2歳7ヵ月になるわが娘、ここのところ、月齢の近い子どもを持つ人と出会うと、決まって話題にのぼるのが、

「トイレトレーニング、やってる……?」


「全然やってないよー」
「焦らなくてもおむつ外れるときには外れるって言うからさー」
という周囲の言葉にホっとするものの、ずっと気がかりなトイレトレーニング、おむつ外し。

娘は身長・体重ともに成長曲線の一番上にいるくらい大きめなので、おむつもビッグサイズなのだが、それでも時折キャパオーバーして漏れてしまったり、この暑さでおむつ周りが汗びっしょりで、汗疹や引っかき傷に悩まされている。

昨年通っていた一時保育では、年上のお友だちにくっついて一緒にトイレに入り、便座に座る、拭く、水を流す、という一連の真似事をしていると聞かされていた。

職員さんからの、「トイレに興味はあるみたいだから、すんなりできるかもね」との一言に背中を押されて、買うだけ買って開封もしていなかった補助便座を設置してみることに。

「トイレ行く?」と声をかけてみると、「トイレ!トイレ!」と乗り気。しかし、いざ便座に座らせてみると、「シー」と声を出すだけで一向に出る気配はなし。

「出ない?」と聞くと「デナイー」と笑ってトイレットペーパーをカラカラ、水をジャーっと流す、という事後の儀式だけはやってくれたのだった。

それ以降も、朝イチやおむつが濡れていないときを見計らっては、「トイレ行く?」と促すが、なかなか思うように用が足せないようす。

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