東日本大震災からまもなく5年。「放射線」「放射能」「ベクレル」……といった言葉を最近またよく耳にしますが、「放射能」と聞くと、やっぱり「コワイ」「アブナイ」と思ってしまうもの。でも、本当にどれくらい「キケン」なのかよくわかりませんね。

「むやみに恐れるのではなく、『正しい知識を持ち、上手に恐れる』ことが大事」と語るのは、放射線を利用して病気の検査や治療をする「核医学」の専門家である、東京慈恵会医科大学准教授で、市民向けの放射線医学講座で広報活動も手掛ける、内山眞幸(うちやま まゆき)先生。この機会に改めて、放射線に関する知識についてうかがいました。


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