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親になったから、見えるものがある。

親子コミュニケーション

「子どもの相手」に定型はあるか? ――体験系イベントにおける「親以外の大人」との関わりからの考察

秋になると、あちこちで地域イベントが開催されるのでよく出かける。とあるイベントで子ども向けのコーナーを大学生が運営していた。クイズ、制作系、実験観察系。そのエリアだけ学園祭のようで、素朴で楽しい。小2の息子もけっこう大喜びだ。

■いろいろなタイプのお兄さん・お姉さんがいる


ここで過ごして面白いのが、その大学生たちの子どもへの接し方、なのだ。
いくつかのバリエーションがある。

・Eテレ的テンションのお姉さん
・お笑いテイストで盛り上げようとするお兄さん
・必要なこと意外は言わないお姉さん
・そもそも人と話すのが苦手そうなもの静かなお姉さん
・実験の仕組みを言語能力発達途上の幼児に向かって淡々と説明するお兄さん

大人的には、Eテレお姉さん系が子どもにはぴったりくると思いがちだし、なんとなく安心して任せられる気になる。あまり物静かなお姉さんだと、沈黙が苦手な私は「何年生ですか?」とか、どうでもいい会話を発生させたくなったり、理系お兄さんの説明が子どもにスルーされているのを見かねて何か質問してあげたくなったり。

でも、ここはせっかく子どもたちとこのお兄さん・お姉さんたちの世界なのだから……と思いとどまる。


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「早くしなさい!」がなぜ子どもに通じないのか? ―― 翻訳の試み

「ねえ おけしょう して いい?」
小2の息子が言う。化粧だろうと料理だろうと、大人が普段やっていることは真似したくなるものだ。

洗面所にこもって数分後、見てーと出てきたその顔は、「お岩さん」。目の外周が広範囲にわたりアイシャドウできらきら青白い。あぁっそれは目の下のエリアにはつけずに、基本的に上部分につけるもので……と、あわてて教える。

「なんだ知らなかったよ、そうなのか!」

別にふざけたつもりではなく、「アイシャドウを目の外周3センチ均等に塗りたくると不自然になる」というカラクリを知らなかっただけ。

子どもが「知っている」ように見えることでも、実際のところ、そのロジックやルールを実はわかっていない……そういうことが、よくある。


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