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親になったから、見えるものがある。

保育園

幼稚園入園から、「幼稚園行きたくない」と言うまで ――過剰反応や過保護になりかねない葛藤する親心


この春、娘は幼稚園に入園した。

現在住んでいる地域は幼稚園も激戦で、4ヵ所受けて3ヵ所落ち、なんとか(補欠で)受かった園に通っている。

預かり保育のある幼稚園を、保活中のフルタイムの方々も受けていることが、倍率を挙げている要因になっているようだ、というのが肌感覚だ。

預かり保育のある幼稚園の倍率はもはや保育園に匹敵するほどで、娘が通うことになった幼稚園は預かり保育がないぶん、比較的入りやすかったのかもしれない。

そんなこんなで、入園前から何かと親子ともども頑張ってきた幼稚園に対する思いは、娘も並々ならぬものを持っていた。

とにかく人が好きで、お友だちと遊ぶことが大好きな娘は、幼稚園に入園することをそれはそれは楽しみにしていたのだ。

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保育の危機管理のプロにきく「ブラック保育園のリアル」 ――保育現場の問題の本質を斬る

「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログが一躍脚光を浴び、千葉県市川市での保育園建設反対による開園断念の話題など、待機児童問題をきっかけに、保育現場の話題はようやくマスコミと世間の耳目を集めるようになってきた。しかし「入る」ことにばかり注目され、「入った」後の様々な問題についてはなかなか言及されないのが実情。

保育施設に特化した危機管理コンサルタント・脇貴志氏の著書『事故と事件が多発する ブラック保育園のリアル』(幻冬舎)には、やっと入った保育園で我が子が遭遇しうる危険や、園・保育士が慢性的に抱えるブラックな労働環境について、鋭くメスを入れる。今保育園では何が起きているのか、保護者は何に目を向けるべきか、これまで3万件の事故現場を見てきた著者の脇さんにお話をうかがった。


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ふたたびの新年度、慣らし保育の洗礼

新年度に入り、早や半月。
外を出歩くたびに、入園式や入学式とおぼしき児童や学生さん、またその親御さんの姿を見かけ、それぞれの門出に思いをはせた。

我が家は昨年1年間保育ママにお世話になった後、今月からは認可保育園に入園となり、2年連続の新生活を迎えているが、これがなかなか緊張感ある毎日なのだ。

昨年は初日は私も一緒に1時間、その次は子どもだけで1時間、そして2時間、その次はお弁当まで、さらにその次はお昼寝まで……と1日ずつ保育時間を延ばし、10日ほどかけて進めていった「慣らし保育」。


最初の数日は、ほんの1~2時間のために帰宅するのも二度手間だな、と近くのコーヒー店で時間をつぶし、その後少しずつ仕事に取り掛かったが、「楽しく遊んでるかな」「ご飯食べたかな」「お昼寝できたかな」とそわそわしっぱなしで、集中して仕事できるまでにはいくらか時間がかかったものだ。

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早生まれの保活・最終章 ―― きょうだい同園を目指した1歳児クラス転園

過去数回にわたり、「早生まれの保活」をテーマに、早生まれとなった筆者の次男について保活状況を書いてきたが、それも今回で最後となる。

昨年の2月末に生まれた次男は、直近の4月入園には申し込みが間に合わなかったものの、なんとか5月入園に滑り込み、私立認可園の0歳児クラスに通うことができた。

しかし片道45分、バス2本乗り継ぎという環境。我々夫婦は次第に気力体力ともに奪われ、1歳・4月のタイミングで、長男が通う区立保育園に転園を申し出ていた。

……というのがこれまでのお話だ。


【関連アーカイブ】
早生まれの保活 ―― 現在進行形の実録 (2014年12月)
http://mamapicks.jp/archives/52165831.html
早生まれの保活 ―― 出産~新年度を迎えて (2015年5月)
http://mamapicks.jp/archives/52176849.html
終わらない保活 ――1歳児入園のハードルの高さ (2015年12月)
http://mamapicks.jp/archives/52191952.html

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「3歳の壁」 ――家庭的保育(小規模保育)からの保活を終えて

決まった。やっと決まった。
つい数日前、保育課より認可保育園の内定通知が届いた。

現在筆者の娘は「保育ママ」に通っているが、3歳未満児までの制度のため、この3月で満了してしまう。よって、就学前まで通える保育園を探さねば、とこのたび2度目の保活を経て、晴れて認可保育園に内定することができた。

年度の途中で欠員が出る可能性もあるから、早めに申請を出すにこしたことはない、と保育ママさんからのアドバイスを受けて、昨年4月の早い段階で転園申請を出した。

月初に自治体のホームページに保育園の空き状況が更新されるので、月が変わるとすぐに確認していたが、毎月2歳児クラスの空きはゼロ。当然「転園できますよ」の連絡も来ない。

おそらくこの調子じゃ年度内に転園はできないだろうな……でも、娘も少しずつ保育ママさんでの生活にも慣れてきたし、3月いっぱいまでフルで通って、4月から保育園の3歳児クラスに入れたらいいかな、というか多分それ以外に道はないのだろうな、と考えを改めた。


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タイムラインで追う「発表会」 ――子の成長の可視化

ひさしぶりに長男のお迎えに行った。

保育園が兄弟別園になっている我が家。普段は夫婦で送迎を分担しているので、夫がよほど遅くならない限りは、次男を拾ったあと、私は直帰してしまうことが多い。

保育園はたまに行くと、いろいろな変化に気づく。

幼児クラスになると身支度を自分でさせるため、親は廊下で待っていることが主なのだが、忘れ物がないかどうか、それに久々のお迎えだし……とクラスの部屋をのぞいてみた。すると、歌の歌詞と思われる大きな紙が壁に貼られていたのだ。

「これなに?」ときくと、長男はその場でジャイアンばりに歌ってみせる。
抱っこ紐の中で寝ていた次男は、突然の“リサイタル”に飛び起きたのだった。
「これね、せいかつ はっぴょうかいで、やるんだよ!」

「生活発表会」「おゆうぎ会」「劇遊び」……。
園によって呼び名は異なると思うが、秋から冬、そして年度末にむけて、なんらかの発表会が行われるところが多いだろう。

長男たちのクラスでは、今年は絵本をもとにしたミュージカル劇を行うとのこと。
そして、0歳からの保育園の5年間で、彼らが劇を行うのは初の試みになる。


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雨装備クエスト ――保育園送迎の最強レインウェアを求めて


雨が多い年のようである。
台風による水害も発生し、各地に大変な爪痕を残した。

我が家の4歳児は保育園の帰り、傘をさしながらこんなことを言っていた。

「あめはさー、ふらないと、おはなが、かれちゃうんだよね?」

……そうだねえ、でも雨が多すぎても枯れちゃうこともあるねえ、と私は返事をした。

「ふーん、むずかしいね。」

長男が傘をくるくると回しはじめ、私と、抱っこ紐の次男が水滴をかぶった。
こら!と叱ると、笑ってごまかすことも覚えた長男である。

しかし子持ちに雨の日はつらい。
このときもすでに、手をつないでいた左腕がずぶぬれであった。


長男が0歳児保育の頃はベビーカー登園だったので、雨の日でも本人はカバーで覆われているし、私がベビーカーを押しながら傘をさしづらいなあ……、という程度だったのだが、次男の園はベビーカーが止められないため、基本的に抱っこ紐での登園となっている。

近場の方は“素手抱っこ”でやってくるが、さすがに片道45分、バス2本乗っていくのに素手はつらい。

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「認可園」ならいいのか? ひさびさに保活をしてみてひとまずの総括

「1月に子どもが生まれるんですけど、保育園、早生まれだとどうですかねえ?」

筆者は今年の2月末に次男を出産をしたのだが、時期的な問題で4月入園が間に合わず、保活に苦労した。

早生まれの保活 ―― 現在進行形の実録
http://mamapicks.jp/archives/52165831.html
早生まれの保活 ―― 出産~新年度を迎えて
http://mamapicks.jp/archives/52176849.html


このことは周りの友人知人がみな知るところだったので、仕事に復帰した今は、冒頭のような質問を受けることが増えた。

……そうか、まわりはそろそろ4月入園の準備をし始める時期なのか。


次男は5月に何とか入園し、丸5ヵ月が経とうとしている。
初っ端に入院した以外はおおむね元気で、お休みすることもなく過ごしている。

昨年度の保活はほんとうに気が気ではなく、妊娠中のつらい時期を全部費やしたといっても過言ではない。保険の意味もあって認証園は大変な数をまわったが、結局どこにもかすることがないまま、認可園にあっさり決まったという経緯があった。

子どもたちを公立認可園2園、私立認可園1園に通わせてきた経験から、筆者の見てきた範囲に限られはするが、それぞれの特徴などを挙げてみたい。

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子育てと雨の哀歌(エレジー)


このところの雨の多さといったら何なのだろう。
朝起きて「また雨か……」と落ち込んでいるのは筆者だけではないはずだ。

思えば今年は春も雨だらけだった。
長い冬が終わって春が来たー!!と喜んでいた4月は連日雨、降らないにしてもどんよりとした曇り空で、気持ちよく晴れた日は都内では数えるほどしかなかったように思う。

束の間の春、初夏を楽しんだと思ったら、梅雨入りし、夏になれば夕立。
そして夏が終わろうとしているいま、秋雨なのか?台風なのか?連日の悪天候で油断ができない。

筆者は日頃、スマホで天気予報アプリを2種類併用しているのだが、片方が曇りでももう片方では雨だったりすることが多くて「んもう!どっちよ!!」とカリカリしていた。

それくらい子持ちには天気は切実だ。生活を左右するといっても過言ではないだろう。

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“保育園的時間”と“幼稚園的時間”――親の時間感覚の違い

保護者会の時期がやってきた。学童にも保護者会がある。学校と違って平日の夜にスタートするから、長引けば夜の8時を過ぎることもある。その遅い時刻に、子どもが見守りで遊んで待っていたり、小さな弟や妹たちが、大人と一緒にいたりもする。そんな光景にもだいぶ慣れてきた。

でも、実はこれ、私は初めて参加したとき軽くカルチャーショックだったのだ。

■幼稚園→学童で感じた「違い」


学童を利用する人は、圧倒的にもともと保育園だった人が多い。

私は幼稚園に通わせながら仕事を再開してしまい、小学校+学童で初めて長時間保育を経験したので、保育園カルチャーを知らない。だから最初、軽いアウェー感とともに、ささやかな緊張もしていた。

保護者会のようなオフィシャルな会合が平日の夜に開催されることも、自主的な親の集まりが子連れOKで夜に設定されることが多いのも、初めてのことだったのだ。そもそも乳児や幼児、ついこの前まで幼児だった小さな小学生が、「大人の会合に付き合って夜遅くまで外にいる」状態を、まったく見慣れていなかった。

なんだか、手馴れていて、かっこいい。でもそうか、こういうことなのか……。


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