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親になったから、見えるものがある。

マミートラック

成人してから20年の働く女が「凄母」をトレースしてみた結果

働いている母親(ワーキングマザー)のことを略して「ワーママ」と呼ぶのがいつの間にか定着したようである。その中でもバリバリに仕事をこなす人のことは「凄母(すごはは)」と呼ばれたりする。

雑誌やネット記事でしばしばお見かけする「凄母」。

「凄母ばっかり取り上げられても参考にならない」
「普通のWMで成功している事例が見たい」

スーパー・ワーキングマザーが誌面に登場するたびにネットはやや荒れる。

それは、自分と比べるからだろうか?
手を伸ばしても背伸びしても手が届かないキラキラばっかり見せられて、自分がひどくみじめな気分になるからだろうか。


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マミー・トラックの憂鬱


その日の朝、レンタルしていたバンボを返却するために、マンションのエントランスに出すことになっていた。

腰を痛めて、立ったり座ったりが苦痛になっていた我々夫婦。
次男のベビーチェアも購入したし、もう返却でいいよね?と合意に至ったので、業者に連絡をしていたのだった。

そのことを、次男を抱っこ紐に装着し、保育園に向かおうと1階まで降りたところで思い出したのだ。

ところが、夫がそれを箱にしまい、どこに保管していたのかを、私は知らなかった。
思いつくあたりを探したが見当たらない。

「ねえ、どこにしまった?」

急いで連絡をすると、一足先に長男をつれて出た夫からは「俺、戻れないから、今日の夜やろう」との返事。

……いやいや、業者さんは今日の午前中に来ちゃいますよ?
「今日の夜やろう」じゃないですよ?


なんとか箱を見つけ、自力で持って降りることにしたが、想像してみてほしい。
前に抱っこ紐、後ろにリュック。手にはトートバッグ。しかもぎっくり腰が治りきっていない。その状態でこの大きなダンボールをどうやって降ろすのか。

幸い、箱の封は開いていたので、ダンボールの端っこを持ち、なんとか事なきを得たのだが、当然のように私は遅刻した。

保育園に向かうバスに乗りながら、私はモヤモヤしはじめた。

私にも夫にも平等に勤め先があり仕事があるのに、夫だけが“会社に遅れちゃうから、家の用事で戻れない”ということはあるのだろうか。
私の仕事は家のことより軽くて、夫の仕事は家のことより重いのだろうか──。

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【話題】「女子力」より「稼ぐ力」をと申されましても……

先月、Webマガジン「Woman type」に掲載された、
「女子力を磨くより、稼ぐ力を身に付けなさい!」上野千鶴子さんが描く、働く女の未来予想図
http://womantype.jp/mag/archives/25053
という記事が話題になっている。

1986年に「男女雇用機会均等法」が施行されてから約30年経っていながら、働く女性の約6割が非正規雇用という現状。安倍政権が成長戦略の一環として女性の活用を掲げてはいるものの、その中身は「男性並みに働かせて使い倒す」か「非正規の労働力として使い捨てる」かの二通りで、活用の仕方を完全に間違えていると批評している。

また、産休育休の法整備が進んだとはいえ、職場復帰した女性が時短制度を利用するとキャリアコースが変わるという「マミートラック」についても言及し、日本企業の多くがいまだに男性中心のルールに則っていると指摘した。


働く女性の現状をこう説明した上で、上野氏は、「外食せずに家で鍋をつついて100円レンタルのDVDを観てユニクロを着ていれば十分生きていけるし幸せでしょう。それに、給料が安くても結婚すれば収入は倍になる。だから、年収800万の男性を狙うなどという確率の低いことに労力を割かず、自分に投資をして稼ぐ力をつけるべき。」と結論づけた。

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編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

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今井明子

編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女。
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