JAF(日本自動車連盟)の統計によると、昨年7月1日~8月31日の2ヵ月間において、JAFのロードサービスが出動した「キー閉じ込み」の救援のうち、子どもが車内に残されたままであったケースは全国で470件にのぼったことを明らかにした。

そのうち、緊急性が高いと判断し、ドアガラスを割るなどして車内の子どもを救出したケースは24件発生している。そもそも「キー閉じ込み」の原因の多くは、「子どもが誤ってドアロックを操作した」というものであった。

JAFが実施した炎天下における車内温度の検証テストでは、気温35度Cにおいて、駐車した車内の熱中症指数は、窓を閉め切った状態だと、エンジン停止後わずか15分で、人体にとって危険レベルに達することが明らかされている。

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