「ガラスの天井」――。
女性や人種的マイノリティが、組織内でどんなに努力しても、決して破ることのできない、見えない障壁のこと。女性のキャリア形成、昇進を阻む社会的要因として使われることの多い、経済用語である。


英エコノミスト誌が今月8日の国際女性デーに合わせて、この「ガラスの天井ランキング」を発表した(http://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2013/03/daily-chart-3)。サブタイトルは、「先進国の中で、働く女性にとってベストの国はどこか」。つまり、ガラスの天井が存在しにくい=女性が働きやすい順のランキングで、トップは、ニュージーランド。ノルウェー、スウェーデンと北欧諸国が続き、カナダ、オーストラリアがトップ5に入った。

日本は、調査対象26ヵ国中、25位。ワーストは、韓国だった。

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