「○○ちゃんはたぶん、左利きなんだよね」と初めて言われたのは、娘がまだ1歳の頃、
支援センターの一時保育に通っていたときのことだった。

当時、丸や星型のブロックをはめこむパズルに夢中になっていた娘は、いつも左手にブロックを持って遊んでいたらしい。

「私がブロックをハイって渡すと、左手でつかむから、きっと左利きなんだね」と職員さんに言われて、そう言われるとそうかもしれない、でもあんまり意識していなかったな、と少し驚いた。

娘と一番長くいるのは私だけど、家事をしたり、用事をしながらということも多いから、娘の行動を観察するだけの時間はあまりなくて、なかなか気がつかなかった。

そのことを夫に伝えると、「そうかもね、階段上るときも左足から出てるから」と、私の知らないところでよく娘のことを見ていることにこれまたびっくりな出来事だった。

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