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ICT教育

【ブックレビュー】2020年度から必修化! 小学校の「プログラミング教育」について知りたいことがわかる本

2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修となりました。いったいどんな授業像なのかまったくイメージがわかない方も多いのではないでしょうか。学校現場も3年後に向けて試行錯誤の準備段階を迎えています。

■必修化って実際どういうことなの?


必修とはいえ新学習指導要領では、プログラミングは教科として定義されてはいません。

新学習指導要領解説では、特定の「プログラミング言語を覚えたり」「技能を習得したり」することではないと明言しています。

重視されているのは、「プログラミング的思考」を育むことや、コンピュータや情報技術によって社会が支えられていることに気づき問題解決をしようとする態度を育むことです。その結果「教科等における学習上の必要性や学習内容と関連付けながら計画的かつ無理なく確実に実施されるものであること」という位置付けになっています。

つまり、従来の教科の中で、プログラミング的な論理的思考力や問題解決能力を育む学びが求められているわけです。

これ、とても捉えにくく実現しづらいようでいて、逆に考えれば自由度が高く豊かな発想で面白い授業に結びつけることができる可能性も感じています。

■授業モデルの見える本が登場!


そんな中、プログラミングで学ぶ新しい授業のモデルが示された本『小学校の「プログラミング授業」実況中継 2020年から必修のプログラミング教育はこうなる』(技術評論社)が登場しました。


この本は、BSフジで今年1月に放映された『beプログラミング2 ~2020年大予測! 小学校の授業はこうなる!?~』という番組をもとに作られ、小学生を対象に各教科ごとに実験的に行われた授業の内容を実況中継するという形を取っています。

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家庭でできるメディア・リテラシー教育 ~「どこで知ったの?」を毎日の会話に

自称「ヘルスケア情報のキュレーションメディア」WELQの問題で、記事の信頼性が話題に上っています。

元記事の書き手に対する敬意の欠片もなく文章の切り張りをする態度はもちろん批判されるべきですが、今回、一番おさえておきたいのは、WELQは、「誰かに何かを伝えよう」というポリシーで作られたウェブメディアではなく、「やたらと検索の上位に引っかかる」ことだけを目的にして作られた広告収入のための仕組みサイトだったということです。

【参考】
記事という体裁の「Googleのため」に書かれた文字列 ~WELQ問題から学べること
http://ict-toolbox.com/report/2016/12/1339/

インターネットの性質上、出回る情報がすべてクリーンになるということはありません。今の子どもたちに必要なメディア・リテラシーのひとつは、大量な情報の中から有益な情報を選別し、信ぴょう性が低い情報を無視できる目を持つことです。とはいえ、何から始めたらよいのでしょうか?


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読み書きできる前からプログラミングが学べる英国発の木製知育玩具『キュベット』

文字の読み書きができる前の子どもが、手を使った遊びを通じてプログラミングを知るきっかけにつながる、英国発の知育玩具『キュベット(Cubetto)』の発売が開始された。


キュベットは、愛らしい木製のロボットをはじめ、プログラミング用の木製ボード、カラフルなプログラミング用ブロック、ワールドマップ、日本語のストーリーブックがセットになっている。コンピュータ画面を使うことなく、コーディングの基礎(=目的達成のために問題を読み解き、物事を順序立てて論理的に考える力)を身につけていくことができる。
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子ども向けのプログラミング言語って?

先日NHKの朝のニュースで、小学生に人気の新たな習い事として「プログラミング教室」が取り上げられ、夢中で取り組む子どもたちの様子が紹介されました。小学生向け夏休みイベントのチラシ類を見ていても、「プログラミング体験」系がずいぶん目立つようになってきた実感があります。

でも、そもそも「子どもがプログラミング」って一体何をやるのでしょうか。実際には、本気度の高い高学年向けの教室「以外」では、普通に開発に使われているプログラミング言語のいずれかを初歩から学んでいる、というわけでは「ありません」。

■「プログラミング思考」に触れる


低学年もターゲットにしたプログラミング体験教室のようなものでは、MITメディアラボが開発したので有名な「Scratch(スクラッチ)」、そのスクラッチを参考にして日本の文部科学省が作った「プログラミン」などを利用しているところが多く見られます。

Scratch(スクラッチ)
プログラミン

スクラッチは、子ども向けを意識して作られたプログラミング言語ですが、パソコンに向かってキーボードで文字列をカタカタとタイプするようなことはしません。

たくさんの「命令のブロック」が用意されていて、そこから好きなものを選んでブロック同士を連結させ、指示を作っていきます。命令ブロックの内容は「10歩動かす」のように通常の言葉で表現されていて日本語化もされています。

画面上に配置した絵を、シンプルな命令の組み合わせで動かすだけでなく、「◯◯したら△△する」という条件をはさんだり、繰り返しパターンを作ったり、発展させてゲームなどを作ることもできます。

▼スクラッチの操作画面


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