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親になったから、見えるものがある。

幼児教育

アメリカでもそろばん! IT系インド人の間でブームが続く

子どもを育てていると、子どもが興味を持つことによって、自分が今まで知らなかったこと、とくに気を払っていなかったことがいきなり身近になることはよくある。

我が家でも、動物、草花、虫をはじめ、飛行機などの乗り物、レゴ、水泳、ロッククライミングなど、数え上げればきりがないが、そこに最近「そろばん」が加わった。


息子が初めてそろばんに触れたのは、週一回通っていた日本語教室だったようだ。

「ママ、そろばんって知ってる? 今日、やったよ。あれ、好き~。もっとやってみたい」

筆者自身のそろばんの記憶はかなりおぼろげなのだが、得意ではなかったことだけはよく覚えている。

「アメリカにもそろばん教室があるの?」
「コンピュータのある時代に、そろばん?」

そう思われるかもしれないが、全国珠算教育連盟にはアメリカ支部があり、アメリカには同連盟に所属している教室が全米に14。毎年数回の珠算大会をアメリカでも開催しているという。

たしかに、シアトルの人種の割合の半数以上を占める白人の子どもさんが、レゴやマインクラフト、そしてポケモンGO(もうブームは終わったが)のような感じで、「そろばんがアツい!」というようなトレンドは見られない。

しかし、シアトル地域在住の日本人の子どもだけがそろばん教室に通っているわけでもない。実は、そろばんは今、上昇志向の強いインド人に高評価なのだ。

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親のエゴか親の務めか? ―― 親になって思う、子の習い事

先日、せたがやこどもプロジェクト2014「日野皓正 presents“Jazz for Kids” 10th Anniversary Concert」を観賞してきた。

日本を代表するジャズトランペット奏者・日野皓正氏を初めとするジャズミュージシャンたちによるライブ、そして世田谷区内の中学生たちにより結成され、日野氏がそのワークショップの校長を務める“DREAM JAZZ BAND”によるコンサートで構成されるプログラムだ。


2005年から始まったこの取り組みが今年10周年を迎え、その記念公演という名目でもある今回のコンサート、友人から「面白そうだから見に行ってみない?」と誘いを受けてホイホイと付いていった。

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米国、日本の両国で“幼児教育無償化”の波

3~5歳児の幼児教育の無償化を検討するため、政府・与党が今月中にも具体的な協議を始めるということが、先月、各紙で報道された。まったく同じ時期、アメリカでもオバマ大統領が、一般教書演説やその後の全米各地での遊説で、米国内の4歳以上のすべての子どもたちに質の高い幼児教育を徹底すると言明。両国とも、具体的な政策や財源確保についての議論はこれからだが、歓迎と期待の声や、効果を疑問視する声が広がっている。


日本政府の方針は、先の衆院選挙で自民・公明両党が公約として掲げたもので、子育て世帯の負担軽減のため、幼稚園や保育園、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ「認定こども園」での自己負担を無料にするというもの。これにより、3~5歳児の保育、教育費が無料になるが、政府試算で、年8,200億円の財源が必要とのことだ。現政権はこの“幼児教育の無償化”を、少子化対策の切り札と位置付けているようだ。
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世界の幼児教育ランキング、日本は45ヵ国中21位

イギリスの雑誌「エコノミスト」の調査機関がこのほど、幼児教育の世界ランキングを発表した。フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの北欧諸国がトップ3を独占、英国、ベルギー、デンマーク、フランスと続き、トップ10のほとんどを欧州勢が占める中、韓国がアジア勢唯一10位にランクイン。日本は、調査対象45ヵ国中21位。アメリカは24位だった。


(ランキングの詳細: http://www.managementthinking.eiu.com/sites/default/files/downloads/Starting%20Well_6271230.pdf  P.13を参照)
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公文式から「Baby Kumon」が登場!ベネッセ×NHKとの三つ巴になるか?

先日、当サイトではNHK幼児番組の教材「やったね」シリーズの4月からのフルラインナップを報じたが、その後3月1日に、別の有名教育企業が公開したホームページが、業界関係者の間で話題になっている。それが、「くもん、いくもん♪」のCMでおなじみ、KUMON(株式会社日本公文教育研究会)による『Baby Kumon』のサイトだ。

babykumon
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中国の教育熱あふれる「上海親子カーニバル」は幼児教育の品評会

中国・上海市では、11月11日(金)~13日(日)の3日間、上海幼稚園協会による当地最大級の幼児教育イベント「第7回上海親子カーニバル」が開催された。会場となった上海東亜展覧館は、収容人数8万人の上海体育場に隣接したところにあり、広さは8500平米ほど。ちょうど東京ビッグサイトの1ホールぶんくらいの大きさである。開催期間の来場者が約35,000人に上るという同イベントのようすを取材してきた。
shanghaicarnival2011
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幼児教育「ヨコミネ式教育法」読むアプリ

yokomine

テレビなどでも取り上げられてた、ヨコミネ式教育法について載っているブックアプリになります。無料版は子供にどうしたらやる気を出させるか?やる気のスイッチはどこにあるのかをたっぷり118ページにわたって書かれています。
※以上、キッズアプリCOMhttp://www.kids-app.com )からの引用

テレビ番組『エチカの鏡』(すでに放映終了)で、2年以上前に紹介されて以来、教育雑誌各誌でも話題となった「ヨコミネ式教育法」。園児全員が逆立ち歩きをしたり、跳び箱10段を飛んだり、毎日読み書き計算に励んでいたり、一瞬目をうたがうような子どもたちの印象的な映像の数々を見た覚えがある方も多いかもしれない。続きを読む
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