紙おむつブランドのムーニーによる、昨年12月から公開されていたキャンペーン動画「ムーニーから、はじめて子育てするママヘ贈る歌。」が、最近SNS上で話題になった。マイナス評価の方で。ママが奮闘する育児のリアルと孤独が描けているという声もありながら、この動画に多くの低評価の声があがったのは、育児の大変さを内省的なメッセージで表現するのに終始して、女性が解決する女性の問題として、閉じた結論にしてしまったせいだ。

同時に、対比するようにプラス評価でSNSのタイムラインに流れてきたのは、これも少し前のパンパースのキャンペーン動画「キミに、いちばんのことを。」だった。赤ちゃんを抱くママに始まり、パパの夜中の赤ちゃんだっこ担当シーンがさらりと入り、家族や街の人が赤ちゃんのために小さな何かをする情景が続く。静かだけれど外に開いたメッセージを表現している。アメリカのパンパースでは「Hush Little Baby」のタイトルで2015年に公開されていて、ニューヨーク本社の広告エージェンシーが作っている。


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