厚生労働省は、前年2013年の人口動態統計の年間推計を発表した。その結果によると、昨年の出生数の推計は103万1000人であり、2012年確定数の103万7231人から減少し、例年どおり今回の統計においても、戦後最小を更新することが明らかになった。

ただし、2010年から2011年にかけては2万人あまりの減少で、2011年から2012年にかけては1万3000人あまりの減少であったことから考えると、若干ではあるが減少がゆるやかになっているようだ。



なお、婚姻数は66万3000件と前年から約6000件の減少、さらに離婚数は23万1000件でこちらも約4000件の減少で、離婚率については2002年をピークに着実に減少傾向となっている。

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