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親になったから、見えるものがある。

児童心理

【寄稿】『子どもの「逆境に負けない心」を育てる本』 ―― ストレスや逆境から立ち直る力「レジリエンス」を学ぶ一冊

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子どもの「逆境に負けない心」を育てる本 - 楽しいワークで身につく「レジリエンス」』(法研)
ビジネス界で話題の「レジリエンス」を、大人が実践しながら子どもに教える一冊。
NHK Eテレ『エデュカチオ!』で、「親子で育む“折れない心”」として特集された内容も一部収載。


子どもが幼いうちは、なんらかのトラブルに巻き込まれたときや壁にぶつかったとき、おもに解決するのは親や周りの大人でしょう。

しかし、大きくなるにつれ、子どもが自分で乗り越えることが必要となってきます。受験や就職活動もそれらのうちのひとつ。

子どもが失敗して傷ついたり、泣いたりする姿は極力見たくないものですが、成長には失敗がつきもの。大人自身の今までの人生を思い起こしてみても、失敗や挫折を乗り越えて大きく成長した経験はたくさんあるはずです。

だとすれば、子どもがそれらの「逆境」にぶつかったときに、立ち直れなくなったり道を見失ったりしないように、逆境から這い上がる力を育ててあげることが必要なのではないでしょうか。その力こそが、本書で取り上げる「レジリエンス」です。

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親のマイナスな感情を子どもに伝えるということ

児童精神科医の講演で、興味深い話を聞いた。

「幼児は自分の感情の伝え方がわからない。マイナスな感情を癇癪やモノを投げたりして表現する。怒りや辛いなどの感情も普通に抱く感情。それを行動ではなく、言葉で伝えられるようになることが必要です。それには、親が普段からマイナスな感情も言葉で表現して見本をみせることが大事です。」

最後の一節が引っかかった。


言葉が未熟な幼児は、親が感情を代わりに表現してあげると、「この気持ちは、こういう言葉で表すのか」と学習する。言葉をオウム返しで習得中の2歳の息子をみていると、マイナスな感情を言葉で代弁して共感してあげるのが大事というのはわかる。

でも、ここでは、親自身のマイナスな感情を冷静に言葉にして伝えるとよい、との話だった。

なぜ、引っかかったのか?
それは、母親像に自らの辛さや怒りなどを表現しないイメージがあるからだ。

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