「放射線」は身近に存在していて、「むやみに恐れるのではなく、『正しい知識を持ち、上手に恐れる』ことが大事」と語るのは、東京慈恵会医科大学准教授の内山眞幸(うちやま まゆき)先生。

内山先生は、放射線がヒトの役に立つ側面をもつ「核医学」の専門家でもあります。ママが気になる女性特有の病気においても、放射線を利用して検査や治療を行う「核医学」についてうかがいました。

■放射線は治療や検査にどう使われている?


空気や大地、宇宙や自分自身のカラダの中など、私たちの身近にある放射線(※)、それを利用して検査や治療など医療に役立てているといいます。

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「病院で『放射線科』という看板を目にしたことがあると思います。文字通り『放射線を使った検査や治療』をするところで、放射線の特徴を利用して、目に見えない体内の状況を、見えるように画像化することができるのです。」と解説するのは内山先生。


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