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育児

【書評】些細なエピソードを記録する価値 ――ツイッターで話題の男性保育士による園児の名言が一冊に!「てぃ先生」に直接きいてみた

「てぃ先生」というツイッターの人気アカウントをご存じだろうか。
フォロワー数19万を超える(2014年10月現在)、関東の保育園に勤務する20代後半の男性保育士である。なぜこんなに人気なのか? それはいくつかのツイートから察することができるだろう。たとえばこちら。


https://twitter.com/_HappyBoy/status/276664513758126080



https://twitter.com/_HappyBoy/status/330661452723658752


このように、日々、保育園で起きた子どもたちの愉快なエピソードをツイートしているアカウントなのだ。

そしてこのたび、そんな彼のツイートをまとめた書籍が刊行されたという。
ある男の子の発言から取られたタイトル『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(KKベストセラーズ)は、てぃ先生がこれまでに発したツイートの中からモデルとなった園児8人にフォーカスし、“エピソードの発信者”である彼ら単位で再編集、さらには140字で収まりきらなかった情報を追記したものである。


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「子どもの世話をするのは母親でなければならない?」若者意識調査の国際比較に大きな差

内閣府は、平成25年度に実施した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」の結果を発表した。調査対象国は日本のほか、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの計7ヵ国。同調査は13歳~29歳までの男女を対象にしたWEB調査で、各国1,000件前後の回答が得られた。

調査では「男女の役割観」についてきいており、「男は外で働き、女は家庭を守るべきだ」という質問に、日本の若者は<賛成する>が22.3%、<反対する>が38.7%と回答した。

7ヵ国の比較では、<賛成する>の割合はアメリカ(26.9%)、イギリス(25.5%)が日本よりも多かったが、その一方で<反対する>もアメリカ(59.6%)、イギリス(61.3%)と高い割合を占めた。

なお、日本の「反対する」の割合(38.7%)は7ヵ国の比較では最低で、「反対する」割合はスウェーデン(87.6%)、フランス(84.2%)、韓国(80.4%)の順で高かった。


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【書評】『ママだって、人間』妊娠・出産・育児の「おかしい常識」に真っ向から向き合う一冊


毒母ブームの火付け役の一角、田房永子さんの近著『ママだって、人間』(河出書房新社)。著者自身をモデルにした主人公「エイコ(32歳)」の、妊娠中から出産後の生活を描いた漫画だ。

妊娠2ヵ月のエイコがつわりで憔悴しきり体を震わせているところから物語は始まる。かつて高校の女性教師が言っていた「赤ちゃんに会えると思うとつわりは乗り越えられる! それが母性!」という言葉を思い出すエイコ。「自分の赤ちゃん」というものがピンとこないエイコは、週刊誌的な情報を心の支えにしてつわりを乗り切る。エイコにとっては「母性」よりもよっぽど役に立ったのだった ――

Kawade Web Magazine|ママだって、人間 | 田房永子
http://mag.kawade.co.jp/mama/
※第1話のみ、試し読み公開中

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「ハレノヒ育児」 ~子育ての「ハレ」と「ケ」考~

次の2つのエピソードは、共通の特徴から起きている。

  • 妻が育児の苦労をつぶやくと、ときどき育児に参加する夫から不思議だという反応を示される。子どもも自分もこんなに楽しいのに、育児がなんでつらいのかと。

  • 1歳半ばをすぎた息子が祖父母と遊ぶときは、テンション高めで、母である私といるときより楽しそうだ。

上述の夫や祖父母がしているのは、「ハレノヒ(=ハレの日)育児」だ。
始終ニコニコ笑顔で接し、子どもがしたいことをさせ、思う存分甘えさせる育児。それが、「ハレノヒ育児」。

家庭で決めている(おやつやテレビの時間などの)独自ルールが簡単になかったものとなる。面倒をみる側の顔はもちろん、財布のヒモもゆるみやすい。無礼講満載の「祭り」なのだ。

すでに離婚している筆者としては、息子が父親と遊ぶときも、きっと「ハレノヒ育児」になるのだろう。


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「小室ファミリー育児」、子育て世代の年齢層を超え盛り上がる

ここ数日、ツイッターの子育てクラスタ界隈では、「#小室ファミリー育児」というハッシュタグがにわかに盛り上がっている。ここで言う小室とは、あの小室哲哉氏のことだ。

小室哲哉氏といえば、TM NETWORKとしての活動に始まり、数々の楽曲を当時人気絶頂の女性シンガー&アイドルに提供してきたことや、TRF、globeといった1990年代を代表するアーティストの音楽プロデュースを手がけてきた、当代随一の人気ミュージシャンである。つい最近では「FNS歌謡祭」での歌手・華原朋美との久々の共演が大きな話題になったばかりだ。



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平成バンギャルお母さん考 ~今日はどの曲でヘドバンして遊ぼうか?~

既出コラム、『平成サブカルお母さん考』を読んで、筆者は自分の10代を振り返ってみた。

私もメインカルチャー寄りの日々ではなかった。
でも渋谷系というのは一世代上だから通っていないし、また関西在住だったのでサブカルというのは東京周辺での出来事、という勝手な印象で、いまひとつピンと来ない。

ということで、
おもに90年代後半に中高生だった皆さん、サブカルもあるけどビジュアル系にハマってたことはありませんか?いや、現役でハマってるお母さん、バンギャルお母さんはいませんか!
(※バンギャル=ビジュアル系バンドの熱心な女性ファンの総称)

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「子育て楽しい」「子育て大変」で揺れる新米母の葛藤

先月、祖母の初盆の法要で父方の田舎である四国に行ってきた。
乳児連れで真夏に法事、しかも飛行機の旅、というハードルの高さではあったが、祖母が亡くなったのが私の出産の2週間前で、通夜にも葬儀にも出られなかったので、せめて手を合わせたいという私の希望を汲んでもらい、家族3人で行ってきた。

長らく会っていなかった叔母や従姉妹、その子どもたちは私の娘を見て大喜び、特に従姉妹とは子育ての話題で盛り上がった。

法要の後の会食の席で、叔母や従姉妹に「地元を離れて子育てしてて偉いね」「しかも母乳で育ててるなんて偉いね」としきりに言われた。

母乳育児のことは置いておこう。
母乳派ミルク派どっちがどっちという話は野暮でしかない。

地元を離れて子育てしてて偉いねと言われ、偉いねと言っているのだから褒めてくれているのだろうなあと思いつつ、それが偉いのかどうかはピンとこないので若干困惑する。「そんなことないよ」と否定するのも何だか変な気がするし、その場をおかしくするほど空気が読めないわけでもないので、ちょっと笑って「そうかなあ?」と濁してみた。


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平成サブカルお母さん考 ~わかるヤツだけわかればいい~

『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』(渋谷直角 著/扶桑社)、最近話題のこの漫画、ご存知だろうか。

一部店舗限定で、表題どおり“ボサノヴァカバー”された『今夜はブギーバック』(歌:久保ミツロウ・能町みね子・渋谷直角)が付いてくるということで、予約して発売日にヴィレッジヴァンガードに急いだ。



90年代を思春期として過ごした世代で、なおかつ、ピチカート・ファイヴ、カヒミ・カリィ、フリッパーズ・ギターなんて名前を出したらグサグサ刺さるような方であればお勧めしたいのだが、読後数日は立ち直れなくなるかもしれない。

あの、壮大なモラトリアム感が漂っていた90年代の、「ほかとは違う私でいたい」「何者かになりたい私」というハリボテの「売れたい願望」。アレはいったいなんだったのだろうか。

過去を全否定して、「いやー、そんな時期もありましたよね、今は普通のお母さんやってますけど」というのは簡単だが、それはあなたや私の紛れもない青春時代のお話であるので、以下いろいろ、きちんと背負ったまま話を進めて行きたい。

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育児ストレスの解消に必要なのは「自分一人の時間」が8割超

パルシステム生活協同組合連合会は、小学生未満の子どもがいる20歳~49歳の母親1,000名を対象に、「子育てと乳幼児に関する調査」を実施した。

まず、家庭での子育てについて、自分自身や配偶者、その他(自分や配偶者の親や兄弟、ベビーシッターなど)が、それぞれどれくらい行っているかの割合を数値入力できいた質問では、平均すると「自分自身(=母親)」が77.6%で、「配偶者(=父親)」は14.4%、「その他」8.1%という結果になった。

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「主婦の“ムダ”時間は1日9時間」の真相は?

3月6日にYahoo!ニュースで配信された記事が物議をかもしている。そのニュースのタイトルは、「主婦の“ムダ”時間は1日9時間、会社員は…」というもの(※ソースは産経新聞)。

記事は、住宅・不動産関連企業であるハイアス・アンド・カンパニー株式会社が実施した「“ムダ”に関する意識調査」の結果についてのものである。
fuufu
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