幼稚園に通う年の頃、多くの男児がヒーローものに目覚める。仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマン、選択肢は豊富だ。デパート、イベント会場、映画館、子どもを捕らえる罠のようにおもちゃが並び、親は戦う、欲しがる子どもと。そして、「売りたい人たち」の思惑と。


その変身は本当に必要ですか?


ヒーローは変身する。まず自分が変身。さらにオプション的な変身をすることも増えた。専用の乗物に乗り、それも動物型やらロボット型やらに変形し、最後は仲間の乗物同士が合体して巨大ロボット化。

この過剰なまでの多様な形体、果たして今日の敵を倒すために本当に必要だったのか。子どもと一緒にテレビを観ながら、商品化しうるおもちゃの点数をカウントし、あ、今のこの変身はおもちゃのためか、ストーリー上の必然か、と自問自答する。

201203kano
続きを読む