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親になったから、見えるものがある。

親子関係

【イベントレポート】ワコール「カラダとココロの親子ワークショップ」は“ツボミ娘”と母親の処方箋

日増しにコナマイキになる新小6の長女。しかし、一応お風呂には、ほぼ毎日一緒に入っている。せめてお風呂でコミュニケーションをとらねば、という焦りがあるからだが、自己主張の強い次女(5歳)が、「かまって!」攻勢をかけてくるので、おとなしい長女との会話は遮られがち……。

入浴時、「また背が伸びたね~」と言いながら、ふと気づくと、あら、少し胸が膨らみ始めている。けれど、もちろん(?)そのことには触れない。自分もどうしたかの記憶もないし、膨らんできたといっても、ほんのちょっとだし、ブラをつけ始めるのも中学くらいになってからでもいいだろうし……と考えていた矢先、下着メーカーのワコールが、「カラダとココロの親子ワークショップ」を開催すると知り、参加することになった。

同社は小4~中2の女子とその保護者を対象にした下着教室「ツボミスクール」を2001年から実施している。今回の催しは、その「ツボミスクール」と、心理学者の先生(法政大学文学部心理学科 渡辺弥生教授)によるワークショップという2部構成。

カラダのこともさることながら、「ああ言えばこう言う」生意気盛りで、相性が合わないのかなぁ、とひそかに悩んでいた長女との距離を縮められるかもしれない ――そんな期待を込めて会場に足を運んだ。



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絵本は育児の助っ人 ――親も子も絵本に助けられる

育児とは親子の超密接な時間であり、ときとしてものすごく煮詰まってしまうことがある。子どもが小さければなおさらだ。

魔の○歳児とはよく言ったもので、本当に悪魔に見えることすらある。こんなに愛おしい存在なのに、イラッとしてしまう自分にまた苛立ちが募り、こうなるともう悪循環しか生まない。

そんなとき、第三者の介入で、ことがスムーズに運ぶことがある。
母と子の対立を父親が仲裁するといった家族間のことだけではなく、ときには他人にも助けられる。道ばたで大泣きするわが子に苦戦していたところ、見知らぬおばあちゃんに声をかけられたらスッと立ち上がって笑顔になる、なんてこともある。

そうはいっても、第三者なんてつねにいるわけではない。そこで筆者は、<絵本>にその役割を担ってもらう術を見つけた。


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5~6歳児母の「ほめる:叱る」のバランス、理想は「7:3」も現実は「4:6」

花王メリットでは、5~6歳の子をもつ母親300名を対象に、「忙しいママとお子様とのコミュニケーションの実態」に関する調査を実施、その結果を発表した。

調査では、「ほめる/叱る」の実態について数値化するために、「平日において、お子様を『ほめる』『叱る』の割合は何対何になりますか」という質問を設けたところ、【理想】の割合は「ほめる」の平均値が7.07に対して「叱る」の平均値が2.93、【現実】の割合は「ほめる」の平均値が4.30に対して「叱る」の平均値が5.70という結果になった。叱るよりもほめてあげたいという本音とは裏腹に、思いどおりにいかない現実が明らかになった。


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「ママじゃなきゃダメ」なのか?

行きたいライブが平日に開催されることになった。
毎度のことだが、「その時間、娘の面倒は誰が見る?」という問題に直面する。あと数ヵ月あるからぼちぼち考えよう、まあ何とかなるでしょう!と勢いでチケットを取ったのは今年の初めのことだった。

しかし、公演の日が近づくにつれ不安が押し寄せてきた。

結局まだ誰にも託児をお願いしていない……。

夫はここのところ輪をかけたように仕事が忙しくて終電ギリギリの帰宅、近所に仲良くしているママ友もいない。何度か利用した夜間の一時預かりも、最終のお迎えは20時までだ。



ちょっと厳しいな……、だけどせっかく取ったチケットを無駄にもしたくないし、もう奥の手を使うしかない、と実家の母に連絡することにした。

私用のために関西から来てもらうのは……という躊躇も若干あったが、保活で非常にしんどい思いをしたこともあって、母が「何かあったらもっと頼ってきていいんだよ、遠慮は要らないから」と言ってくれたことに今回ばかりは甘えてみてもいいかな、と考えた。

ダメ元で母にメールをすると「いいよ、何日の何時に行けばいいの?」とふたつ返事でOKが出た。

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「子育て+ゆるく働く」を許容できる社会、そして自分

近々、第一子出産予定だという人とおしゃべりをしていたら、「ああいうことする親にはなりたくないなぁ」という想いが伝わってきた。どうしてそうなっちゃうのか不思議でしょうがない、という様子。

■でも、きっとあなたもやってしまう……


わかる、わかるなぁ、私も「こうなりたくないなぁ」と思っていたことがいくつもあった。

感情にまかせて怒る、頭ごなしの叱責、本人のペースを待たずに手を出す……しかし、これぜんぶ、私は結局やってしまったことばかりなのだ。0~2歳くらいまでは、けっこうゆったり見守る気持ちで過ごせていた気がするけれど、その後、もう、まったく残念なことに「やっちゃったリスト」入り。

だから、出産を控えた彼女に対しても内心思った。多分、今心にある「嫌な態度リスト」は、いずれ、ほぼぜんぶやっちゃうと思うなぁ……と。これは、意地悪な気持ちとかではなく、諦念めいた確信として。


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映画『Mommy/マミー』の母と子の姿にわが親子関係を省みる

2歳になった筆者の娘、日に日に自己主張が激しくなる一方で、まだまだ手がかかる。
ついこの間も牛乳を飲みたがるので、「立ったままだとこぼすから、座って飲もうね」とマグカップを渡した瞬間、ピョンピョンと飛び上がり、案の定洋服やブランケットが牛乳まみれ。

プチンと来てしまい「だから言ったでしょ!!!」と声を荒げてしまった。
娘のビクっとした表情を見て、数秒後には激しく後悔する。ああ、どうしてすぐこうやってカーっとなってしまうんだろう……。夜、寝顔を見ながら「今日もまた怒ってゴメンね、明日からは優しいママになるからね」と誓ったことは数え切れない。

雑誌やメディアがうたうような「キラキラしたママ」像なんてどうでもいいと思っている。
けれども、娘に対してイライラしたりカッとなる自分を省みたときに、いつか雑誌で見た、「ママが笑顔でいることが赤ちゃんのハッピーにつながります」みたいなフレーズが脳裏をよぎる。

うん、いまの私、素敵なママじゃないね。笑顔が足りてないね、と。
そう、どうでもいいと言いつつ、その「キラキラしたママ」や「幸せで満ち足りた子育て」をどこかで意識している自分に気付くのだ。

言っていることはよく分かる。母親の機嫌って家庭内の空気を左右する。
ブスっとしているより、ニコニコしている方が気持ちがいいのは、何もママに限ったことではない。だけど人間なんだから、四六時中ニコニコしてるなんて無理だろう。自然に笑っていられるなら理想的だけど、笑顔を強要されているようで重いなと感じるのだった。


素敵なママって何なんだろうなあ、私は何にとらわれているのだろうと少し気分が落ちていたところで、4月25日公開予定の映画『Mommy/マミー』の試写会を鑑賞する機会に恵まれた。
http://mommy-xdolan.jp/


Photo credit : Shayne Laverdiere / (c) 2014 une filiale de Metafilms inc.
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「誰かに頼む」という選択肢 ――脱・母子間のワンパターン

最近の子どもを意識した病院では、待合コーナーでDVDを流していることが多い。ディズニー系の映画が小さな音でBGMのようにして流れているパターン。これ、助かるといえば助かるのだけれど、困ることがひとつある。診察が終わっても、子どもがなかなか帰ろうとしないのである。「もっと見る!」と動かない。

■手に負えない時、諦めて、どうしたか?


診察が終わった人がくつろいで見る場所じゃないし、長い待ち時間と短い診察が終わってようやく帰れるっていうのに、もう、私の優しさもそれほど多くは残っていない。子どもの側も、楽しいことをした後じゃないから機嫌が悪い。

最初は穏やかにアプローチしても、最後には引きずるように外に連れ出す事態になることもある。

先日も、診察が終わってまた画面の前に座り込んでしまい、なんだかこれは嫌なパターン、帰らなさそうだなぁ。数回声をかけて、その日の苦戦が予測された。先に続くやり取りを想像して、最後に怒る自分の姿まで見えて、気が重くなる。

そして、もう、諦めたのである。
「自分で」説得することを。


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「子どもの相手」に定型はあるか? ――体験系イベントにおける「親以外の大人」との関わりからの考察

秋になると、あちこちで地域イベントが開催されるのでよく出かける。とあるイベントで子ども向けのコーナーを大学生が運営していた。クイズ、制作系、実験観察系。そのエリアだけ学園祭のようで、素朴で楽しい。小2の息子もけっこう大喜びだ。

■いろいろなタイプのお兄さん・お姉さんがいる


ここで過ごして面白いのが、その大学生たちの子どもへの接し方、なのだ。
いくつかのバリエーションがある。

・Eテレ的テンションのお姉さん
・お笑いテイストで盛り上げようとするお兄さん
・必要なこと意外は言わないお姉さん
・そもそも人と話すのが苦手そうなもの静かなお姉さん
・実験の仕組みを言語能力発達途上の幼児に向かって淡々と説明するお兄さん

大人的には、Eテレお姉さん系が子どもにはぴったりくると思いがちだし、なんとなく安心して任せられる気になる。あまり物静かなお姉さんだと、沈黙が苦手な私は「何年生ですか?」とか、どうでもいい会話を発生させたくなったり、理系お兄さんの説明が子どもにスルーされているのを見かねて何か質問してあげたくなったり。

でも、ここはせっかく子どもたちとこのお兄さん・お姉さんたちの世界なのだから……と思いとどまる。


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子どもの幸せを決めるのは誰? ――それは、本人自身が決めること

「子育ての成功は、生まれてきてよかったと本人が思ってくれることかも。」

年上の女友だちがそうつぶやいた。

彼女のお子さんはすでに社会人。お子さんは、小さいときにいじめにあったり大病を患った。そして、経済的に豊かではない思いをさせてきた。
けれども、「毎日が楽しい。生まれてきてよかった」と言ってくれたのだそうだ。

子育ての成功 ――。
「成功」という言葉は大仰なので、子どもがどういう状態でいてくれたら、子育てがうまくいったといえるのだろうかと考えてみた。

筆者には2歳ちょっとの息子がいる。子どもへの願望を、もしただひとつだけ表すとしたら、間違いなく「幸せでいてほしい」と記す。
子どもに「幸せ」と思ってもらえたら、子育てはうまくいったと思えるかな、そう感じた。



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「早くしなさい!」がなぜ子どもに通じないのか? ―― 翻訳の試み

「ねえ おけしょう して いい?」
小2の息子が言う。化粧だろうと料理だろうと、大人が普段やっていることは真似したくなるものだ。

洗面所にこもって数分後、見てーと出てきたその顔は、「お岩さん」。目の外周が広範囲にわたりアイシャドウできらきら青白い。あぁっそれは目の下のエリアにはつけずに、基本的に上部分につけるもので……と、あわてて教える。

「なんだ知らなかったよ、そうなのか!」

別にふざけたつもりではなく、「アイシャドウを目の外周3センチ均等に塗りたくると不自然になる」というカラクリを知らなかっただけ。

子どもが「知っている」ように見えることでも、実際のところ、そのロジックやルールを実はわかっていない……そういうことが、よくある。


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