MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

夫婦関係

脱・ワンオペ ――夫が家にいて、劇的に変わった2つのこと

出産以来、ほぼワンオペ生活を送って早や6年。
昨年、とうとうガタがきて、本腰入れて家庭改革に乗り出した。対応策のひとつが、「平日の1~2日、夫に20時に帰宅してもらう」であったが、その成果が実を結んできたのでご報告したい。

結論からいうと、
  1. 父親嫌いだった第二子が父親好きになり、家族の一員だと認識したもよう。
    (→生まれて初めて父親と自分の絵を描いた)

  2. 2.私の育児責任が半減し、精神的重圧が減った。

気持ちの余裕からか、仕事やその他の所用が楽しい!と思えるからすごい。私はどれだけ無意識のストレスを背負っていたんだろう、と今だから分かるのである。

さて、夫に居てもらう、これだけが私にとってはいばらの道だった。他人(夫)に意識を変えてもらって、動いてもらうって、本当に難しい……軌跡を記しておくので、参考になれば幸いだ。


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「結婚後に得た収入は夫婦の共同財産」 ――米アマゾン創業者離婚で妻に均等に財産が分配される法的ルールとは?

アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾスCEO(54)とマッケンジー夫人(48)が、ベゾス氏のツイッターで離婚を発表したのは先日9日のこと。アマゾンを創業する前にニューヨークで出会い、結婚し、大陸の反対側のシアトルまで引越してアマゾンを創業、4人の子どもをもうけ、莫大な資産を築き上げた二人だが、「私たちは長い間の愛情に満ちた時期と試験的な別居を経て、離婚し、友人として人生を共有していくことを決めた」とのことである。

二人の間のプライベートなことはさておき、世間はベゾス氏の財産の分与に注目している。
……と言うのも、新しいビジネスを次々と展開し続けるアマゾン、宇宙企業のブルーオリジン、米国の新聞ワシントンポスト紙を所有するベゾス氏の資産総額は、ブルームバーグのビリオネア指数によると、1,370億ドル(約14兆8,400億円)と世界第1位で、二人が住むワシントン州は"Community Property State"(=共同財産制の州)であり、「結婚している間に得た収入は、夫または妻のどちらかのみに支払われたものでも、夫婦の共同財産」と法的に認めているからである。


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2019年の流行語になるか!? 輝き出した「ジェンダーイコール」を感じてきた


人は「正しいから」という理由ではなかなか動かないけれど、楽しいから、得するから、という理由で動く。裏返すと、やらないと損するから、周りから攻められるからという動機の方が強そうだ。この心理によって、今じわじわキテいるのでは!?と感じたのが、ジェンダーイコール(=男女共同参画)の波だ。

先日「ジェンダーとコミュニケーション会議」というカンファレンスを傍聴し、母親として、仕事をしたい女性として、グサグサ突き刺さるものがあったのでお伝えしたい。

■1人踊りではなく「Shall weダンス?」


ジェンダーイコールとは、平たく言えば、会社でも家庭でも、男女の役割はイコールで行こうという考え方である。

かなり乱暴にまとめると、今までのジェンダー/フェミニズム運動なるものは、女性が女性の地位を向上させたいあまり、時に男性をdisりながら論じられてきたように思う。そして、言ってる女性たちは悲しいかな、目くじらを立てた「乾いた女」のイメージをひっさげている(※個人の偏見です)。男女差が今より激しかった時代は必然そうなるのだろう。

その甲斐あってか、今のジェンダーイコールの考え方とは、男性側を叩かず「その方がお得だし、ラクだから!」と示して協力を仰ぐやり方だ。双方の性からイコールを目指し、男性側にも旧来の「男らしさ」を求めない姿勢が新しい。

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私は鳥になりたい

子どものころ、鳥のように大空を羽ばたいて飛んでみたいとよく思ったものだ。
母となった今も、鳥にあこがれることには変わりない。
しかしそのあこがれには、「空を飛びたい」以外の気持ちも加わっている。鳥は私が渇望する、結婚・子育ての理想を体現しているように思えるからだ。


少し前、さまざまな動物の家族の形態や子育て方法について調べる機会があった。進化とともに生物の繁殖の戦略はどう変わっていくのか、子育てはどのように行っていくのか。
調べてみて実感したのは、

「やっぱり鳥類最高!」

ということである。

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夫の年収のカゲにあるもの ――妻たちのイライラのインサイト

唐突ながら、結婚後、離婚を考えたことのある人はいるだろうか。

「独り身になったら/母子のみになったらどう生活していくか?」というソロバンをはじき、自治体の制度を調べ、生活プランまで思案した人は、どれくらいいるだろうか。

しかしながら、母親ひとりの稼ぎで子どもを食べさせていく厳しさが見えたり、今までのように子どもに習い事や外食などをさせてあげる余裕はないよなあ……という結論が出て、不満はあるものの現状維持に甘んじているという人、あるいは本気で離婚するほどでもないとくすぶっている人も、私のママ友にいる。

ここに、妻の経済力が夫より弱いパターンが多いことを実感する。
でもって、たま~に「オレの方が稼ぎがいいから!」というママ友の夫方の声が聞こえてきて、そこには「だから妻から離婚は切り出さないだろう(安堵)」という本音が透けて見える。

結論からいえば、その通りなのだ。
ただ、その過程には「いろいろある」ので、妻たちがときどき超絶キレたり、なんとなくイライラしているのだ。今回はそこをひも解いてみたい。


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サブスクリプション家族 ――昭和夫と平成妻の悲劇

私はママ友と井戸端会議で談笑するより、「子あり人生、どう生きていく?」を(酒を片手に)語らうことが多い。フツーの人のフツーじゃない家族価値観をさぐる「結婚インサイト」で、ママ友たちにインタビューしているせいもある。

その席で必ず飛び出てくるのが、夫と妻のアンフェアネスだ。端的にいえば、「就労妻に家事育児がのしかかり、精神的にも体力的にもヤバい、夫の理解がなくてツラい」というもの。

私はこれを「昭和夫と平成妻の悲劇」と呼ぶことにした。


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ワンオペ妻から抜け出せ!? “理想の家族”妄想録

数ヵ月前、映画『万引き家族』を見て血縁とはなんなのかと考え、先日は樹木希林さんの訃報に接して独特の結婚生活に思いをはせたからだろうか。「生きやすい結婚や家族のかたちとは何ぞや?」「家族って何ぞや?」という壮大な疑問が、くすぶっている。


その動機から、結婚(家族)についての隠れた気持ちを探る「結婚インサイト」という企画を自主的に始めている。現在15人ほどの未婚/既婚/子あり/子なしの方たちにインタビューをさせていただき、結婚観や家族観を浮き彫りにしている最中だ。みな似て非なるインサイトを持っているので、とても興味深い。

人の数だけ夫婦や家族の考え方があるので、皆が望む単一の理想形というものは存在しないのだろう。だが今現在、私と周りのママ友が直面している「夫帰らず、妻ワンオペ」状態が、理想に近いかといえば……どうなのよ?

では、どんな結婚/家族生活のかたちが良いのだろう?
先に断っておくと正解はまだ分からない。ただ妄想半分、私の独断と偏見で上位にランクインした生活のかたちをログしておく。

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怒りの悪循環から抜け出る、我流アンガーマネジメント

私はいま、何度目かの育児の壁にぶち当たっている。
家庭運営と育児に関わる課題が頻出しており、どこから手をつけていいか分からない。
ついこの間、子ども電話相談に現状を話し、同情と対策をいただき気分的に落ち着いたところだ。

我が家の今の状況を分かりやすく列挙すると、
・ワンオペ
・上の子精神的に不安定
・下の子イヤイヤ期
・朝一回、夜一回、阿鼻叫喚のママ取り合いできょうだい喧嘩、または、ママずっとそばにいてグズグズ状態×2(これが辛い)
・私は心身ともに消耗

※ただし、以前書いたように、私がおらず父親だけが面倒をみる場合は、つつがなく過ごせる……。
http://mamapicks.jp/archives/52236319.html

である。

人生39年近く生きていれば、課題を一発解消するアメージングな手段など存在しないことは織り込み済みだ。

だからいかにこの悪循環沼から一歩ずつ這い出るかの具体策を講じ、高速でPDCAを回している。……と書くとカッコいいけど、要は暗中模索している。


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ドラマ『あなたには帰る家がある』初回レビュー ――夫婦の葛藤のリアルがどれほど再現されるかに期待

新年度に切り替わり早や半月あまり。寝落ちしてばかりの冬を越えて、新しい季節の楽しみと言えば夜のドラマ鑑賞だ。

ただでさえ時間がうまく使えないから、海外ドラマには手を出さないぞと決めていたのに、数年来待ち焦がれていた作品がついに配信スタートしたので、そちらも日々鑑賞。すると地上波ドラマはどこまで押さえられるかと懸念しているが、これだけは観ておこうと決めたのが、TBS系ドラマ『あなたには帰る家がある』(毎週金曜22:00~)だ。

原作は直木賞作家としても知られる山本文緒氏による同名の小説で、ドラマ化されるのは2003年以来2回目。佐藤家、茄子田家という2つの家庭が微妙に交差していく様子を描く家族、夫婦の物語だ。


実は筆者は山本文緒氏の20年来のファン。著書はほとんど読破していて、過去にはトークショーに参加して文庫本にサインをもらったこともある。

なかでも『あなたには帰る家がある』は綿密な人物描写やストーリーテリングに惹きこまれ、他の作品も読み始めるきっかけにもなった印象深い一作だ。ファンとして映像化は嬉しいニュースでもあるが、小説が刊行されたのは1994年のこと。「なぜ今このタイミングで?」という疑問を抱きつつ、初回鑑賞に臨んだ。

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「子どもができたら妻には家にいてほしい」と断言する20代男性に、母になった私が思うこと

「子どもができたら妻には家にいてほしいので……。」
「自分の子どものことをよく知らない保育士に育てられたくないって思っていて。」
「僕はお母さんが家にいてめちゃくちゃよかったので、母親が家をしっかり見ていてほしいです。」
「子どもがある程度の年齢になるまではつきっきりでいてほしい。矛盾ですけど、奥さんには好きなことをやって輝いてほしい。でも家にはいてほしいです。」

こんな発言を聞いて、どんなことを思うだろうか。実はこれ、昨年末に朝日新聞DIALOGに掲載された「男子のホンネ座談会」から抜粋した、20代前半男性のリアルな発言だ。

おそらくこの引用部分だけでげんなりしたり怒りたくなった人もいると思うのだけれど、できればこのコラムを読んだ後にでも、前後編、なるべくフラットな気持ちで読んでみて欲しい。

「男子のホンネ座談会」【前編】
http://www.asahi.com/dialog/articles/00003/00001/
「男子のホンネ座談会」【後編】
http://www.asahi.com/dialog/articles/00003/00002/

■「育児と家事は女性の役割&責任」がこうも根強いとは!!


これが50代60代の男性の発言なら「世代がね……」と思えるけれど、これは大学生を含む20代の男性。正直に言えば私も一瞬かなり面食らった。「育児と家事は基本的には女性の役割」という大前提がちっとも過去のものになっていなくて、こうも「若い人たち」の頭の中にがっちり入っているとは……。

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学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
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