セクシャルマイノリティ、いわゆるLGBT(=レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)に関する独自の調査・研究、情報発信を行う「LGBTマーケティングラボ」では、全国の30代~50代の子どもがいる男女566名を対象に、「もしも自分の子どもにカミングアウトされたら?」というテーマで調査を実施、その結果を発表した。


「カミングアウト」とは、自身の性的指向や性自認を告白することであるが、同調査ではまず、「もしも、自分の子どもからLGBTだとカミングアウトされたらどう思いますか?」と質問。もっとも多かった回答は、「受け入れたくないが、しょうがないので受け入れる」の38.9%であった。

これに続く回答が、「時間をかければ受け入れられる」の27.0%で、「好意的に受け入れる」(4.9%)、「驚くがすぐに受け入れる」(18.4%)と合わせて、前向きに受け入れる姿勢を見せたのは合計50.3%と、ほぼ半数にのぼった。一方で「断固として受け入れられない」という回答は10.8%であった。

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