婚、離婚や子ども、家族をテーマにした仕事を数多く手がける。

加治佐志津

絵本と子育てをテーマに執筆。これまでに取材した絵本作家は100人超。家族は漫画家の夫と2013年生まれの息子。

西方夏子

フィンテック系企業に所属。ワーキングマザーとしてフリーランスと会社員の両方を経験。夫の海外赴任に帯同中、2012年ドイツで長女を出産。

森田亜矢子

コンサルティング会社、リクルートを経て、第一子出産を機に退職。現在は食育・マザーズコーチング講師、ライターとして活動。

望月町子

子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。
ニュース配信中
livedoor
ameba
mixi
Amazonライブリンク