MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

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朝ドラ『べっぴんさん』レビュー ――女性たちの自立を支える男性たちの変容の描き方に期待

NHK、朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』を毎日見ている。
もともと朝ドラを見る習慣があまりなく、朝8時は娘がすでにEテレを見ている時間&私も家事をしたりでテレビを見る余裕がないのだが、今回ばかりは見逃せないぞと意気込んでいた。

なんてったって、ヒロインのモデルは「ファミリア」創業者の坂野惇子(ばんの あつこ)さん。「ファミリア」といえば神戸を代表する子供服メーカーであり、神戸出身の筆者としては並々ならぬ思い入れがある。


第1回の冒頭、主人公・坂東すみれが母・はなに刺繍教えてもらうシーンで、「わあ、ファミリアっぽい!」と気分が盛り上がった。

少女時代のすみれと姉・ゆりが着ている洋服も、いかにもファミリアの洋服の原点という感じで、自分の幼少期を思い出した。そう、私もあんな感じの洋服をハレの日には着ていたのである。……といってもファミリアの商品ではなく、「ファミリア風」なのだが。

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ドラマ「砂の塔」初回レビュー ――ママカースト×サスペンスの想像できない展開に期待

恐ろしいドラマを見てしまった。
今クールのドラマ、TBS系『砂の塔~知りすぎた隣人』である。
http://www.tbs.co.jp/sunanotou/

タワーマンションを舞台に繰り広げられるママ同志の熾烈な争いと、近隣で発生した謎の幼児連続失踪事件という触れ込みに、「またこの手のドラマか~」という気持ち半分、「でも見てみないことには分からないしね」と期待半分で初回を鑑賞。

菅野美穂さん演じる高野亜紀が、一家で50階建ての超高級タワーマンションに引っ越してくるシーンから物語は始まる。


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映画『永い言い訳』レビュー ――今ある幸せを受け入れよう

芸術の秋。時間を見つけては映画館に通う日々なのだが、今年はとくに邦画の良作が豊富で、その中でも、先週10月14日(金)から封切りになったところの『永い言い訳』が素晴らしく、今も余韻に浸っている。
http://nagai-iiwake.com/

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前作『夢売るふたり』から4年ぶりに西川美和監督がメガホンを撮ったのは、第153回直木三十五賞候補にもなった自著を原作とした作品だ。西川監督の作品はかなり初期からのファンなので、公開記念舞台挨拶つきの上映を鑑賞してきた。

本作は、不慮の事故で妻を亡くした小説家の夫が、同じく事故の犠牲となった妻の親友の
家族と出会い、交流を深めていく中で、いかに再生していくか、というストーリー。
……と言ってしまうと何だかとっても「イイ話」のようだが、かなり辛辣で、心の深いところまでえぐられてしまった。

『そして父になる』『海街diary』などを手がけた是枝裕和監督に師事していたことでも知られている西川監督は日常的な会話や情景描写に定評があるが、今回も人間の醜さ、浅ましさ、愚かさなどをこれでもかというくらい見せつけてきて、鑑賞後は「もう立てない……」とまさにパンチドランカー状態になった筆者である。

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【レポート】「何か買い物したいな~」欲を満たすセレクトショップ『BONNE』をレコメンド

この数ヵ月、友人のところに赤ちゃんが生まれたり、身内に慶事があったりとお祝い事が続いた。出産祝いに限らず、プレゼントを選ぶのが好きなので、極力実店舗に出向いてじっくり吟味したいのだが、最近出かけてみて気づいたことは、「子連れでウィンドウショッピングはほぼ不可能に近い」ということだ。

赤ちゃんのときはベビーカーで寝ている隙を見計らえば1時間ほど自由に使えたので、その間はゆっくりお茶を飲んだり、自分のための買い物をする時間に充てられたのだが、ベビーカーを卒業した今、出かけている時間は基本的に起きている娘。

限界まで遊んで寝るのは帰りの電車で数十分。デパートに行けばおもちゃ売り場で遊びたがるし、ちょっと飽きたら「おなかすいた」「ここイヤ」と手を引っ張られて、ハイ終了。

1人で出かけない限り、自分のための買い物はできないな、もう少し娘が大きくなってからかな……今日はもう諦めて帰宅してからネットで探すしかないかと、いつも利用しているショッピングサイトを覗いてみたが、ネットショッピングはある程度決め打ちで買うことが多いので何か探そうにも取っ掛かりが見つかりにくいのだ。

目星をつけたものを検索フォームから探し出して買うのと「とくにこれを買いたいというわけではないけど、色々と商品を見てみたい」というまさにウィンドウショッピングの感覚はまた全然違うもの。この後者をネットでできればいうことないんだけど……と贅沢な願望を抱いていたところ、たまたま知人がSNSでシェアしていたことで知ったのがソーシャルセレクトショップの『BONNE』(=ボンヌ)というサイト。


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【取材レポート】ピンクリボンについて考える乳がん啓発イベント  庄司智春「男性はパートナーをその場に連れていく気持ちで」

1980年代、「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」という思いから、アメリカで始まったピンクリボン活動。乳がん検診の受診や早期治療の啓発を目的とし、年々賛同する企業や団体も増えて、認知度が高まっている。

昨年はタレントの北斗晶さんが、また最近では小林麻央さんが乳がんであることを公表し、現在闘病中であるという報道とともに、検診の重要性が広く呼びかけられた。


化粧品事業を展開するエイボン・プロダクツ株式会社は、女性の活躍を応援しサポートするCSR活動を数多く行っており、女性にやさしい企業の代表格といえる。その一例として、2002年から「口紅1本でできるボランティア」と称して、寄付金付きの口紅を販売することでピンクリボン活動にも参画している。そして同社は今年、認定NPO法人J.POSHの「J.POSH奨学金まなび」に寄付を行うこととなり、その記念イベントがこのほど開催された。

「J.POSH奨学金まなび」は、母親や保護者が乳がんで死亡、あるいは闘病中で就学が困難となった高校生を対象にした奨学金制度で、設立の2009年以来、のべ280名の学生に支給を行ってきた。

認知度の向上とともに、応募数も徐々に増え、今年度は43名に支給するとともに、熊本の地震のための枠を10名ほど追加で募集中。エイボンは、本基金の趣旨に賛同し、多くの子どもたちが就学できるようにと経済的支援を行うこととなった。

本イベントでは寄付金贈呈の式典のほか、ピンクリボンスペシャルアンバサダーのタレント・山口もえさん、そしてお笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春さんを招いてのトークショーも開催された。


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子連れ男性の「ここが困る」という意見も大事だよねという話

娘が3歳を過ぎた頃から、夫が娘と二人で外へ出ることが増えてきた。
図書館へ絵本を借りにいくことがきっかけだったのだが、毎週末の習慣となり、これは2人で過ごしてもらう貴重な時間だと思い、私は介入しないようにしている。

お盆に帰省した際も、私が仕事を持ち帰ることになったため、その時間は娘を見ておいてくれないかと申し出ると、「じゃあ動物園に行ってくる」と2人で出かけて行った。また別の日は、区民プールへ行ったりと、着々とレベルアップしている様子だ。


出かけるにあたってベビーカーが不要になったこと、おむつが外れて身軽になったことも大きく、これからどんどん2人でのお出かけの幅が広がっていくといいなと思っていたところ、夫が“ちょっと”という感じで言葉を挟んできた。

「プールは今後も連れていきたいけど、男子更衣室に一緒に入って着替えさせるのがどうも抵抗がある。とはいえ、ほかに手段がないからどうしようもないけど……」

あー、そうか。そうだよなあ。
でもたしかにどうしようもないよなあ……と首を捻ることになった。

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ドラマ『はじめまして、愛しています。』初回レビュー ――特別養子縁組がテーマ

7月も半ばに入り、地上波テレビ各局では新ドラマが続々と始まった。
前クールのドラマは録画しつつちょこちょこ見ようとしていたのだが、子どもの保育環境が移って新生活での目まぐるしい変化に私の疲労も絶頂で、毎日22時すぎにはまぶたが閉じてしまい、すべて途中で脱落……。

今クールは通して見れるものがあればいいなと期待に胸を膨らませながら、テレビ朝日系『はじめまして、愛しています。』(毎週木曜21:00~)の初回放送をみた。
http://www.tv-asahi.co.jp/hajimemashite/

本作品は江口洋介さん演じる夫・信次と、尾野真千子さん演じる妻・美奈の夫婦が、血のつながりのない男の子を家族に迎えようとする「特別養子縁組」を題材にしたドラマだ。

近年、見聞きすることが増えたこの制度、ついにドラマにまで……と驚いたが、脚本を手がけるのが、『女王の教室』『家政婦のミタ』といった話題作で知られる遊川和彦氏。これは一癖も二癖もありそうだという気配がしていた。



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【プレビュー】「子育て王国フィンランドスペシャル」 ――お母さんにやさしい国フィンランドの子育て事情がまるわかり

「お母さんにやさしい国ランキング」で2014年の第1位となる(セーブ・ザ・チルドレン「母の日レポート2014年」調べ)など、“お母さんにやさしい国”と称される国、北欧のフィンランド。母子保健にまつわる福祉制度の充実や教育水準の高さなど、ママ・パパや子どもへのきめ細やかなケアが行き届いていることから、世界中の注目を集めている。

来たる6月4日(土)昼14:00~14:55にBSフジで放送される、『AI LOVE ベイビー 子育て王国フィンランドSP』は、そんなフィンランドから気になる子育て事情をお送りするドキュメンタリー。2015年夏に女の子のママとなった歌手のAIさんが、スタジオゲストとして出演。歌手としてではなく、私たちと変わらないひとりのママとして見せる素直なリアクション、飾りっ気のない言葉も印象に残る。


さて、フィンランドといえば、筆者は昨年秋に、初の子連れ海外旅行で行ってきた国でもある。番組で映し出される首都・ヘルシンキは、歩いても十分回れるぐらいコンパクトな街で、「ここ行った!」「この通り分かる!」と、既視感のあるところばかり。そしてどこを歩いてもベビーカーで出かける家族連れが多かったことを思い出す。


日本にいても、最近は子連れで出かけている人が多いなと感じるが、フィンランドはその比ではなく、石畳の道&冬の凍結に備えた車輪の大きなガッシリしたベビーカーの数々がこれまた目立つのだ。

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【漫画レビュー】『透明なゆりかご』で描かれるさまざまな愛情の形

このところ、漫画を読むならもっぱら電子書籍を愛用している。
「これ読みたい!」と思ったときにすぐ購入できて、収納場所にも困らないので、小さな子がいるご家庭にもオススメできる。ワンクリックの手軽さでつい買ってしまう、というのもあるのだが、そのぶん良作に巡り合える機会も多く、何より快適なので手放せなくなっている。

そんななか、ひとつの作品に出会った。
『透明なゆりかご』(沖田×華[おきた ばっか]・著、講談社『ハツキス』にて連載中)は、産婦人科医院で看護師見習い中の看護学生・×華が、出産の現場やクリニックの患者である妊産婦やその家族との触れ合いで知る、命の尊さ、強さ、脆さ、儚さなどを描いている。

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主人公の×華は著書である沖田×華さん自身であり、実体験に基づくストーリーで構成されている。先日最新刊が出たところで、今もっとも楽しみにしている作品だ。

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ふたたびの新年度、慣らし保育の洗礼

新年度に入り、早や半月。
外を出歩くたびに、入園式や入学式とおぼしき児童や学生さん、またその親御さんの姿を見かけ、それぞれの門出に思いをはせた。

我が家は昨年1年間保育ママにお世話になった後、今月からは認可保育園に入園となり、2年連続の新生活を迎えているが、これがなかなか緊張感ある毎日なのだ。

昨年は初日は私も一緒に1時間、その次は子どもだけで1時間、そして2時間、その次はお弁当まで、さらにその次はお昼寝まで……と1日ずつ保育時間を延ばし、10日ほどかけて進めていった「慣らし保育」。


最初の数日は、ほんの1~2時間のために帰宅するのも二度手間だな、と近くのコーヒー店で時間をつぶし、その後少しずつ仕事に取り掛かったが、「楽しく遊んでるかな」「ご飯食べたかな」「お昼寝できたかな」とそわそわしっぱなしで、集中して仕事できるまでにはいくらか時間がかかったものだ。

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編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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教育・家族問題、世界の子育て文化、書籍評論等、多彩な執筆を続ける。家族とともに欧州2ヵ国の駐在経験。

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子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。
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