子どもの頃、抜けた乳歯を窓から上に投げると屋根に当たってカラカラと音がした。どこに落ちたか家の周りを探しても、意外と見つからない。

下の歯が抜けたら上へ投げ、上の歯が抜けたら床下に投げる。日本ではそんな習慣が一般的だ。私の幼少時、すでに一軒家は縁の下にアクセスできる作りではなく、その辺はアレンジされ、上の歯は2階の窓から庭に向けて投げていた。

住宅事情が習慣を変える


今はマンションに住んでいるのでさらに困る。子どもの小さい歯とはいえ、マンションの窓から物を投げるわけにもいかない。

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