MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

お出かけ

冷や汗案件、子連れで電車に乗るときのマナーってなに?

きっと、皆さま経験されたことだろう。子どもと一緒に電車やバスに乗るときの緊張感たるや、確実に寿命を縮めていると。近頃は子ども嫌いや、優先席否定派もいるらしい。ベビーカーに怒り出す人もいるらしい。そんなところに冷や汗をかきながらわざわざ乗るのはもはや自殺行為に近い……?

公共の乗り物である電車やバスは、社会の縮図である。年齢も、考え方も、恰好もバラバラの人たちが、ただ同じ方向に向かうだけで乗り合わせる。赤子がお年寄りが学生が、車いすの人でも元気な人も、通勤通学に使う人や旅行者のほか、たまの用事で乗っている人もいる。誰もが等しく電車に乗る権利がある。


さて、公共の場所にはマナーが付き物である。では、マナーってなんだろうか? マナーとは、ご存じのとおり禁止事項ではない。乗車している人々が、お互いになるべく気持ちよく利用するための配慮行動である。ここがミソで、個人によって「気持ちいいレベル」と「気持ちよさを求める強さ」が違うから、時に大論争に発展する。

例えば、しばしば炎上するベビーカー乗車について。東京都がいくらベビーカー乗車を推進しようとも、とある乗客は「邪魔と感じる」→「ベビーカーをたたむべき」or「母親と赤子は家でおとなしくしてろ」or「子どもを生んだのは自己責任」などと意見を出したりする。一万歩譲って、わからんでもなくはない。

続きを読む

小さな声かけ&行動でささやかなヘルプを ――育児フェーズがちょっと楽になったら

春休み早々、水族館に出かけた。数年おきに訪れているエリアで、行くたびに、前に来た時のことを定点観測的に思い出す。前回は息子とふたりで来て、この駅のここら辺で30分は泣かれて、私も最後にはずいぶんきつい態度をとったんだった……。楽しく遊んだ最後が、「泣きぐずる子とキレ気味の母の図」だった痛い記憶がある。

■子どもが大きくなって外出が楽になっていた


今回は夫も一緒で、家族で出かけること自体が結構久々だったので、軽い旅行気分。以前3人でここに来た時は、さらに前だから、もっと幼くてもっと手がかかった。初めて来た時なんてまだベビーカーに乗っていたじゃないか……。10才ともなると、こんなにも家族の外出って楽になっていたのか……!と、その落差に驚く。

■育児風景が凝縮されている!


水族館て、本当に小さい子連れの家族が多い。あちこちで幼児がぐずり、なだめる親の声が聞こえる。「だっこ!」攻撃に、土産物コーナーでは買う買わないの攻防。ひとりで複数の子の面倒を見るママもいれば、幼児連れで大きなお腹でイルカショーを見ているママもいる。ハイテンションで子どもの相手をしているパパもいれば、子どもをだっこして水槽にはりついているパパもいる。ぐったりソファに座り眠りこむ親子もいれば、子どもをはさんで明らかケンカモードの夫婦もいる。


続きを読む

マンネリ週末から脱却! 子連れで週末農業体験

週末は何処へ行っても混んでいて、ただでさえ暑いのに、人混みに行くのはなおさら憂鬱になった夏休み。あえて人混みを避けようと思うと、広い公園に行くのがベターな策ではあるが、なにせ暑いので、子どもは涼を求めてじゃぶじゃぶ池に群がる。その結果、広い公園に行っても、結局人混みの中にいるということが少なくなかった。

週末の過ごし方は、旅行やキャンプなどの大型イベントがなければ、どうしてもマンネリ化しがちな我が家であるが、今年はそんな週末のマンネリ化から脱却すべく、「週末農業体験」というものに踏み込んでみた。


上の娘は今夏で3歳になり、2歳半くらいから始まった、いわゆる「食べムラ」に悩んでいたので、食育という観点でも良いだろう!という一石二鳥なアクティビティである。

最近は「食育」「農育」「土育」などが流行っていて、週末の首都圏で気軽に参加できる体験型の農園が増えているようだ。ネットで少し調べただけでもたくさんの選択肢が見つかった。

続きを読む

子連れ男性の「ここが困る」という意見も大事だよねという話

娘が3歳を過ぎた頃から、夫が娘と二人で外へ出ることが増えてきた。
図書館へ絵本を借りにいくことがきっかけだったのだが、毎週末の習慣となり、これは2人で過ごしてもらう貴重な時間だと思い、私は介入しないようにしている。

お盆に帰省した際も、私が仕事を持ち帰ることになったため、その時間は娘を見ておいてくれないかと申し出ると、「じゃあ動物園に行ってくる」と2人で出かけて行った。また別の日は、区民プールへ行ったりと、着々とレベルアップしている様子だ。


出かけるにあたってベビーカーが不要になったこと、おむつが外れて身軽になったことも大きく、これからどんどん2人でのお出かけの幅が広がっていくといいなと思っていたところ、夫が“ちょっと”という感じで言葉を挟んできた。

「プールは今後も連れていきたいけど、男子更衣室に一緒に入って着替えさせるのがどうも抵抗がある。とはいえ、ほかに手段がないからどうしようもないけど……」

あー、そうか。そうだよなあ。
でもたしかにどうしようもないよなあ……と首を捻ることになった。

続きを読む

乗換案内「駅すぱあと」に子連れベビーカー移動に便利な「ママモード」機能を追加

ヴァル研究所が提供するスマホ専用乗換案内サイト「駅すぱあと」では、階段を避けた経路やおむつ替えで必要な多機能トイレの有無を案内するなど、鉄道による移動をサポートする新機能「ママモード」をリリースした。


慣れない場所への移動でベビーカーを使う場合でもスムーズに利用できるように、乗り換え時にエレベーターが利用できる経路を優先しておすすめするほか、エレベーターに近い車両のアイコン表示、また駅での乗り継ぎ時間を長めに設定するなど、子連れの移動に便利な機能となっている。

続きを読む

「いい加減」の身につけ方と「不機嫌」の逃がし方 ~夏のお出かけ、友人家族に学んだこと~

夏休みのある日、友人家族と出かけた。わが家は小3の息子ひとりの3人家族。友人のところは小2のお姉ちゃんと未就学の弟くんで4人家族だ。

私は、子連れ同士で誰かと一緒に出かける経験が多い方ではない。自分の子に手がかかると、周りにペースを合わせられそうもなく、幼児期は特に「誰かと一緒」にはあまり積極的ではなかった。でもさすがに小学生になるとその点はだいぶ気楽である。

とはいえ、まだところどころ手を焼く。友人の弟くんは「お年頃」ど真ん中だから、当然ぐずりも発生する。それでも、うんと気が楽なのだ、なんだろうこれは。子連れで一緒にお出かけってこんなに楽しくて気楽だったのか。

■参っちゃうね、の共有


同じ年頃の子どもを持つ母親同士の気楽さっていうのが、どうやら作用しているようなのだ。子どもにぐずられた時、我をはられた時に、「困っちゃうね」「嫌になっちゃうね」とラク~に共有できる。

「子どものぐずりって、どう説得しようが怒ろうがなだめようが、本気でどうにもならないことがある」っていうのを体感的に知っている人が一緒にいるのはかなりの安心感だ。

もちろん、もともとトーンが合うとかそういうベースの関係はあるにしても、嫌になっちゃうことを包み隠さず「イヤ」と共感できること、この気楽さは大きい。


続きを読む

【米シアトル発】元が取れる!親子のお出かけに使える有料クーポンブック&アプリ

最近、子どもとのお出かけで気づいたのが、4歳ともなると頭数に入れられて有料になる場所がある、ということ。

かつては無料で入場できた息子が有料となると、つい、元が取れるかどうかを考えてしまう……。「これだけ払って入っても、結局また恐竜コーナーだけで終わるなあ」とか、「そこまで気乗りしないなら、こんなに払うのはもったいないか」と、いきなり割高に感じるところも出てきた。


子ども関係の施設は会員制のものも多く、「会員になってしまえば使い放題」だったりするが、我が家はもう水族館と動物園の会員になっている。これ以上会員になったら、私の性格上、また「元を取らねば」とがんばりすぎてしまいそうだ。

続きを読む

子連れ参加の祝いの席で遭遇した「子連れが歓迎される空間」の有り難み

今年の後半になって、うれしいことに友人たちの結婚報告が続いた。

1ヵ月の間に2回。
夫婦そろって二次会へのお誘い、ならびに私単独で式・披露宴のお誘いである。

これまでも、普段着で集まるような軽いものであれば、単独もしくは小一時間滞在する形で子どもを連れて行ったこともあったのだが、今回はどちらも、「子どもを連れてきてもいい」というより、「ぜひ連れてきてね」というニュアンスのメッセージを合わせていただいていた。

―― うれしい気持ちと同時に、どうしようかな……と悩んでしまったのだ。


続きを読む

赤ちゃん・幼児連れ同士のお出かけは《現地集合・現地解散》でいかが?

息子が幼いうち、子連れで誘い合って出かけるのが苦手だった。

外出が苦手だったわけではない。産まれてすぐから、何かと「行かなければならない」ところが多かったので、多分、人一倍出かけてはいた。そして電車やバスで出かけ慣れていた方なんだとは思う。

でも、多分、だからこそ、子連れ同士で出かけるなんて、想像するだけで「面倒」だった。

■自分の子だけで手一杯!


外出が多かったから、子どもの機嫌を「乗車時ベスト」に持っていくコントロールの大切さと大変さは、実感していた。一度家を出たら、どこで飲ませて/食べさせて、どこで眠りを誘発してどのタイミングで電車/バスに乗って、ここは抱っこでここはベビーカーにして……、その想定スケジュールが頭から離れることはない。


続きを読む

子連れのお出かけをサポートする地図アプリ「ママMAP」

ベネッセが運営する日本最大級の会員制女性サイト「ウィメンズパーク」では、子連れのお出かけをサポートする情報マップが閲覧できるスマホアプリ、「ウィメンズパーク ママMAP」の提供を開始した。iOSおよびAndroidに対応し、利用料は無料。

続きを読む
フリーワード検索


MAMApicksソーシャルアカウント

最新記事
月別バックナンバー
執筆者一覧

MAMApicksって何?

編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

藤原千秋

おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

河崎環

教育・家族問題、世界の子育て文化、書籍評論等、多彩な執筆を続ける。家族とともに欧州2ヵ国の駐在経験。

江頭紀子

経営、人材、ISOなど産業界のトピックを中心に、子育て、食生活、町歩きなど のテーマで執筆。二女の母。

狩野さやか

ウェブデザイナー・ライター。技術書籍やICT教育関連の記事を中心に執筆。著著に『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。

恩田和

新聞記者、アメリカ留学を経て、2010年第一子出産。育児、教育分野の取材を続ける。南アフリカで4年間の駐在を経て現在米国在住。

西澤千央

フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

川口由美子

管理栄養士としてメーカー勤務の後、独立。現在は雑誌やWEBで活動。夫の転勤に伴い2004年よりアジアを転々と。二児の母。

ワシノミカ

フリーデザイナーとして活動後、TV各局のWEBセクションを転々とし、現在はWEBディレクターとして活動中。二児の母。

真貝友香

ソフトウェア開発、携帯向け音楽配信事業でのSE業務を経て、マーケティング業務に従事。現在は夫・2012年生まれの娘と都内在住。

大野拓未

米・シアトル在住。現地日本語情報サイトを運営し、取材コーディネート、リサーチなどを行う。家族は夫と2010年生まれの息子。

福井万里

大手SIerのSEから、東日本大震災を機に退職し、ライター活動を開始。2012年に結婚&長男を出産、その後シングルマザーに。

大塚玲子

編集者&ライター。編プロや出版社勤務経験後フリーに。結婚、離婚や子ども、家族をテーマにした仕事を数多く手がける。

加治佐志津

絵本と子育てをテーマに執筆。これまでに取材した絵本作家は100人超。家族は漫画家の夫と2013年生まれの息子。

西方夏子

フィンテック系企業に所属。ワーキングマザーとしてフリーランスと会社員の両方を経験。夫の海外赴任に帯同中、2012年ドイツで長女を出産。

森田亜矢子

コンサルティング会社、リクルートを経て、第一子出産を機に退職。現在は食育・マザーズコーチング講師、ライターとして活動。

望月町子

子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。

斎藤貴美子

コピーライター。得意分野は美容。最近日本酒にハマり、主に飲んで勉強中。これからの家族旅行は酒蔵見学。二児の母。

今井明子

編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
ニュース配信中
livedoor
ameba
mixi